cogito ergo sum

日々の雑感・料理レシピ・KinKi Kidsに関することなど…
好きなものを気ままに綴るMy Style♪

McQ。*ほっけのオイスターソース漬焼きスパイシーポテト添え*

2010-03-09 | Weblog
こんばんは。
今日も一日寒い一日でした~。
雪もちらほらしていたとか。
かなりの吹雪、積雪がみられた地域もあったようですね。
このところのあたたかさに花開いた、早めの春の便りにも雪氷…
花寒というかなんというか、、、。
ま、それはそれで風流ではあるのですが、なんともこれほどに差のある天候を繰り返さなくても…と思ってしまいます。
交通が乱れている地域とか、雪になれない都心とかは、これから夜にかけても注意が必要ですよね。
外に出られる方はお気を付けくださいませっ<(_ _)>

この寒さが過ぎれば本当の春、
いよいよの春本番、
やってきますかねぇ。。。
そろそろ…そう信じたいものです(^_^ゞ

さて。
今日は3月9日ということで、卒業ソングとしてすっかり定着した、レミオロメンの「3月9日」その日ということもあり。
卒うた的な特集その他をよく見かけた一日でしたが、自分の学生時代は…
いまいち思いだせない部分もあるのですが(笑)
ミスチルさんの「終わりなき旅」とか。
歌いましたね♪
好きな歌だし、実際の卒業の思い出とともに、印象に強く残っています。

そんな今日ですが、こちらは“卒業”とはいかなかった、
おそらく永遠にそれはない、
問いかけ続けられながら、
しかし、大きな渦のなかに飲み込まれるかのような感のある、話。

もう一か月近く経つことになりますが、先日の2月11日、衝撃の死が伝えられたLee Alexander McQUEENという人物をご存知でしょうか。
新聞のとりあげも意外に小さくて、「??」な方も多いかと思いますが…
個人的にはその小さな記事を見つけて、そのあまりにも突然の死に大きな驚きとショックをおぼえました。
ごく簡単に紹介すれば、イギリスの男性新進ファッションデザイナーとして著名な人物で、その劇的かつ衝撃的、社会に強くメッセージを、問いを投げかけるような手法で知られ、
問題児といえば問題児、
しかしその確かな力には定評のあった方でした。
リーズナブルラインの若者向けのブランドなんかも立ち上げていて、少しそちらでの人気もあったので、その部分で名前を聞いたという方も多いかも。
レディガガとか、リアーナとかもよく身につけていました。
なぜその話を今日するかといいますと。
今日、彼の遺作となった最新作が公開されることになっていて。
なんとか見ておきたいと思っていたんですね。
で、さがしてみると…
HPのほうで、これまでのARCHIVEをふくめ、かなり充実した、ひとつの作品として、その世界を見ることができるようになっていました☆
公式HPは英語ですが、分かりにくい言葉での説明などはありませんので、ぜひ興味のある方は行って体験してみてもらいたい、
何か感じてもらえればと思い、紹介させていただきます

“アレキサンダー マックイーン”の検索で簡単に引っ掛かると思いますので、ぜひ。

彼のデザイン、彼のランウェイは、いわゆるファッションの域にとどまらず、まさに現代芸術との境目のない世界、
全体としてそのひとつの世界を描き出し、それを通じて社会に強く訴えかける、問いかける
すべてがそうしたものであったように思います。
環境やごみの問題にもいち早く注目していましたし、
機械文明、科学一辺倒の世界に対しても一石を投じようとしていた…。
でもなにより、身体性にも強い関心を見せ、痩せすぎたモデル、行き過ぎた痩せの美を展開するファッション界に対抗して、非常に太った体型のモデルを用いて表現を行ったり、
あるいは義足など障害を抱えたモデルを通じて人間の美とは何か、本当の美とは…
私たちが社会に、環境的な要素に、ある意味で“美”と思い込まされているもの…
それは本当に美なのか?
それは当たり前、普遍、真実ではないのではないか?
美とはどこにあるのか?そもそも確固としてあるようなものなのか?
醜悪とされるなかにもある美、
まさに生命の美、人間を強く見つめた美を問い続けていた、
私は彼にそんなものを感じています。

奇抜といわれても、その品における仕事の緻密さ、
精密で正確な、この点では非常に伝統と基礎を大事に、忠実に立脚していた部分での評価も高いこともまた、
たんなる問題児ではなかったということを物語っていることだと思います。

ただでさえ苦境を強いられるファッション界、
経済的な大きな波、
商業ベースとの葛藤、
問いかけを投げても投げても考えない社会の空気…
あらゆることが重くのしかかっている現在の世界だけれど、だからこそ彼は闘い続けてくれる、そしてその闘いを見続けたい、
そう思える、信じられる、
私にとってはそうした位置にある人だったので、やはりまだ、突然の死は悔やまれてなりません。
死の真相に関して深く掘り下げることはしたくありませんが、この闘いの記録、
彼が投げたすべてが、どこかでメッセージとしてひっかかってほしい、
そうである限り、彼の世界は世界として生き続け、示唆もくれる、
そう思っています。

ブランドは残ることが決まったそうですが、それが功を奏するか、それが遺志と見合う形となりうるか…
それは彼が一番認識していたことなのかも、とも思われ。。。
ちょっと微妙な心持も残しつつ、見守っています。

今日目にした新作、その苦悩の表れるビデオ、
それはまた私のなかに強烈な印象となって残りました。
この問いからの卒業は…もちろんやはりないでしょうね。
でも問うことすらなくなった時こそ終わり。
その意味では新しい始まりとしての卒業、その時を目指すことはできるのかもしれません。


今日のレシピです

・ホッケのオイスターソース漬焼き スパイシーポテト添え …①
・Wトマトと白菜のバターカレー風味スープ …②
・キノコのサラダ 生ベーコンクリームドレッシング …③

①の作り方
1 ホッケはオイスターソースを塗りつけ、漬けるようにしばらく味をなじませておく
2 焦げやすいので火加減に注意して、1を焼く
3 両面焼きあがり、香ばしく焼けたら取り出す
4 盛り付けて、市販のピリ辛ポテト(今回はカラムーチョ使用)を添える

②の作り方
1 ドライトマトを軽く戻して刻む
2 生トマトも粗く刻む。白菜は適宜カットする
3 生姜とにんにく、2を炒める
4 1とコンソメスープを加えて煮る
5 カレーパウダーを加えて軽く煮たら火を止め、器に盛る
6 バター少々を落として風味づけをし、出来上がり

③の作り方
1 玉ねぎは薄切りに、マイタケは適宜さばく。黄パプリカは細かく切る
2 1のパプリカ以外をオリーブオイルで炒める
3 バジルを加え、さらに、黄パプリカも加え炒めあわせる
4 軽く塩胡椒をしたら火を止める
5 レタスをちぎって盛り、その上に荒熱を取った4を盛る
6 生ベーコンを牛乳で煮出す
7 6に水溶きのコーンスターチとマヨネーズを加え、よく煮溶かしながらとろみのついたドレッシングソースにする
8 食べる直前に冷ました7のドレッシングソースをかける


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それでは