岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

お盆に相応し「お釈迦様」の教え

2021-08-13 12:22:45 | 感動した書籍
ひろちさや氏の「のんびり、ゆったり、ほどほどに」という、仏教を分かりやすい紹介した本より。

人生は苦である。すべて苦だ。仏教はそう教えます。

漢訳仏典で「苦」と訳されている言葉のサスクリット語の「ドウフカ」は、「思うがままにならない」といった意味です。

その思うがままにならないことを思うがままにしようとします。思うがままにならないことを思うがままにしようとするから、「苦」となります。

金持ちになりたい。勝者になりたい。幸福になりたいと思う。そう思うと私たちは苦しまなければなくなります。だから、一切皆苦なんです。

仏教は智慧を教えます。「少欲知足」です。私達の欲望を少なくして、足るを知る心を持ちなさいというものです。

仏教が教えるのは、「生活力」ではなく「人生力」です。

「人生力」とは、「のんびり、ゆったり、ほどほどに」生きれるようになることです。金持ちではありませんが、ほどほどにお金があり、家族で笑顔で暮らせる人生です。

過去を追うな。
未来を願うな。
過去はすでに捨てられた。
ただ今日なすこと熱心にせよ。
「釈迦先尊 『マッジマ・ニカーナ』 131」

我々にとって大事なのは、いま現在の幸福です。

何となく、人生の達人か高僧のご住職から有り難い説法を拝聴した気分です。
有り難や、有り難や。

 広島ブログ
 
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