T's Laboratory

ボウリング、その他について思うところを綴ったブロクです。

WBA世界ライト級タイトルマッチ

2008-05-20 23:25:32 | 格闘技
昨日はWBA世界ライト級タイトルマッチが行われましたが、私はCSに
加入しているのでリアルタイムでテレビ観戦することが出来ました。

小堀選手の試合は日本や東洋タイトルの防衛戦で見たことがあり、好選手
とは思いましたが、世界的に強豪がひしめいている中量級、しかも本来の
階級より1つ上げての挑戦でしたので、正直なところタイトル奪取は難しい
のではと思っていたところでした。

しかし、ボクシングは試合をしてみなければ分かりませんね。
1階級上、しかも22勝中18KOを誇る王者と序盤から互角以上に打ち
合った小堀選手が2ラウンドのダウンを跳ね返し、3ラウンドに左フックの
カウンターでダウンを奪った後の連打でTKO勝ち、見事伝統のライト級で
王座を奪取しました。

チャンスを逃さずフィニッシュまで持ち込んだシーンは、素晴らしかった
ですが、個人的に印象に残ったのは、2ラウンドにダウンを奪われた後、
詰めにきた王者と打ち合い、逆にパンチをクリーンヒットして後退させ、
持ちこたえた場面でした。

試合後のインタビューで前王者となったアルファロが、攻めきれなかった
ことを悔やんでいたように2ラウンドの攻防が結果的に試合の鍵だった
ようです。

小堀選手にとって王者のパンチは過去の対戦相手の中でも最も強い部類に
入ると思いますが、臆することなく自分のスタイルを貫き打ち合った勇気
には敬意を表したいところです。
本当にいい試合を見させてもらいました。
コメント
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