”統合失調症家族の研究から
ダブルバインド理論がでてきた
2人以上の人間がいる。
1人の「犠牲者」とそれより目上の人間
犠牲者はそうした関係を1回限りではなく、
習慣的に繰り返し経験している
犠牲者に第一次的な禁止命令が下される(逆らうと罰せられる)
より抽象的なレベルで、
第一次の禁止命令(メッセージ)とは矛盾するような
第二次的な禁止命令(メタ・メッセージ)が下される
犠牲者はその関係から逃げられない(第三次的な禁止命令)
犠牲者が自分がダブルバインドのパターンに陥っていると
自覚しているときは、
この定義の項目のすべてが必要とされているわけではない
要約すると、逃げられない関係のなかで
メッセージと、それと矛盾するメタ・メッセージとを
同時に突きつけられるような状況。
ダブルバインド理論は
統合失調症の原因論としては過去のものです。
しかし家族関係を改善するのに有用です。”
というようなことが
『オープンダイアローグとは何か』
という本に書かれていました
人間関係が重要なキーワードになりますが
それは脳の中でおきていることを
いくぶん改善する薬になること示していると思われます
脳の中ではシナプスのかりこみが行われています
脳の信号が簡素化しすぎて不具合を起こしているのです
萎縮しているのでしょうか
萎縮した脳を改善するのに
人間関係の改善
愛情に基づく関係の正常化が必要になります
愛情こそ薬なのですが
その表現の仕方を間違えてしまうと
大変ということになります