こんばんは♪
今日はずいぶんと暑かったようで…
一日、家にこもっていた私は、なんとなく暖かいなぁ、寒くなくていいなぁ、
くらいにしか感じていなかったのですが、どうやら外はまるで夏?!
と思うような暖かさだったらしく…(^_^;)
実際に気温が夏日となった地域も近隣にあったみたいで、夕方のニュースで初めて知ってびっくり
まったく本当に変な天気つづきです。
これでこんばんは各地、霜に注意、、、なんて言っているんですから、ほんと、季節はいつ??とたずねたくなるくらいで。
気圧配置に風にフェーン現象に…とさまざまな要素が重なった上でのこの天候だったらしいですが、
それにしてもやっぱり異常気象、地球の異変を疑ってしまいます。
ここのところ地震も、大きいものから小さなものまで、なんだか立て続けですし…。
恐れるばかりでははじまりませんが、やはり心配に思います。
そんな環境問題とも関連して、ひとつ。
ここ最近の熱い話題といえば、クロマグロの漁獲。
クロマグロがワシントン条約の保護下に入り、大西洋での捕獲ができなくなるかも、
という世界の論調で議論が繰り広げられていますね。
鯨の問題に引き続き、日本の漁獲に関する問題が、ここ最近続いているという印象でもあります。
シーシェパードの活動に関しては、明らかにいきすぎた過激化が指摘される、
環境問題いかんではなく、過激政治活動化していて、その核となる理念はもはや環境の部分には、実際のところない、という状態なので、問題としては別問題、
ここにおける議論でも、国際的に注目される、とりあげられることはやはりないようなので、ひとまず置いておきますが、
このクロマグロの問題は、う~ん、、、
日本の主張、これまで同様の漁獲の継続、というのは形勢的にみて、かなり苦しくなっている感があります。
仮にこの漁獲禁止の決定がなされたとして、これは大西洋でのクロマグロの捕獲の禁止なので、
そのほか養殖等は残されるわけで、実際に完全に日本の食卓から消えてしまうわけではない、
現在の量の割合からいって、半分程度になる、というところのようですが、
それでも半分となればさらに稀少性は上がるわけで、養殖モノの値段がさらに高騰するのは必至、
各方面影響は避けられない、と思います。
私もクロマグロは大好きなので、心情からいけば単純に残念、困るのですが、
生物の多様性を、環境全体を保護し、維持する、
今後の世代へ美しい資源として残していく、ということを考えたうえでやむを得ない策となれば、やはり認めざるを得ないようにも思います。
なので決定をするうえではまず、これを運用することによってどれだけの成果が見込まれるのか、そこをきちんと明確にしておくことが求められると思います。
さらに。
これが一番に思うところなのですが、やはり問題なのは正規の漁獲ではなく“乱獲”にあるということです。
問題になっている大西洋でのクロマグロの漁は、規制がかけられているにもかかわらず、実際にはそれが十分に守られていないという状況にあると聞きます。
それは畜養という独特な方法によるのですが、
まず捕獲し、それをたっぷりのえさで丸々と育てる
=トロを多くする、ということですね、
で、出荷となるわけですが、
これを規制と照らし合わせた時に重量として多すぎるではないか、ということになっても、
それは太らせたからです、である程度通ってしまう、
実際には捕獲の時点で違反し、規制をオーバーしていたとしても、それを見つけられない、規制することができない、と。
こうしたことが起こるのは、もちろんクロマグロが高値で取引されるからこそであり、
たしかにこのシステムを考えると、一律の規制が難しいものであることは感じられるのですが、
せっかくの規制、
必要な分だけをありがたくいただく、
保護・共生との両立を図る、
その理想実現のために一度は考えたものなのですから、まずその運用の工夫、
それが正しく実行される工夫をすべきではないか、
あまり食べる文化がない側から、面倒なので一律禁止、
そのようにつきつけるのでは、反発必至、
そのことも当然、考えてほしいと思うんです。
ただ環境をキーワードにふりかざした思考停止では話は前へ進まない、
ただ我慢と納得を求められても、それでは飲むものも飲めない、
逆に反発する感情を高めてしまうことになりかねないと思います。
そして、日本の側としては、もちろんその食文化として尊重してほしい、
保護に協力はするが全面禁止は納得できない、というのなら、
食べる文化がない側にもその文脈を想像しうるように、きちんと主張すべきだと思いますが、
