年が改まって、もう月半ばに
真冬らしからぬ気温の高い日が続いている。
雪の無い白川郷のライトアップは30年余り
ぶりだとか。各地のスキー場も頭を抱えているだろう。
若かりし頃、新聞で各地スキー場の積雪量をチェック
していた頃が想いだされる。
いま吾は、大した夢も希望も無く、持ち様ない齢、環境にある。
変化の無い日々の中でも、記憶の世界に身を置けば
鳥の声、虫の音木々のざわめきと、過ぎた日に遊ぶ事が出来る。
静かにそっと消え去ることが出来ればと、それが唯一
控えめな希望である。その時まで平凡な日を積み重ねてゆく。
合掌