統合失調で何ものかになる過程が抜けていましたね。
ボクの場合、幻聴が様々な問題に対する所見を聴いてきました。
次から次に幻聴は質問してきます。
普通の人なら自問自答するところを、
幻聴が優位に立って質問攻めに合います。
そうして、あたかも何者かになるように誘導して行きます。
そして最後の質問は、あなたは誰ですかときます。
ここの答えで自分の名前を出せればいいのですが
もうこの段階では何者かになっていますから
質問に応えていた過程での自分の心境を答えます。
僕の場合自分の名前を言わずに、
タロットをするとよく出る
バランスとサン
すなわちバランス・オブ・ザ・サンと答え、
太陽とおっ月さんとかも言ってました。
あまりにも質問が多いので
直に見ないものの質問には答えんと
拒否する場面もありました。
通常の幻聴は批判と文句でしたが
ある時期から、行動を促したりもしました。
これにのったので、最悪の状態を迎えたのですが…。
行動を促してもそれに乗る乗らないは自分の判断に任されています。
ここでは誘導はありません。ただ、つらいのは『罪と罰』のように
普通の場面で幻聴ではない実際の声に偶然遭遇します。
運命の輪が廻っているように感じます。
僕は何度もそこに答えはないと拒否しました。
あと、行動に出たので、すべての妄想を親の前でさらけ出しました。
当然入院です。他に害を与えないように、
家の中ですべての妄想と質問に答えていきました。
そして様々な気配なども感じました、霊能者もびっくりです。
もう五感はおかしくなっていますから
火にかけたアルミの鍋をつかんでも熱くない状態にもなりました。
これが何者かになる段階で起きます。