こんばんは♪
今日は3月3日、ひなまつり。
女の子の日、桃の節句ですね
我が家にはもはや女の子と呼べる女の子は…いないなぁ(笑)
最大限頑張って、私ということにしておきますが。。。
結局特別には何もせず流れていってしまっていることが常な、ここ数年の3月3日です。
たぶん実家でもわざわざお雛様は…飾ってないと思いますね、今年も。
それでも中学、高校に入ったころくらいまでは、
しっかりすべての段構えのお雛様を、家族そろって出して飾って写真を撮って、
というようなことをしていたので、そういう意味ではかなりきちんとやってもらっていたほうではないかと思っています。
毎年一年ぶりに出会うお雛様、
一体一体の顔を見ながら、飾り物を持たせたり、並べたり。
そして終わればまた、軽く掃除をして、お顔を覆い、また来年、と心で呼びかけながら箱へ…
何気なく、大人のやることを見ながら、手伝いのような感じでやっていたけれど、
今思い返せば、なかなか素敵な習慣というか、
独特の、いにしえの美しさを醸すような、
現代では珍しくなってしまった、ゆっくりとした時間の流れのある習慣、動作だったなぁ、なんて思います。
「いにしえ」と言いましたが、雛祭りの由来って知ってます??
なんとなく、な感じで、私もあまり詳しいことはわからなかったので、
せっかくだと思い、ちょっと調べてみたのですが、
イメージするより意外に新しい習俗のようで、
最初に記録があらわれるのが、江戸時代初頭(1630年ころだそうです)の宮廷や幕府でのもの。
その後30年、40年くらいたって、雛祭りの形ができてきたんだそうです。
はじめは人形も立っているものがほとんどで、非常に素朴なもの。
徐々に工芸品、美術品的に発展しながら華美になって、地域的にも広がり、
明治以降の商店による雛人形の売り出しによって、本格的に一般化、現在へ…
ということなのだそうです。
流し雛とか、その他の古典的、地域的なものに関してはまた異なった文脈があるようですが、
一般的な雛人形に関する雛祭りに関しては、そんなところ。
なんだかバレンタインデーとかみたいというか(^_^;)
結構うまく商売に乗せられているところも大きいのね
…というところが意外な発見でした。
それでも、女の子をもつ家庭の子供にかける愛情、想い、健やかな成長を願う親心、
また地域全体での子供への愛、
そういうものがあってこそ成立し、引き継がれてきたには違いないわけで。
繰り返されてきたそのなかには、やっぱりあたたかさと美しさを感じます☆
そうそう、雛人形にかかわるおもしろい話としてもうひとつ。
お内裏様とお雛様の位置関係、どちらがどちらに飾ります??
なんとなくお内裏様が向かって左にいるものが多いような気がするけれど…
たまに違うものも見かけませんか??
なので、どっちがどっちだっけ…どれが正しいのかな??
