岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

考え方の生活習慣病

2021-03-28 09:18:25 | 感動した書籍
生活習慣病とは、体の病気のことを指しますが、脳の機能である「考え方」にも発生すると感じます。

加齢に伴い考えか方の柔軟性が失われ、「この場合の解決はこのパターンで」と単純化した発想で処理してしまいます。過去を引きずります。

常に成功すれば良いのですが、失敗する場合も多々発生します。その歳の対応で、次も成功するか失敗するかが決まります。失敗の正しい分析と正しい解決策が必須です。

自らの分析能力には限界がありますので、似たようなパターンを探し、参考にします。

参考にするのは、過去の例であったり、権威者の意見であったりしますので、文献や現代風にはパソコンや助言です。大きく括って、歴史としましょう。

この歴史の取り扱いにも、諸説あるとは人生に味がある所以です。

・歴史は繰り返す

・賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ(ビスマスク)

・われわれが歴史から学ぶべきなのは、人々は歴史から学ばないことだ(著明投資家 ウオーレン・バレット)

・過去からではなく、未来から学べ(イスラエル元首相 シモン・ペレス){We learn from the future, not from the past.)

私は誤った過去を引きずり、何か破綻して初めて、泥縄式に対応策を考えることをしがちです。試行錯誤の連続であることは、淋しい限りです。

We learn from the future, not from the past.
未来に必要なことを想定して、現在それをどうすればいいのかを考え準備して実行することです。それが若さを保ち、考え方の生活習慣病にならないために秘訣であろうと思います。

 広島ブログ

コメント
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