【ステーキ漂流記season2】
100軒目(神田)「さんこう苑」サーロインステーキ
通算300軒目である!
その感想はさておき、
今シーズン100軒目、season1、season2通算300軒目の店はそれ相応の店にした。
神田の焼肉屋「さんこう苑」である。この店は鳥取和牛の「万葉牛」を取り扱っている店。値段はちょっとするが、「万葉牛」なんて聞いたこともない珍しい銘柄を取り扱っている店なので何かの機会に行ってみようとして、【ステーキ漂流記season2】100軒記念にあてた。
で、いざ店に行こうとしたら……慣れない神田の街ということもあり迷ってしまった。
なんとか店にたどり着き、
早速「万葉牛」のサーロインステーキを頼む。待っている間にお通しとしてキムチを食べる。
しばらくして、ステーキ配膳。
300gとあり結構なボリューム。
焼いて、一口。
黒毛和牛特有の旨味は強烈ではないが、まろやかな旨味が広がる。しつこさがなく、それでいて肉全体にフックがある。
二口目もだいたい同様。
タレなしでも楽しめる美味さ。
三口目は鳥取醤油につけて。
これが美味い!
万葉牛と鳥取醤油が見事にマッチしている。
四口目は甘ダレをつける。こちらの方が若干さっぱり感がある。
そのまま、鳥取醤油、甘ダレ、レモン汁とそれぞれ味を変えて楽しむ。
左端の脂身がある部分は流石に濃いが、それでもしつこくない。これは万葉牛がオレイン酸を50%以上含有しているかららしい。
一通り食べ、追加でランプを頼む。
このランプ、普通ならさっぱり系の赤身メニューだが、赤身のわりには旨味というか肉そのものの美味さがある。
その後もキムチや〆のアイスを食べながら、
店長と色々肉トークをする。
この店が凄いのは300gで6000円するが、常に同一銘柄を取り揃えていること。つまり、日によってのバラツキがあまりない。
この「万葉牛」はしつこくなく、美味い肉を食べた感覚が物凄くある。
浅草の鉄板焼屋で一枚8000円するステーキを食べるなら、「さんこう苑」の万葉牛を食べた方がいい。
総合:★★★★★
素材:★★★★★
旨味の強さ:★★★★
タレ:★★★★★
リーズナブル:★★★