食の“文化”、固有の“文化”であることを強調するあまり、ナショナリズム的な文脈に流れ込まないよう、
そうした議論にすり替わらないよう、細心の注意をもっておくべきだと思います。
それは日本のなかでの報道にも言えること。
ついなにか日本がやり玉に挙げられている、的なとらえ方になってしまったりして、
国際間の理解の問題、政治的問題、国民意識や極端なナショナリズム…
そうした問題と境目なく言及されるようになってしまうと、この問題の解決が不可能となるばかりでなく、
あらゆることがおかしな方向へ向かってしまう、
気づかないうちにその危険を踏み越えてしまう、ということも十分に考えられる、
私はそんなふうに思います。
食べることはいのちをもらうこと。
そのありがたさ、謙虚な気持ちをまず持ち直したうえで、
いまある現状を見つめ、論点をずらさない議論を、
冷静に、確実に、重ねるべきなのだと思います。
…と、食べることについても考えたところで
いつものように、レシピでしめますね♪
・豚肉の白角煮 バルサミコの香りで …①
・胡瓜とシャンツアイ、ドライトマトのサラダ …②
・菜の花と茸のクリスピーソテー アンチョビ&桜風味 …③
①の作り方
1 豚肉は適当な大きさに切って塩胡椒をすりこむ
2 薄く粉をまぶして表面を焼きつける
3 牛乳と鶏ガラスープ、ジンジャーパウダーを加えて、ごくとろ火で煮る
4 バルサミコ酢を煮詰めて、とろりとしたソース状にする
5 3を盛りつけ、4をソースとして落として飾る
②の作り方
1 ドライトマトは軽く戻してオリーブオイルにつけておく
2 胡瓜は乱切りに、シャンツアイは適宜刻む
3 パンチェッタを細かく刻む
4 1,2,3をあわせ、塩こしょう、ワインビネガーで和える
5 レタスをしいた器に盛る
③の作り方
1 菜の花は適当な長さに切り、マイタケは軽くおし広げるようにしてさばいておく
2 小麦粉と桜塩(桜の塩漬けを砕いたもの)を合わせる
3 1に2をまぶしつける
4 アンチョビオイルを多めにしいたフライパンで3をじっくりと焼く
5 軽く押しつけるようにしながら表面をカリカリに焼きつけ、余分な油は切る
6 器に盛り付けて出来上がり
こちらクリックで応援いただけると嬉しいです
コメントもお気軽にどうぞ
それでは
今日はずいぶんと暑かったようで…
一日、家にこもっていた私は、なんとなく暖かいなぁ、寒くなくていいなぁ、
くらいにしか感じていなかったのですが、どうやら外はまるで夏?!
と思うような暖かさだったらしく…(^_^;)
実際に気温が夏日となった地域も近隣にあったみたいで、夕方のニュースで初めて知ってびっくり
まったく本当に変な天気つづきです。
これでこんばんは各地、霜に注意、、、なんて言っているんですから、ほんと、季節はいつ??とたずねたくなるくらいで。
気圧配置に風にフェーン現象に…とさまざまな要素が重なった上でのこの天候だったらしいですが、
それにしてもやっぱり異常気象、地球の異変を疑ってしまいます。
ここのところ地震も、大きいものから小さなものまで、なんだか立て続けですし…。
恐れるばかりでははじまりませんが、やはり心配に思います。
そんな環境問題とも関連して、ひとつ。
ここ最近の熱い話題といえば、クロマグロの漁獲。
クロマグロがワシントン条約の保護下に入り、大西洋での捕獲ができなくなるかも、
という世界の論調で議論が繰り広げられていますね。
鯨の問題に引き続き、日本の漁獲に関する問題が、ここ最近続いているという印象でもあります。
シーシェパードの活動に関しては、明らかにいきすぎた過激化が指摘される、
環境問題いかんではなく、過激政治活動化していて、その核となる理念はもはや環境の部分には、実際のところない、という状態なので、問題としては別問題、
ここにおける議論でも、国際的に注目される、とりあげられることはやはりないようなので、ひとまず置いておきますが、
このクロマグロの問題は、う~ん、、、
日本の主張、これまで同様の漁獲の継続、というのは形勢的にみて、かなり苦しくなっている感があります。
仮にこの漁獲禁止の決定がなされたとして、これは大西洋でのクロマグロの捕獲の禁止なので、
そのほか養殖等は残されるわけで、実際に完全に日本の食卓から消えてしまうわけではない、
現在の量の割合からいって、半分程度になる、というところのようですが、
それでも半分となればさらに稀少性は上がるわけで、養殖モノの値段がさらに高騰するのは必至、
各方面影響は避けられない、と思います。
