散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

「コジュリン」の声を聴く

2021年07月12日 | 野鳥

野鳥との出会いを求めて放浪

行き着いた先で「コジュリン」と出会いました。

湿度が高く日中の空気はゆらゆら揺らいでいます。

この時期は葉が茂って森や林や野原でも

小鳥の姿はなかなか見つけられませんね

コジュリンはオオヨシキリなどと一緒で

草のトップに上がってさずるのでよく観察できます。

 

声が聞こえてくるので

眼で探さなくても耳で見つけることができます。

 

この時期のオスは頭が真っ黒で美しい。

 

一生懸命さえずる。

何せ、コジュリンは九州のほんの一部と青森の一部

そして関東のこの近辺と生息域が非常に限られており、

地味な鳥ですが、関西の方にお話をお聞きしたら

憧れの野鳥だそうです。

そんな環境にいられることが幸せです。


本格的な夏到来か!

2021年07月11日 | 

愛犬と散歩に出ようかという夕暮れ

一転にわかに掻き曇り

防災無線からは、大雨注意報!

少し前には竜巻注意報

リードを握って自宅を出たとたんに

バケツをひっくり返したような雨

 

とっとと引き返して

ベランダにカメラを設置

光るし、落ちるし・・・大雨が吹き付けるし。

しかし、雨雲が厚く稲妻をなかなか撮らえることができません。

ようやく一枚。

本格的な梅雨明けと夏の到来となるのでしょうか?


梅雨空の下 DE スナップ

2021年07月09日 | 野鳥

最近はまともにお天道様の笑顔を見ていませんね

幸いこの地では今のところ被害が出るような大雨はありません。

ぐずぐずとした空模様が続きます。

相変わらず、散歩道ではヤブガラシやらあじさいなどなど

 

ヤブガラシに来る「セイヨウミツバチ」

 

久々にストロボに頼ったらギンギラの画像となりました(^^;

 

「オカダンゴムシ」

でかいし、模様が・・・

取り立てて珍しい個体ではありませんが、初めまして

 

「チャバネアオカメムシ」の幼体でしょうか

 

なんの幼虫かわかりませんが「尺取り虫」

面白いことにグーグルレンズでサーチしたら

「Inch Worm」と出てきました。

英語でも長さを測る虫という意味なのに驚きです。

(ひょっとしたら、昔、英名を直訳したのかもしれませんが)

 

「ドウガネサルハムシ」かな

ハムシという仲間が多いのに散歩道で気が付きました。

下町の工業地帯育ちには発見が多い

シャープでないのはストロボ炊いて自然光との二重露光となったためです。

ストロボ撮影は好きではないのですが

さすがに曇天の下で倍率上げると手持ち撮影がかなり厳しい。

前後に体が揺れてピントは合わないし息を止めて

窒息死するのではないかと思うときがあります(^^;

 

あじさいの花では「コアオハナムグリ」が花粉をむしゃむしゃ!

背中に付いた花粉いただき!

すごい食欲です

 

同じくあじさいで「マメコガネ」

 

こちらも食欲旺盛です。

 

ウマノスズクサで「ジャコウアゲハ」の卵

今年は探すほど少ない

 

若齢の幼虫ですがちらほらしか・・・

何者かが食べちゃっているのかな?

 

こちらはまだ蛹化したての「ジャコウアゲハ」の蛹

やっと一つ見つけました。

昨年はウマノスズクサがスカスカになるほど

たくさんの幼虫がバリバリ茎まで食べていたのに・・・

 

「マミジロハエトリ」

ウマノスズクサでジャコウアゲハの幼虫を探していると

毎度顔を見せてくれます。

 

「イオウイロハシリグモ」

今一番出会いが多い、こいつは杭で撮りましたが

いろいろな葉の上で見かけます。

 

最後に「ナツアカネ」幼体

そういえば、最近小型のアカネの仲間が撮れていないな・・・

ハグロも撮っていないし

トンボが本当に少なくなったかな

それとも自分の視力が落ちたかな・・・

 


続 梅雨空散歩 DE スナップ

2021年07月06日 | 昆虫など

今日は雨がぽつぽつと落ちてくるも

本降りになる予兆がないので

河原のクルミの木にカメノコテントウを探しに行きました。

三年前にご近所のKさんが見つけたのですが、

写真を撮ろうとしたらポトンと落ちてしまったそうです。

近隣では記録が無くて県内の専門機関でも現物見つけて採ってこい!

と言われたそうです。

というわけで、若い???私が引き継ぎましたが・・・

幸い、二件目のオオタカのお宅がすぐ近くなのでここも確認に行きました。

オオタカの幼鳥は数日前に巣立ったらしく、

盛んに鳴いており、巣の周辺を飛び回っておりました!

残念ながら写真は撮れていません。

てなわけで、マクロレンズを持って歩くのでした。

 

最初に出会ったのは「キボシカミキリ」

 

この地に来るまで見たことがありませんでした。

 

次に「ナガゴマフカミキリ」

こちらははじめましてかな・・・

 

 

同じ場所で、何かが・・・

ゴミが一人で歩いておるではありませんですか!

しかし・・よく見ると顎らしきものが見えます・

更に、よく観察すると

眼と立派なあごがはっきり確認できました。

帰宅後調べると、「クサカゲロウ」の幼虫だとわかりました。

幼虫はごみを背負って生きるようです!

