OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

今年の小笠原村硫黄島訪問の装備備えての新装備(2)

2009年05月23日 | 硫黄島・小笠原村
後ろまでカバーの帽子で熱中症対策への効果が期待できますが、
次の今年の新装備紹介は、
ハイドレーション装備のザックです。

「水分をこまめに取るように」と、
硫黄島では、
活動開始、出発時、お昼などに、水のボトルを多く、用意して支給して
もらえます。

また、皆さんそれぞれに、
先の激戦での戦没犠牲者の方々にお供えする目的でも
水は多く持参してきていて持って島内をまわる人が多いです。

久しぶりの硫黄島だった、2006年秋・入間から自衛隊輸送機での
日帰り訪島の時には、
私は、バッグとリュックに多くの本数の水を持って行きましたが、
本数が多すぎて、お供え と、自分の飲料としても飲みましたが、
500ml 5,6本余らせて、捨てるわけにも行かず持ち帰り、
入間からの帰りの電車でも重たい思いをしました。


トレイルランニング大会(「ハセツネ」という大会など、
有名な大会が多く開催されています。)などでは、山間の道を
長時間走ります。長時間耐久レースのようなランニング大会もあります。
水分補給は、非常に重要です。

そのようなランニング中の水分補給には、
ペットボトルを収納しやすいザックもあって、
取り出して、飲んで戻すという飲み方もありますが、
飲料を入れるパックを収納(パックは別売りだったり、
収納されたモデルとして売られていたりします)して、
ホースと専用飲み口がついている物があります。
それが「ハイドレーション」です。

これで、両手を使わずに水分補給ができます。
2リットルの飲料パック内蔵のタイプです。

ランニングの大会では、
季節や場所にもよりますが、
冬場開催の10キロの大会では、給水所が設けられている大会と
無い大会とがあります。
10キロぐらいでしたら、いつもの、トレーニングでのランニングでも
水分補給はしなくても大丈夫です。
直前にスポーツ飲料などで補給をしておけば、夏場でも、まず
心配はありません。

これが、距離が伸びて、ハーフマラソンになると、
全大会に給水ポイントが設けられます。20キロとかを水分補給無しで
走ると脱水になる危険が大きくなります。
4月19日の 2009パラカップ ハーフマラソンでは、
多くの給水ポイントを設けてくれていましたが、3ヵ所でアミノバリューを
取りました。

ボトルを手に持ってザック無しで走るというのもあるのですが、
ボトルが重いのに加えて、片手に持つことになり、腕振りの
バランスが取りにくくて、走りにくいです。
昨年の6月、硫黄島、祈念館近くを6キロほど走った時には、500mlボトル
アミノバリューを持って走りました。

ハイドレーション以外に、着替えシャツや、必要な小物も
収納できます。
硫黄島での活動での水分補給対策はこれで、万全です。


コメント
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