私もクロマグロは大好きなので、心情からいけば単純に残念、困るのですが、
生物の多様性を、環境全体を保護し、維持する、
今後の世代へ美しい資源として残していく、ということを考えたうえでやむを得ない策となれば、やはり認めざるを得ないようにも思います。
なので決定をするうえではまず、これを運用することによってどれだけの成果が見込まれるのか、そこをきちんと明確にしておくことが求められると思います。
さらに。
これが一番に思うところなのですが、やはり問題なのは正規の漁獲ではなく“乱獲”にあるということです。
問題になっている大西洋でのクロマグロの漁は、規制がかけられているにもかかわらず、実際にはそれが十分に守られていないという状況にあると聞きます。
それは畜養という独特な方法によるのですが、
まず捕獲し、それをたっぷりのえさで丸々と育てる
=トロを多くする、ということですね、
で、出荷となるわけですが、
これを規制と照らし合わせた時に重量として多すぎるではないか、ということになっても、
それは太らせたからです、である程度通ってしまう、
実際には捕獲の時点で違反し、規制をオーバーしていたとしても、それを見つけられない、規制することができない、と。
こうしたことが起こるのは、もちろんクロマグロが高値で取引されるからこそであり、
たしかにこのシステムを考えると、一律の規制が難しいものであることは感じられるのですが、
せっかくの規制、
必要な分だけをありがたくいただく、
保護・共生との両立を図る、
その理想実現のために一度は考えたものなのですから、まずその運用の工夫、
それが正しく実行される工夫をすべきではないか、
あまり食べる文化がない側から、面倒なので一律禁止、
そのようにつきつけるのでは、反発必至、
そのことも当然、考えてほしいと思うんです。
ただ環境をキーワードにふりかざした思考停止では話は前へ進まない、
ただ我慢と納得を求められても、それでは飲むものも飲めない、
逆に反発する感情を高めてしまうことになりかねないと思います。
そして、日本の側としては、もちろんその食文化として尊重してほしい、
保護に協力はするが全面禁止は納得できない、というのなら、
食べる文化がない側にもその文脈を想像しうるように、きちんと主張すべきだと思いますが、
食の“文化”、固有の“文化”であることを強調するあまり、ナショナリズム的な文脈に流れ込まないよう、
そうした議論にすり替わらないよう、細心の注意をもっておくべきだと思います。
それは日本のなかでの報道にも言えること。
ついなにか日本がやり玉に挙げられている、的なとらえ方になってしまったりして、
国際間の理解の問題、政治的問題、国民意識や極端なナショナリズム…
そうした問題と境目なく言及されるようになってしまうと、この問題の解決が不可能となるばかりでなく、
あらゆることがおかしな方向へ向かってしまう、
気づかないうちにその危険を踏み越えてしまう、ということも十分に考えられる、
私はそんなふうに思います。
食べることはいのちをもらうこと。
そのありがたさ、謙虚な気持ちをまず持ち直したうえで、
いまある現状を見つめ、論点をずらさない議論を、
冷静に、確実に、重ねるべきなのだと思います。
…と、食べることについても考えたところで
いつものように、レシピでしめますね♪
・豚肉の白角煮 バルサミコの香りで …①
・胡瓜とシャンツアイ、ドライトマトのサラダ …②
・菜の花と茸のクリスピーソテー アンチョビ&桜風味 …③
①の作り方
1 豚肉は適当な大きさに切って塩胡椒をすりこむ
2 薄く粉をまぶして表面を焼きつける
3 牛乳と鶏ガラスープ、ジンジャーパウダーを加えて、ごくとろ火で煮る
4 バルサミコ酢を煮詰めて、とろりとしたソース状にする
5 3を盛りつけ、4をソースとして落として飾る
②の作り方
1 ドライトマトは軽く戻してオリーブオイルにつけておく
2 胡瓜は乱切りに、シャンツアイは適宜刻む
3 パンチェッタを細かく刻む
4 1,2,3をあわせ、塩こしょう、ワインビネガーで和える
5 レタスをしいた器に盛る
③の作り方
1 菜の花は適当な長さに切り、マイタケは軽くおし広げるようにしてさばいておく
2 小麦粉と桜塩(桜の塩漬けを砕いたもの)を合わせる
3 1に2をまぶしつける
4 アンチョビオイルを多めにしいたフライパンで3をじっくりと焼く
5 軽く押しつけるようにしながら表面をカリカリに焼きつけ、余分な油は切る
6 器に盛り付けて出来上がり
こちらクリックで応援いただけると嬉しいです
コメントもお気軽にどうぞ
それでは