米国のKOENIG社からは何の回答も来ませんが、以前昭和飛行機工業株式会社製のPTOに関する情報を頂戴した静岡県のcasablankaさんから、新たな情報を頂戴しました。同時に貴重な画像も頂戴しましたのであわせて掲載します。
《J53 casablankaさんから届いたメール》原文をそのまま記載します。
塩井様
お久しぶりです。
以前、以下のようなメール※を発信しましたが、以下は間違いでした。
と言うのは、新しくJ54に付いていたPTO(1本レバー)を購入したのですが、既存のPTO(J58用2本レバー)と比較したら、なんと、トランスファーに挿入する箇所の形状と大きさが、全く同じです。そこで、PTOに付いている古いガスケットを私のJ53のトランスファーケースに当ててみたら、なんと、ピッタリ合うでは無いですか・・・と言うことは、三菱で買った新しいガスケットが違っていたのでした。思い込みとは恐ろしいことですね。少なくともJ58と、J53のPTOは共通なのでは無いでしょうか?なお、J53は、PTO(2本レバー)を取り付けを依頼しているところで、現在ガスケットの入荷待ちだそうです。うまく取り付けができることを祈っています。
※以前頂戴していたメールの内容
「J58に付いていたPTOを、J53に移植しようとしたら、何か変です、そこでJ53につける予定のガスケットを合わせてみると、なんとPTO
のほうが大きくてガスケットが合いません。そうです、規格がJ58とJ53では適合しないのです。以前調べたことがあって、適合表で
合わないことはわかっていたのですが、移植したことがあるという方がいて、J58を見てもらって大丈夫と太鼓判を押してもらった
ので・・・・、今思うと、多分その方はJ54~J53だったのかなとも思います。」
《今回頂戴したPTO画像》
1本レバー:J54に装着されていたもの PCK3:製造番号4765 真ん中にあるのはフロントプロペラシャフト
2本レバー:J58に装着されていたもの PCK1:製造番号P1-0798
《そもそもの昭和飛行機工業株式会社製作の新型ウインチ一覧表》
この表の意味するところは理解できますが、A,B,C,Dの刻印をつけて区別しているのは何のためなのかが今一理解できません。一番の疑問は、PTO本体にある銘板に関連する情報が打刻されていないことです。まあ今となっては誰も正解が分からないのかも知れません。1本レバーと2本レバーとでは、共用部品も多いのですが、それなりに専用部品もあるようで区別することは分かりますが、ディ―ゼルエンジン用とガソリンエンジン用で敢えて部品番号を分けて設定している理由が分かりません。
★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで。