散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

「羽化、孵化、産卵」など

2021年07月20日 | 昆虫など

数日前から自宅前の桜の木ではアブラゼミの羽化が始まりました。
自宅庭の柿の木でも羽化を見ることができました。
また、葛の花ではウラギンシジミの2齢幼虫が見られ、
ベッコウハゴロモの変態やらキタキチョウの産卵やら虫の世界が面白すぎます。

庭の柿の木を登る「アブラゼミ」幼虫

 

しばらくしてから見に行くと「羽化」が始まっていた

 

ビールを飲んでは庭に出て観察(笑)

 

いつも思うのだが、アブラゼミはこのままが美しい(´;ω;`)

 

「ベッコウハゴロモ」の羽化、周囲にいる白いのは幼虫です。

 

「アオバハゴロモ」

 

上が「ベッコウハゴロモ」、下が「アオバハゴロモ」

 

こちらは「スケバハゴロモ」
実は幼虫はどちらのハゴロモもそっくりで同定不可能(´;ω;`)

 

毎日「キタキチョウ」がふわふわ飛んでいる.
30cmほどの「メドハギ?」よく見ると多くの卵

 

以前は「ネムノキ」で見つけたが、
マメ科がお好きのようです

 

メドハギでしょうか?マメ科には違いないのですが・・・

 

マメ科と言えば、今日も「葛の花」でウラギンシジミの卵発見

 

孵化後の卵の殻の近くでようやく幼虫発見。
ただし2齢

 

アリやら、寄生バチやら、敵が多いようです。
卵や孵化後の殻は多いのにようやくこの1頭のみ発見

続けて観察してゆこうと思います。

 


梅雨明け「蝶」暑い!

2021年07月18日 | 昆虫など

梅雨明け「ギンギラ銀の太陽の下」
梅雨明けと共にオオムラサキが出現。
ゴマダラチョウもやってくるクヌギ食堂。
つぼみが膨らみ始めた葛にはウラギンシジミが産卵。
今年もきっちり羽化まで付き合おうと思います。

今年もやって来た「オオムラサキ」2021/07/16

 

タテハの仲間なのにアゲハのような風格が

 

樹液には数種のスズメバチの仲間がいるので少しづつ近づく

 

なかなか開翅してくれません。
今年はこの時期ですでに多くの個体に激しいバイトマークが見られます。

 

オス同士はけん制しあって動きが激しい

 

多くの個体の中で、メスは1頭のみ見られました。
オスがそーっと背後に回って尻を伸ばしますが受け入れません。

 

翅はボロボロです。
鳥というよりも観察している状況ではスズメバチの仕業かな?

 

樹液を巡って激しい攻防

 

多くの個体がやってきますが、ほとんど雄

 

まあ、オスはきれいなんですけど高さが5mはあって・・・

良い角度で開翅が見えません。

 

スズメバチの様子をうかがいながら樹液を吸う

 

オオムラサキとは親戚筋の「ゴマダラチョウ」もやってきます。

 

アカボシと違って品がありますね。

 

地味ですが「ゴマダラチョウ」はお気に入りです。

 

愛犬と散歩していると「ウラギンシジミ」
雌が盛んに葛のツルにまとわりつくように飛んでいました。

(写真の葉は葛ではありません)

 

はたと、気が付き葛につき始めたつぼみを観察すると
「ウラギンシジミ」の卵を見つけることができました。
すでに孵化したものも見受けられます。

 

花の裏に宝石のような卵

 

すでに孵化した卵の殻、
よく探したが幼虫は見つけられません。

 

花の近くの茎にも「卵」

 

探すと、たくさん見つけられます

 


数日で孵化するらしいので、今日からは幼虫探しです。

花を食べるので見つけやすいとは思いますが・・・

熱中症対策を万全にして出かけなければと思います。

 


「コヨシキリ」

2021年07月17日 | 野鳥

梅雨が明けたらしい!

陽光でクラクラするような田んぼへ出てみた

コヨシキリが盛んにさえずっておりました。

 

実はヒクイナとの出会いを求めてずーっと通っていた田んぼ

落ち着いてさえずりを聴くと

オオヨシキリでもセッカでもないさえずりが聞こえてきます。

 

「コヨシキリ」でした。

この地では十数年ぶりの確認だそうです。

 

遠めに見ると、セッカ!

