私の敬愛する藤原正彦氏(お茶の水女子大名誉教授)が、新聞週間に際して久々に文章を出しています。
『若者が情報を得ているインターネットには無限の情報があるが、99.99%はそのままでは何の役にも立たない情報だ。常に情報の洪水の中で溺れかけており、大量のジャンクの中からどの情報を選択するかが非常に重要になってくる。正しく選択してこそ、情報は生きる。
この正しい選択の手伝いをするのが、新聞だ。新聞は世界に無限にある情報の中から、何が本質なものかを示し、正しい方向付けをしてくれる。この過程を経ることで、正しい知識として読者が摂取できるものになる。
新聞で身につけた知識を読書によって組織化して、教養まで高める。この段階を踏むことで、初めて大局観が生まれる。そして大局観がなければ、適切な選択ができない。
コロナ禍で、テレビでは恐怖を煽る番組も散見される。だが、新聞は冷静な統計を示し、理性的思考を促すメディアだ。』
ジャンクとは、「非常に安価だが、正式な保証を受けることができないもの」という意味に解釈したいと思います。インターネットからの情報は、玉石混交どころか、大半は石であり、場合によればフェイクです。
インターネットから情報を正しい知識に抽出するに「新聞」が役に立ち、抽出した正しい知識を読書によって教養にまで高め、さらに大局観を育てる。さすが、藤原正彦氏の導きは、素晴らしいと感じます。
若者よ、新聞を定期購読し、毎日新聞を読む習慣をつけてほしいと願います。
『若者が情報を得ているインターネットには無限の情報があるが、99.99%はそのままでは何の役にも立たない情報だ。常に情報の洪水の中で溺れかけており、大量のジャンクの中からどの情報を選択するかが非常に重要になってくる。正しく選択してこそ、情報は生きる。
この正しい選択の手伝いをするのが、新聞だ。新聞は世界に無限にある情報の中から、何が本質なものかを示し、正しい方向付けをしてくれる。この過程を経ることで、正しい知識として読者が摂取できるものになる。
新聞で身につけた知識を読書によって組織化して、教養まで高める。この段階を踏むことで、初めて大局観が生まれる。そして大局観がなければ、適切な選択ができない。
コロナ禍で、テレビでは恐怖を煽る番組も散見される。だが、新聞は冷静な統計を示し、理性的思考を促すメディアだ。』
ジャンクとは、「非常に安価だが、正式な保証を受けることができないもの」という意味に解釈したいと思います。インターネットからの情報は、玉石混交どころか、大半は石であり、場合によればフェイクです。
インターネットから情報を正しい知識に抽出するに「新聞」が役に立ち、抽出した正しい知識を読書によって教養にまで高め、さらに大局観を育てる。さすが、藤原正彦氏の導きは、素晴らしいと感じます。
若者よ、新聞を定期購読し、毎日新聞を読む習慣をつけてほしいと願います。