と、毎年飾る時にも迷ったり、疑問に思ったりしつつ、だったのですが、
あれにはちゃんと意味があるんだそうで。
なんでも、お内裏様を向かって右に置くのが「古式」、
逆に、向かって左に置くのが「現代式」なのだとか。
なぜそこで逆になったのかというと、
中国の唐の伝統では、向かって右に当たる左側がくらいの高い人の立ち位置。
なので、古式ではお内裏様が向かって右の左、と。
でも、西洋では逆で、向かって左の右側男性、右側に地位の高い人、が主流。
先に見たように、明治以降が一般化の時期ですから、やはり西洋式の影響を受けたものが大半になっていった、ということのようで。
それが定着、現在の大半になっているんだそうです。
立ち位置にも歴史と意味、世界との関係があらわれている、というところがちょっと興味深いですよね☆
なんとなくそういうことを思いながら見ると、雛人形もまた違ったふうに見える気がします。
それにしても人形というもの自体、とても不思議なものだと思います。
ものだけどものじゃない。
“人のかた(形)”をしているがゆえ。。。
生を模倣しながら、魂無く、完全に死んだ身体のような状態でもあり。
人であって人でない、モノであってモノでない、
なんとも境界的な存在で、それゆえに不思議な力や意味をもたせてきたのかな、
こうして愛でもしてきたのかな、なんて思います。
人形だけでよくしゃべりますね(笑)
無駄話も多くなってきたので、そろそろ終わりにします。
昨日のどヤ!のおわりでは、剛君は雛人形にいたずらしてたそうですが…
おねえちゃんの雛人形の飾りとか、変なとこに刺したりとかして遊んで、怒られてたのかなぁ(*^艸^)
なんとも微笑ましいエピソードで、そそくさと終わっていましたが、
聞いていて思わず笑みがこぼれちゃいました
それぞれのひなまつりの思い出、今年もたくさんの家庭で、それぞれの色で、刻まれていることを願います。
今日のレシピです
・サーモン缶のカラフルオーブン焼き …①
・糸こんにゃくとレンコンのラーメンサラダ風 黒胡麻和え …②
①の作り方
1 鮭の中骨水煮缶を使用。缶汁は多ければ少し取り除く
2 スライスした玉ねぎを耐熱皿に並べ、ごく軽く塩胡椒をする
3 1を2の上にのせる。缶汁もかける
4 ブロッコリーを細かめに刻み、周りを中心にちらす
5 チェダーチーズ風味のクラッカーを粗く砕いたものをサーモンの上にちらす
6 小さく切ったバターをのせて、オーブンで焼く
7 クラッカーがカリカリと焼きあがれば出来上がり
②の作り方
1 糸こんにゃくは食べやすい長さに切って、ゆでる
2 レンコンはころころとした厚めの小さなイチョウ切りにし、さっとゆでる
3 1,2をフライパンで炒る
4 練りゴマとごま油、中華スープのもと、酢少々、刻んだ鷹の爪で3を炒める
5 火を止めてナンプラーを加え、全体の味をみて薄ければ塩を足す
6 レタスをしいた器に盛り、胡瓜のスライスを添える
こちらクリックで応援いただけると嬉しいです
それでは♪
今日は3月3日、ひなまつり。
女の子の日、桃の節句ですね
我が家にはもはや女の子と呼べる女の子は…いないなぁ(笑)
最大限頑張って、私ということにしておきますが。。。
結局特別には何もせず流れていってしまっていることが常な、ここ数年の3月3日です。
たぶん実家でもわざわざお雛様は…飾ってないと思いますね、今年も。
それでも中学、高校に入ったころくらいまでは、
しっかりすべての段構えのお雛様を、家族そろって出して飾って写真を撮って、
というようなことをしていたので、そういう意味ではかなりきちんとやってもらっていたほうではないかと思っています。
毎年一年ぶりに出会うお雛様、
一体一体の顔を見ながら、飾り物を持たせたり、並べたり。
そして終わればまた、軽く掃除をして、お顔を覆い、また来年、と心で呼びかけながら箱へ…
何気なく、大人のやることを見ながら、手伝いのような感じでやっていたけれど、
今思い返せば、なかなか素敵な習慣というか、
独特の、いにしえの美しさを醸すような、
現代では珍しくなってしまった、ゆっくりとした時間の流れのある習慣、動作だったなぁ、なんて思います。
「いにしえ」と言いましたが、雛祭りの由来って知ってます??
なんとなく、な感じで、私もあまり詳しいことはわからなかったので、
せっかくだと思い、ちょっと調べてみたのですが、
イメージするより意外に新しい習俗のようで、
最初に記録があらわれるのが、江戸時代初頭(1630年ころだそうです)の宮廷や幕府でのもの。
その後30年、40年くらいたって、雛祭りの形ができてきたんだそうです。
はじめは人形も立っているものがほとんどで、非常に素朴なもの。
徐々に工芸品、美術品的に発展しながら華美になって、地域的にも広がり、
明治以降の商店による雛人形の売り出しによって、本格的に一般化、現在へ…
ということなのだそうです。
流し雛とか、その他の古典的、地域的なものに関してはまた異なった文脈があるようですが、
一般的な雛人形に関する雛祭りに関しては、そんなところ。
なんだかバレンタインデーとかみたいというか(^_^;)
結構うまく商売に乗せられているところも大きいのね
…というところが意外な発見でした。
それでも、女の子をもつ家庭の子供にかける愛情、想い、健やかな成長を願う親心、
また地域全体での子供への愛、
そういうものがあってこそ成立し、引き継がれてきたには違いないわけで。
繰り返されてきたそのなかには、やっぱりあたたかさと美しさを感じます☆
そうそう、雛人形にかかわるおもしろい話としてもうひとつ。
お内裏様とお雛様の位置関係、どちらがどちらに飾ります??
