ソロモン諸島の盟友の息子さんはあのCAで本日も元気そうで安心しました。その②

三菱ジープの話とは全く関係がありませんが、少しだけ昔の事をお話します。写真も書類も何も残っていません。残っているのは私の頭の中の記憶だけです。なので時々不安定になりますがお許しください。
ソロモン諸島をご存じの方はきっと少ないと思います。その昔、日本軍が玉砕した南方諸島の国家です。ガダルカナルという地名は、皆さんであればきっと聞いた事があると思います。ガダルカナル海戦があった場所です。盟友のMR.ALEX WANGは、そんなソロモン諸島の首都ホニアラ近郊でリゾートホテル（アイアンボトムサウンドホテル）経営や運送事業等を地道に営んでいました。彼と知り合ったのは1990年代近辺で、確か豊田通商のシドニー事務所を通じて、中型発電機の輸入の口利きをしてあげたのが最初だったと記憶しています。当時ソロモン諸島は電力事情が悪く、夜中に停電することが多く、中型発電機の需要が拡大しつつありました。そんな時、MHIの東京事務所との仲を取り持ってあげることができたのです。当時ソロモン諸島は外貨が不足していたため海外との決済はLCが主流で、しかも一定金額のLCを開設する際にはほぼ同額の資金を政府系の銀行に担保として差しれるというようなとても厳しい外貨規制が敷かれていました。このため手広く事業を行うことがなかなか困難な情勢でした。MR.ALEX WANGはいわゆる華僑で、それこそ政府の偉いさんらにも気を使えるセンスを持っていたため、袖の下を使うことなく政府、特に大統領から厚い信頼を得ていました。また歴代の大統領とは、HARVEST PACIFIC LIMITED社の顧問として雇用契約を結び、適切な年俸を支払い、政府とのパイプを失うことなく付き合っていたようです。非常にそつのない優秀な経営者でした。中型発電機はソロモン政府からも納入要請があり、コツコツと納入実績を積み重ね、政府との信頼関係を築いていったようです。
数年前に癌で亡くなったと息子さんから聞いた時はショックでした。MR.ALEX WANGは私にとっては実践的な海外貿易の師匠でした。
（機会があれば、時々ブログでも昔の話をしてみようと思います）

　ソロモン諸島は、パプアニューギニアの東側に近い島国です。国土面積はおそらく岩手県の2倍くらいだったと思います。イギリスから独立した小さな島国です。

　

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塩井まで。

ソロモン諸島の盟友の息子さんはあのCAで本日も元気そうで安心しました。

日本のコロナ感染者の増加も急増中ですが、米国は桁が違います。そんな中、カリフォルニアにお母さんと暮らしているWANG若社長から最新画像を頂戴しました。俳優にしたいくらい男前になってきました。お母さんのお名前は、ジュディーです。フルネームはジュディーウオンさんです。

　

　Shioi San,

It seems like that company is from a while ago.（この会社というのは、例のPTOウインチの米国法人のことです）
Yes, we are doing okay here. We try to stay home as much as we can. But yes COVID19 cases is going up here in California and it seems like the Governor is going to shut the state down again.
Yes, that's my mom on the right on the Ural motorcycle
What about you? Are you doing okay in Japan? Are cases in Japan high or low?

Hans Wang
President & CEO
Harvest Pacific Limited
Honiara, Solomon Islands

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