散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

虫たちが一気に這いだしてきましたー1

2024年04月13日 | 昆虫など

愛犬との散歩道だった里山歩きで、数日前から一気に虫たちの姿が目立つようになりました。

春告げトンボの「シオヤトンボ」、春告げ蝶の「ミヤマセセリ」など・・・

アブの仲間は同定すら難しいんですけど種類も、数も多い

 

「シオヤトンボ♀」

トンボの仲間も発生時は雌型が多くてぱっと見オスメス判別が難しいですね。

この個体は、胴体が端まで太くて交尾器からメスだとわかりました。

 

スミレで吸蜜する「ミヤマセセリ」

 

「ミヤマセセリ♂」

 

白帯が目立つ「ミヤマセセリ♀」

こういうわかりやすい種は大好きです(笑)

 

「ベニシジミ」

 

菜の花で「ベニシジミ」

川原ではいま一番目立ちます。

 

「モンキチョウ」

 

タンポポで吸蜜する「キタテハ」

 

さーて💦申し訳ありません「アブの仲間」

 

ハナアブの仲間も多く見受けられますが、私には判別不能です

 

こちらは「ホソツヤヒラタアブ」かと思われます

近づくと意外に美しい・・・んですけど

 

お分かりになりますでしょうか?

腹がパンパンに膨れてぎっしり詰まった「卵」が透けて見えます。

 

ハエの仲間でしょうが、ネット検索始めると同じような画像が多くて、

アブハエや、ハエトリグモに精通されている方は本当にすごいと思います。

こちらも少しアップ

これをグロイとみるか・・・面白いとみるかはひとによって違うと思います。

 

こちらは「ガガンボ」の仲間でしょうか?

胴体部分は1cmほどです。

 

少し近づいてみましたが、

古希過ぎてからのマクロ撮影は血圧に良くないと思った一瞬でもあります(笑)

 

 

 


フデリンドウが咲いていました

2024年04月10日 | 植物

無職となった今もたまに出かける通勤前散歩道なんですけど、

ふらっと出かけたらフデリンドウが咲いていました。

愛犬が逝ってしまってからもうすぐ1年が経つのに穴がふさがらないので、

行動がどうも鈍化してきてしまっています。

フデリンドウもまだ早かったせいか、勢いがなく、探すのに苦労しました。

シオヤトンボも出ていましたがそちらは次回ということで・・・

 

自宅前のソメイヨシノは終わりが近づいて葉がずいぶん出てきました。

通常、このころにはピンク色になる花がいまだに真っ白です。

今日は竜巻のような風が吹き荒れてだいぶ花が散ってしまいました。

 

その桜の木に生えている「サヤゴケ」

まだ植樹して30年ほどなのにどの木もだいぶ弱ってきて

コケやら、キノコやらが生えて来てしまった。

 

 

川原の「土筆」

 

今、いろいろマクロ撮影の機材を軽くして、試行錯誤しているので、

試しに撮ってみました。

1枚目はこれから胞子を放出するのでしょう、

2枚目はすでに放出済みのようです。

 

林の「ウラシマソウ」

 

「ミツバツツジ」も満開です。

直ぐ脇にあるヤマツツジはこれからといったところです。

 

「フデリンドウ」探さないと見つからない。

以前は一面リンドウ畠だったのだが・・・

 

色彩やら、花の形状が小学生のころ方大好きです。

 

まだフォトジェニックな株が見つからなかった「ジュウニヒトエ」

 

「ムラサキケマン」

 

アップにしてみましたが、深度が浅くてよくわからない写真になりました。

 

ここからは私には鬼門というか、地雷のスミレの仲間です。

こじつけて同定することも困難なので、みんな「スミレの仲間」です💦

「タチツボスミレ」かな・・・多勢

 

 

 

 

 

こちらは「ニオイタチツボスミレ」だと思います。

確か、昨年も同じ場所で撮ったような・・・

はなねこ山 Ⅱさんのブログをご覧になってください

とても素敵なスミレの画像が種類も多く上がっています。

 

野には「タラノメ」が出てきました。

私は最近野から分けていただくことも無くなりました。

コゴミもずいぶん出てきました。

ワラビはもう少しあとかな・・・

 