セッカの声も盛んに聞こえてきます。

コヨシキリが「セッカまたぎ?」でさえずっています

 

背後からは「ヒクイナ」の声が聞こえてきます。

そーっと覗くと二羽が盛んに追いかけっこ

 

こちらは別の「ヒクイナ」

そろそろどちら様も子連れが見られるのではないでしょうか?

 

こちらは「オオヨシキリ」

盛んにエサを運んで飛んできます

未だ育雛中のご家族もあるようです。

そのほか、ヨシゴイ、オオジシギなど

田んぼに出ると夏の野鳥を見ることができます。

ところで、デジタル昆虫採集はあまりに多くの画像が撮れて

整理が間に合いません。

ウラギンシジミの卵やら、オオムラサキやら

庭で初めてアブラゼミが羽化していたり

後日アップロードするべく整理中です。


デジタル昆虫採集-2

2021年07月16日 | 昆虫など

愛犬と歩く散歩道

目を凝らすと虫たちの営みが見えてきます

 

足元をイトトンボがふわふわ舞っています

 

アオモンイトトンボ♂

 

メスの姿も見えました。

 

「ナツアカネ」

 

「ダンダラショウジョウバエ」?

 

「ホソヒラタアブ」?

 

「イチモンジカメノコハムシ」

 

ひゃーっ!見逃すほど小さい「オンブバッタ」幼体

 

同定不可

 

「クロバネツリアブ」

 

「キアゲハ」

 

マイマイの仲間

 

こちらもキセルガイの仲間

マクロ撮影、面白い

明日も続く・・・

 

 


デジタル昆虫採集-1

2021年07月14日 | 昆虫など

ここ数日、7DⅡ+SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Artに、

中華製のリングストロボに自作ディフューザーを付けて

愛犬と昆虫採集に出かけています。

なるべくお金をかけずに年金生活を楽しむように( ´∀` )

工夫しています。

ところで、肝心の種の同定は心元ありません。

間違っていたら笑って許してくださいね・・・

 

「ベッコウハゴロモ」

で、「ベッコウハゴロモ」の幼体だと思われます・

以前、アオバハゴロモの幼体とかスケバハゴロモの幼体と書いたものは

すべてこの「ベッコウハゴロモ」の幼体のようです。

周囲にはアオバもスケバも見当たらないのです・・・

 

で、これは何でしょう????

わずか数ミリなので今まで見逃していたと思われます。

「ミドリグンバイウンカ」の幼体のようです。

 

このひょうきんものは「ツマグロオオヨコバイ」の幼体のようです。

この手の小さな虫が探してみると多いので驚きです!

 

何じゃこりゃ!葛の茎でうごめく毛玉

どうも「マルカメムシ」の幼体のようです。

周囲にはマルカメムシの集合がありました。

 

こちらはまた可愛い「ウズラカメムシ」の幼体

 

こちらは「ホシビロヘリカメムシ」でしょうか?

更にはその幼体と思われる個体がいました。

カメムシ手ごわい(^^;

 

「ホソハリカメムシ」でしょうか?

 

「ブチヒゲカメムシ」

カメムシ、本当に手ごわいです。

ただでさえ多様性に驚きますが、

同じ個体でも幼体からの変化の豊かさに戸惑います。

 

ヤブガラシで「ドウガネサルハムシ」?

こちらも「ドウガネサルハムシ」?のようです。

今後、同定に自信がないものには「?」を付けさせていただきます(^^;

 

????

「アシナガオニゾウムシ」

 

「コフキゾウムシ」

 

「コガネムシ」?ヒメかな?

 

ただでさえ心もとないのに泥被り・・・

「ビロウドコガネ」の仲間

 

「アオドウガネ」

この鮮やかな緑色が光の加減で

赤茶色にしか写らない時があります!

 

「オオニジュウヤホシテントウ」

今日はここまでにいたします。

蜘蛛も含めて様々な仲間が「採取」できました。

また、後日アップさせていただきます(^▽^)/