せっかく前回はアートなジャッキーをご紹介できたと思ったが、
やっぱり、今回はボクシング。あきないで。
そのシャープな無駄の無い動き、ステップワーク、
人間の動きの中では、トップクラスに美しいと思う。
また、昼からジムへ行った。
少ないと思ったが、けっこう人がいて、びっくりした。
平日の昼やん。なんでなん?
とにかく練習を始めて、メニューをこなしている途中、
私より年配風の人がマスボクシングをしていた。
相手の人にボンボン当てては謝っている。
そんなんあかんのんちゃうん。
相手してる人の方が断然うまそうなので、
我慢してもらっていただけだ。
こんな人とマス当たったら、私はどないしょうと、
ちょっと不安になった。
私は私で、別の人とマスを2ラウンド終え、フラフラになり、
シャドーをしていると、トレーナーからフックの打ちかたの
アドバイスをもらった。
的を得たすばらしいアドバイスで、ジャッキーますます強くなった。
今日も来て良かったな。一つ進歩したな、ということがある。
私は合気道や、ボクシングなど、教えを受けているが、
あまりにもしんどいので、サボる事もある。お子ちゃまになる。
ただ何とか行けば、そのたびに一つ以上学べることがある。
いやでも行けば、何か習得できる。そのために行くんだ!
ジャッキー!カッコいいー、やる~。
またもや、終わったからには、この世は天国。
私のパラダイス京橋へ一直線。(青森の奉行をいつか連れて行きたい。)
至福の時。Life is beautiful.
足元には、何故かとなりの店の飼い犬”パチ”(中型の雑種)がいる。
京橋の立ち飲み屋街の真ん中で、繋がれてもいない。
私の京橋での友だ。
このパチ、信じられないぐらいかしこい。
以前にホルモンをあげた時から、お互い友情が芽生えた。
パチはそういう客をずうっと覚えている。
信じられないが、前足で、私の足をつつく。
何かくれと。これは本当の話。
客の中でも、何かくれる人だけに寄っていく。
ただ、犬にあげるために何かを注文すると、
マスターはあまりいい気はしない。料理人としては当たり前だ。
(私はマスターに見つからないようにこっそりあげていた。パチとの友情のために。)
せっかく作ったものが犬用だなんて、そりゃ失礼だと思う。
私は気をつかっている。
パチとマスターに嫌われないように。