こちらは山菜音痴の人がタラノメと間違えて摘んでゆく「ハリギリ」

もちろん、ハリギリとわかって摘んでゆく方もいますが、

酒飲みには苦みの利いたハリギリの方がおすすめです。

大木があったら、そこから少し分けてもらえば木にもほとんどダメージがありませんし・・・

以前はミツバツツジアケビの新芽のおひたしなども・・・からし醤油かマヨネーズで・・・

あら、花の話題からずいぶん脱線してしまいました。

小さな被写体が多かったので気が付くと、ズボンの膝が泥だらけでした。

膝専用の、山屋が使う「尻皮」のような「膝スパッツ」を構想中ですが。

いつできることやら(笑)

 

 


この一週間 ー(3) 鳥編

2024年04月06日 | 野鳥

各地でサシバの飛来が続きます

各所で夏鳥の飛来の確認がなされているようです。

この一週間は天気が良ければ一日9Km以上を歩く日が続いています。

(ここ数日はおかしな天候が続き6Kmほど)

子供たちが小さなころから野鳥に限らず、散歩道での生き物って何がいるんだろうというのがスタートなので体力の続く限り歩こうと思います。

フィールドでは3月の末からサシバの飛来が続いて求愛給餌や交尾が見られます。

地元の野鳥の会の古老に、サシバは南からこちらに上がってくる間ずーっと交尾を繰り返してくるのだと教えていただきました。

どちらのサシバの飛来地でもオオタカの営巣も確認できて、ちょっと心配です。

少し前まで見られたノスリはほとんど見られなくなりました。

サシバの飛来は農家の田植え準備と重なるので迷惑のかからないように見たいものです。

まず最初に眼に入ってくるのは「オオタカ」

ピョーッ!とにぎやかです。

カラスのモビングを受けて飛び出してくることが多いですね。

 

はじめて飛来を確認した日の画像です。

 

盛んにピックイーと飛び回る「サシバ♀」

自分たちのテリトリーを主張するものだと言われています。

 

私にとっては愛犬と眺めた最も身近な夏鳥です

 

オスの求愛給餌を待つ「サシバ♀」

 

オスは雌から少し離れたところで狩りをしていました

 

忙しく飛び回る「サシバ♂」

 

田んぼのシュレーゲルアオガエル?をにらむ

 

ちょっと距離があって見づらいが、求愛給餌

 

何なのこのおつまみ程度の・・・けち臭いものは!!

 

まあ、まあ・・・これだって大変だったんだ!

 

貢物は距離もあってなんだかわかりません。

手足は見えないし、細長くもない・・・昆虫???

 

あのう、それで「納得してください💦」

 

で、ようやく交尾に至りました

メスはけち臭い供物を咥えたまま・・・

 

ツミなんかもそうですが、給餌されたもの咥えたままどころが食べながら交尾するたくましさも!

 

交尾を終えるとオスは飛び去り更なる供物を狩りに・・・

 

残念ながら、距離があってかなりトリミングしています

何はともあれ交尾完了。この日は散歩しての帰り道と2回の交尾を見ました。

命をつなぐ姿は何度見ても美しい

遠くで休む「サシバ♀」

 

飛び去る姿も美しい

先ほどはおつまみ程度だったので(笑)自ら採餌するメス

 

長距離を飛んでくるための細くて長い翼の「バンザイ」は美しい

 

新緑に映えるサシバの飛翔

 

悠々と上空を舞う。今季も飛来が確認できてうれしい

 

それから💦二か月以上前の画像になりますが・・・・

オレンジの目が美しい「トラフズク」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


この一週間 ー(2) 虫編

2024年04月02日 | 野鳥

アップをさぼるも、毎日カメラを持って散歩は続きます・・・

ここ一週間は 平均13,000-歩/Dayなので画像は膨らんできます。

春本格化で虫はどんどん増えてきます。

と、同時にクモ類も・・・

とりあえず、昆虫類からご紹介

ただし、相変わらず一人で汗かいて同定しているので

間違っていたら笑い飛ばしてくださいね💦

 

まず、家を出ると一番に出会うのが桜の木の洞にもう何年も発生している「ヨコヅナサシガメ」

 

この子等も姿が刻々と変わるので目が離せません。

しかし、ここで前述のように十年近く見られるのですけど

この狭い宇宙から出てゆくことが無いのでしょうか?

