高貴なのか？

私がおかしくなり

その過程で

からだが思うように動かなくなり

座ったまま

上体をグルグルまわしていたとき

横に天使か神かわからないが

高貴らしい存在がいた

その存在は

冷めたネクラの思春期の青年のように

私の行動を制御し

もてあそんだ

陰湿なイジメをしているように

冷めたようにもてあそんだ

その存在が

神か天使なのかはわからない

高貴な存在なのだろうと

感じられた

すべてを知っているものからすれば

私なんぞは知的レベルは低い

そして

その存在は

こともが虫で遊ぶようにして

私で遊んだ

わたしはこの存在を

助けなければならないと感じたが

なにもできなかった

なにをすることもできなかった

わたしは自由を奪われ

ほしいままにコントロールされていた

そしてわけがわからなくなった

この存在のはなしを

ほんとうはしてはならないらしいのだ

かたわらに

わけのわからない高貴な存在がいて

それがなにかわからないが

人間を動かしているなんて

こんなことを語ってはならないらしい

無意識にふとはいるとか

知らぬまま導かれるように

というそういったことは

この高貴な存在が振る舞っているらしい

そしてこの存在の成長は

人により違うものらしいのだ

高貴なのか？

なんなのだろう

いま思えばムカつく奴だ

冷めてしらけたネクラなガキだ

こいつがかたわらにいるのだろう

そら精神的にけんかになる

高貴なんか知らんがガキなんだから

いまもかたわらにいるのだろう

貧乏招き猫

パソコンでパチンコのゲームをしていると

猫の冬がときどき邪魔をしにくる

冬が近づいてくると

パチンコが当たりになる

たまたまなのだろうか

冬が近づいてくる

パチンコが当たる

なにかを感じるのだろうか

冬にはなにかがあるのだろうか

冬はお客さんが来ても近づく相手と

そうでない相手がいる

どこが違うのだろう？

猫の冬が近づいてくるときは

なにかいいことがあるのだろうか？

しかしなぜ我が家に来たのだろう

貧乏を招いていると思っていたが

なにかいいことを知らせているみたいだ

なんだろう？

冬によわい冬は

暖房のあたる場所で寝ている

ときおり私の布団のなかにもぐりこみ

寝息をたてていることもある

私は猫アレルギーで鼻水がとまらない

猫の冬が近づいてくる

鼻水が出る

なにかいいことが起きる

こいつは貧乏を招いていないぞ

招き猫のように

なにか幸運を招いているみたいだぞ

う～ん