なんとなくお内裏様が向かって左にいるものが多いような気がするけれど…
たまに違うものも見かけませんか??
なので、どっちがどっちだっけ…どれが正しいのかな??
と、毎年飾る時にも迷ったり、疑問に思ったりしつつ、だったのですが、
あれにはちゃんと意味があるんだそうで。
なんでも、お内裏様を向かって右に置くのが「古式」、
逆に、向かって左に置くのが「現代式」なのだとか。
なぜそこで逆になったのかというと、
中国の唐の伝統では、向かって右に当たる左側がくらいの高い人の立ち位置。
なので、古式ではお内裏様が向かって右の左、と。
でも、西洋では逆で、向かって左の右側男性、右側に地位の高い人、が主流。
先に見たように、明治以降が一般化の時期ですから、やはり西洋式の影響を受けたものが大半になっていった、ということのようで。
それが定着、現在の大半になっているんだそうです。
立ち位置にも歴史と意味、世界との関係があらわれている、というところがちょっと興味深いですよね☆
なんとなくそういうことを思いながら見ると、雛人形もまた違ったふうに見える気がします。
それにしても人形というもの自体、とても不思議なものだと思います。
ものだけどものじゃない。
“人のかた(形)”をしているがゆえ。。。
生を模倣しながら、魂無く、完全に死んだ身体のような状態でもあり。
人であって人でない、モノであってモノでない、
なんとも境界的な存在で、それゆえに不思議な力や意味をもたせてきたのかな、
こうして愛でもしてきたのかな、なんて思います。
人形だけでよくしゃべりますね(笑)
無駄話も多くなってきたので、そろそろ終わりにします。
昨日のどヤ!のおわりでは、剛君は雛人形にいたずらしてたそうですが…
おねえちゃんの雛人形の飾りとか、変なとこに刺したりとかして遊んで、怒られてたのかなぁ(*^艸^)
なんとも微笑ましいエピソードで、そそくさと終わっていましたが、
聞いていて思わず笑みがこぼれちゃいました
それぞれのひなまつりの思い出、今年もたくさんの家庭で、それぞれの色で、刻まれていることを願います。
今日のレシピです
・サーモン缶のカラフルオーブン焼き …①
・糸こんにゃくとレンコンのラーメンサラダ風 黒胡麻和え …②
①の作り方
1 鮭の中骨水煮缶を使用。缶汁は多ければ少し取り除く
2 スライスした玉ねぎを耐熱皿に並べ、ごく軽く塩胡椒をする
3 1を2の上にのせる。缶汁もかける
4 ブロッコリーを細かめに刻み、周りを中心にちらす
5 チェダーチーズ風味のクラッカーを粗く砕いたものをサーモンの上にちらす
6 小さく切ったバターをのせて、オーブンで焼く
7 クラッカーがカリカリと焼きあがれば出来上がり
②の作り方
1 糸こんにゃくは食べやすい長さに切って、ゆでる
2 レンコンはころころとした厚めの小さなイチョウ切りにし、さっとゆでる
3 1,2をフライパンで炒る
4 練りゴマとごま油、中華スープのもと、酢少々、刻んだ鷹の爪で3を炒める
5 火を止めてナンプラーを加え、全体の味をみて薄ければ塩を足す
6 レタスをしいた器に盛り、胡瓜のスライスを添える
こちらクリックで応援いただけると嬉しいです
それでは♪