 

「ナナホシテントウ」

数が日に日に増えてきます。

 

散歩道での順不同となりますが「トホシテントウ」幼虫前蛹

昨年は亡くなった愛犬と散歩しながら見ましたが

数えきれないくらいの数がいたのですが、今年見つけられたのはこの一個体のみです

 

「ジャコウアゲハ」の蛹です

ここ数日見ていないのでもう「お菊虫」を卒業して空を舞っているかもしれません。

 

「ルリタテハ」キタテハと並んで春には非常に目立ちます。

 

「ベニシジミ」 春型は美しい

 

命をつなぐ「モンシロチョウ」

 

菜の花で命をつなぐ「ナガメ」

 

ナガメは菜の花で見ることが多いです。

 

「モモブトカミキリモドキ」

こちらもタンポポや、キジムシロなどmの黄色い花でよく見られる。

 

「ナミハナアブ」でしょうか?

 

こちらは「シマハナアブ」かな・・・💦

 

良ーく見ると「アブラムシ」の仲間も居りました。

 

さらに「アブラバチ」と思われる小さな蜂の仲間

ここに複数いたのですが、調べてみるとアブラムシに寄生する寄生バチのようです。

 

モフモフの「ビロウドツリアブ」

ふわふわの毛でモフモフですが、透けて見える胴体は意外にスリムです。

 

ブーンと飛んできて顔に当たった後木にとまった「ツマグロオオヨコバイ」

まだまだ数が少ないように思います。

 

「ツチイナゴ」も飛んできた。

昆虫類の動きが活発です。

 

なんだか良くわからないものを運んでいる「クロヤマアリ」でしょうか?

 

こちらは分かりやすい青虫を運んでいました。

ちょっとかわいそう

 

「オオルリハムシ?」でしょうか?

腹が大きいのはたぶんメスだからでしょうが・・・

 

数ミリの虫ですけど美しい光沢のあるボディーが目立ちます。

 

で、すぐ近くにこちらもメタリックなボディーが美しい「ヒメツチハンミョウ」だと思いますけど、

このツチハンミョウの仲間は毒があるので捕まえてつぶしたりしないようにしましょう。

 

で、またまた似たような仲間がいました。

オサムシの仲間の「マイマイカブリ」です。

マイマイに頭を突っ込んで食べることからこの名前があるらしい😖

 

同じ朽木に「ムカデ」の仲間

透き通ってきれいだけど・・・

 

で、まだお子達が出てきていないだろうと思われる

カマキリの仲間の卵

この一週間 ー(3) 鳥編 に続く・・・

などと言いながら一週間以上が経過してゆくのでした

 

 

 

 

 

 


この一週間 ー(1) 植物編

2024年04月01日 | 植物

この1週間はフィールドの画像はたまったものの、

個人的にバタバタした日が続き、アップが滞りました。

また、以前から興味があったが行動にうつせなかった

水の中の生き物を撮るための準備がことのほか楽しくて・・・

 

桜(ソメイヨシノ)が開花を始めましたが、

毎年、一番初めに満開となる桜の木はなぜか?

色が抜けたように真っ白です???なぜ???

 

川原ではオオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザが満開です。

フィルム時代の50年前からマクロ撮影をしているので

自作や、改造機材で「一写入魂」を貫いてきましたが

最近のスピードライトと距離を取れるウルトラマクロレンズにフォーカスブラケット撮影、

尚且つ天体写真のようにフォーカスブラケット撮影後の画像のスタック(複数画像を重ねる)など

さらには、OLYMPUS/OMなどはカメラ内でフォーカスブラケットをスタック処理できるらしいい。

どういうことかというと、異なった焦点深度の写真を複数撮って

ピントの合っているところだけを合成処理してシャープな画像を「作る」という技術です。

それらに興味があるんですけど、金も時間もありませんので

「一写入魂」💦

 

川原の「ユキヤナギ」

 

「ホトケノザ」

これらを撮るためにしゃがみ込むことがそろそろきつくなってきました。

以前はブルーシートの小さいのを持ち歩いて寝転んで撮ったりもしましたが、

面倒なので、膝をついて撮影・・・最近はズボンの膝に泥が付くことも・・・

で、帰宅後怒られます(´;ω;`)

 

斜面の「アオイスミレ」満開

 

「カラスノエンドウ」

 

川辺の「ヒサカキ」地味に満開

 

「ヒュウガミズキ」も満開

 

ヒュウガミズキでぶら下がって昼寝中?の「ミノガ」の仲間の幼虫

 

たわわの「キヅタ」の実

 

そろそろ完熟に・・・

まだキヅタの実を食べるレンジャクが撮れていないので

レンジャクの皆さん!お待ちしています(笑)

 

この一週間 ー(2) 虫編 に続く・・・