和泉の日記。

気が向いたときに、ちょっとだけ。

ヤマ場、めんどくさい。

2010-05-10 16:44:05 | いつもの日記。
小説や、それに順ずる形を取ったゲームの話なんですが。
特にコメディ要素の強い、だけどメインはシリアス気味な話って、当然後半に大きな
ヤマ場がありますよね。
あれが、めんどくさくて仕方ない。
いや、分かってるんです。
それが作品の中核だったり、語らずにはいられない重要な話だったりするわけで、
そこを否定しては作品が成り立たなくなる、ということくらい。
分かってはいるんですけど、めんどくさい。

っていうかね、ヤマ場だからといって一旦感情をオトす技法、どうにかなりませんかね。
感動のために、一回落として持ち上げるのは基本的なことなんですけど。
いちいちオトさなくて良いですから。
そういうの、おせっかいですから。
感動の押し売りとか、ヤメてもらえませんか。みたいな。

まぁ、そこまで言うとちょっと極端なんですけどね。
ハッピーエンドが見えてて、そこに到達するまでに無理矢理のように仕組まれた「試練」
がどうしても納得いかないんですよ。
前半部分がコメディだと、なおさら。
えー、お前、こないだまで楽しくやってたじゃん!?
なんで急に鬱になってんの!?
っていう、ついて行けない感。
そこに疑問があるわけです。

翻って自分の作品を思い出してみるに、そういう技法って使ったことない気がします。
いや、オトすのはしょっちゅうやりますよ?
でも、僕の場合、基本オトしっぱなしですから。
その後事態が好転してハッピーエンド!とはなりませんから。
・・・余計ダメな気もするけど、僕の好みとしてはこっちなんです。

そんなわけで、小説の2/3くらい読み終わったところで主人公とかその周りが不幸になると
そこで読む気をなくしてしまいます。
ちょっと中断して、結局最後まで読んでしまいはするんですが。
なので、そういうオトさないシリアスものないしは全編コメディみたいなのが好きです。
バカテスとかたまらねえ。
あとは、主人公がうじうじしなきゃだいぶ読めるかな。
不幸な出来事も全部織り込み済み!
俺に死角はないぜフハハハ!
みたいなの。憧れる。
そういう話はあんまり見たことがないな。
コメント
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