これだから自然観察はやめられない。

 

更に、視線をずらすと・・・

アミメアリが寄ってたかって

何かの幼虫(芋虫)を引きちぎっています( ゚Д゚)

この森の柵では毎回発見があります。

 

ここでもハゴロモの幼体発見

で、今回さらに調べてみると

前回も、今回も「ベッコウハゴロモ」の幼体ではないかと・・・

断定できるだけの自信がありません。

 

更に「ヒシバッタ」の仲間

これが調べるほど混乱

「ハラヒシバッタ」ではないかと思いますが(^^;

 

ヤブガラシの花で「ツマグロキンバエ」

ハエ(アブ)の仲間も私には難関です。

 

同じヤブガラシで「ヨツボシハナカミキリ」

こいつはたぶん擬態だと思いますが

飛んでいる姿は後足を垂らしてまるでアシナガバチ!

だけど、人の眼はごまかせない。

 

で、暗い森を歩いいていると

ロープで休む「ササキリ♀」

触角の長いこと!

そういえば、周辺ではニイニイゼミの声が聞こえてきました。

 

 


梅雨空散歩 DE スナップ

2021年07月02日 | 日記

自分は単にその形状や色彩の美しさから

50年ほど前には昆虫の写真をポジで撮っていました。

名前や生態には深く突っ込まず、

魅力ある被写体として追っかけるのみでした・・・

いざ、ブログに上げるとなると

図鑑やハンドブックは増えたものの・・・

お知らせ(カテゴリー内)に書いた通り頼りない

あてにしていた植物や昆虫、野鳥などの先輩方も

お亡くなりになったり音信不通になったり。

一生懸命同定はしていますが、

頼りなさを、そのつもりで見ていただければ

ありがたいです。

と、いうわけで野には「ネジバナ」が目立ち始めました。

アップにすると、これが蘭の仲間だというのが納得

 

湿地では「キバナツリフネソウ」が開花を始めました。

この花は花期が長く

私の勘違いでなければ薄ムラサキの「ツリフネソウ」が咲く

秋まで咲き続けていたと思います。

 

田んぼで「ホオジロ」

 

「アジアイトトンボ♀」と、しましたが、

これが自信がなくなりました。

苦しい時はきっかけとして「グーグルレンズ」を使って

そこから細かく調べることもあります。

生息域や、大きさなど異なるものを消去してゆきました。

まあ、グーグルレンズは100%信用すると痛い目にあいますし、

多くは海外サイトの類似写真に飛んで行くので・・・

 

「ギンイチモンジセセリ」

セセリの仲間では飛び方も頼りなく

地味ですが好きな蝶です。

出会いは少なく、この二十年で三回目かな

初期には気にしていなかったので見つけられなかったか(^^;

 

「クロバネツリアブ」

足元の低いところをふわふわ飛んでいることが多いですね。

 

「セイヨウミツバチ」でしょうか?

集団で花に来ているのは初めて見たような気がします。

 

こちらもミツバチの仲間「ハナバチ」

特にハチやハナアブは正直素人の手には負えません。

 

「コアシナガバチ」

スズメバチ、アシナガバチの仲間も多様性に富んでいますね、

はまったら楽しそうですが・・・

 

「チュウレンジバチ」

腹部の黄色が鮮やかでレンズを向けましたが・・(´;ω;`)

 

すぐそばには「チュウレンジバチの幼虫」と思われる

芋虫も見られます。

 

幼虫と言えば、何やら毒々しい毛虫・・・

「モンシロドクガ」の幼虫と思われます

 

「カマキリ」の幼体

こちらもカマキリの幼体ですが

これらの写真からでは私には同定不能です。

種を確認するために手に取ることはしませんので。

あっ!怖いわけではありません。

 

「ドウガネブイブイ」

どんだけおもろい名前を付けられたものでしょうか?

はじめは冗談かと思いました。

 

さて、オオブタクサでは「デーニッツハエトリ」と思われる個体見っけ!

蜘蛛の中ではハエトリの仲間がかわゆくて好きです。

先日のチャイロアサヒハエトリがいた場所です。

この一本のオオブタクサにどれだけの種類のハエトリがいるのか?

 

先日同定できなかったクモは「コクサグモ」と思われます。

ちなみにこちらもオオブタクサの葉の上です。

 

こちらはカラスウリの葉の上で???

小さい!芋虫を捕まえて食べていますが「イワテハエトリ」???

多分、「マミジロハエトリ」だと

この一枚しか撮れていませんので断定できません。

尤ももいろいろな角度から撮っていても

私のスキルでは心元ありませんが・・・

 

「イオウイロハシリグモ」

巣を作るもの、そうでないもの

写真を撮るようになって、クモの多様性には驚かされます。

 

田んぼの「トウキョウダルマガエル」

以前はトノサマガエルと混同していましたが

先輩に聞いて、この地にいるのはみんな

トウキョウダルマガエルだと知りました。

 

「ニホンアカガエル」

今年は散歩していると足元にヒョコヒョコ出てくるのはこいつです。

多い年と少ない年とありますが、今年は多い。

 

法面の排水パイプで「ニホントカゲ」

いったいどれだけの生き物がこの地に生息しているのか?

そういえば、ずーっと観察してきた二つ目のオオタカのお宅も

ぼちぼち巣立ちを迎える頃ですが、

天候不順で見に行くことができません。

明日もダメかな・・・