ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「テキサスキングステーキ」(越谷レイクタウン)

2014-10-25 21:45:16 | 越谷市
今日のディナーステーキはイオンレイクタウン1階フードコートにある「テキサスキングステーキ」。ステーキ店にアメリカの地名が入ると「美味いかも……」と気になってしまう。

しかし、ネットで見たこの店のステーキはどうも「ペッパーランチ」のステーキに似てるんだよな。だから、仕事の前とかは行きたくなかったが、今日みたいに時間があるとやはり気になっていたので行きたくなる。

イオンレイクタウン1階のフードコートにはマック、吉野家、たこ焼き屋、たい焼き屋、ラーメン屋、つけ麺屋、パスタ屋、海鮮丼屋、ピザ屋……などが犇めいている。ま、ちょっとした屋台に毛が生えたような店が集まると確かに楽しく、中高生の帰りの買い食いスポットにはもってこいだ。そんな中でステーキ屋のテキサスキングステーキだけど、他の店と比べるとちょっと高めだけど、一番高いメニューでも240gのカットステーキの「テキサスキングステーキ」が1380円で、ステーキとしてはそこそこのコスパ。オージー・ビーフだけとね。

出たよ、オージー・ビーフ。俺の中では和牛>アメリカ産>オーストラリア産という残念な図が出来上がっている。だから、安くて当然で、しかもセルフでステーキを自分の席まで持っていくから240gならもう300円ぐらい安くなきゃ。それにやっぱり出てきたステーキは生で自分で焼いてくれ、と言う。それ、「ペッパーランチ」方式じゃん。「この店はペッパーランチと同じ系列ですか?」と思わず訊く俺。テキサス風の帽子を被った打率2割1分のような女の子じゃわからないのか男性店員に訊いている。違う、と答えが返ってきたのでとりあえず席に着く。何気に重いテキサスキングステーキを持ち自分の席へ。そうそう、アルコールはビールのみだって。

とにかく、焼き肉を焼くように赤身の生肉をひっくり返す。どう考えてもペッパーランチのステーキだよ、これ。この方式、焼き肉を焼くのが好きな人にはいいんだろうけど、グリルも料理の内と考えている俺にとっては手抜きでしかないよ。さらにもう400円は安くなきゃ。

……もう、不満だらけ。ペッパーランチで食べても載せなかったのは不満しか出ないから。この店は微妙にペッパーランチより高く思える。あーあ、焼き加減がわからんから肉がウェルダンになっちまうよ。オージー・ビーフだし、しかも本当に脂身ゼロ。しかも、下味の塩が効きすぎ。オマケにガーリックソースがちっともガーリックじねぇ。

まず、この店のスタッフがやらなきゃならないのは都内の「いきなり!ステーキ」でステーキを食べることだ。井の中の蛙、もとい越谷の中のテキサスキングステーキ。

最も厳しい言い方をすれば、
看板に偽りあり!!

ステーキを食べなれてない人は騙せても俺の舌は騙せないぞ!


「大作」(蕨)

2014-10-25 13:10:53 | 蕨市
珍しく蕨に来て、時間があったので散策。「ふらんす亭」やステーキメニューがある居酒屋を見つけ、お昼に照準を合わせていたら、とんかつ・しゃぶしゃぶの「大作」を見つけた。

南浦和・蕨界隈のステーキを扱っている店でなぜか検索でひっかかっていた店だが、ネットで見る限りはステーキメニューがみつからない。そりゃそうだ。だって、とんかつ・しゃぶしゃぶの店だもん。それでも検索の結果から腑に落ちなかったボクは看板のメニュー表をよく見てみた。あった!ビフテキ(ヒレ 200g)!しかも、単品で2100円。高くはない。寧ろ、安い。

いつもと違う雰囲気の
店なので恐る恐る入った。で、席につきオーダーを訊きに来たおばちゃん(『恋の罪』に出てきた洋館のおばちゃんにちょい似)にビフテキを頼むときょとんとした顔をした。まあ、メインはとんかつ等の揚げ物のお店なんだからステーキを頼むヤツなんてあんまりいないんたろうね。でも頼む。あと、酒を控えてウーロン茶ね。

ステーキを待っている間、壁に宮崎牛のポスターがあったのでビフテキの牛がどこの牛か訊いてみた。宮崎牛ではないが北海道産だとか。和牛には間違いない。

それで来たのが写真のステーキ。席が悪く若干暗めだが、茄子やピーマンなど普通のステーキ店では見られない付け合わせ。

肉を切るとびっくりする程の柔らかさ! ヒレだからかはじめはあっさりした味。醤油ベースのタレをつけたら肉がさらに引き立った。そこから、タレなし、タレつけで交互に食べてみた。すると、タレなしでもじわじわと味が染み渡ってきた。さすが和牛。

とんかつ・しゃぶしゃぶがメインでビフテキはセミファイナル以下に追いやられているが、メインでも通用する味だ。とんかつ・しゃぶしゃぶも肉だから肉の扱い方が上手いとみた。次回、再訪する時は単品で揚げ物とアルコール類を頼めば完璧だ!

★★★★

「リベラ 目黒店」(目黒)

2014-10-22 19:18:07 | 目黒区
ありがたいことに、この「今日のステーキ(仮)」を書いてていくつかお声を頂いている。その中で一番多いのが「リベラ」のステーキである。

都内のステーキランキングで常にトップ5以内に入る超人気店。つい最近出た「P」の食べ物屋特集でも取り上げられている。

しかし、なかなか行く機会かなかった。
その理由として、
(1)ランチタイムなし。夕方から。つまり、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」である。

(2)試写室があまり行かないディズニーしかない。試写のついでには行けない。

(3)駅からが遠い。バスじゃないとキツい。

行きたくても上手くスケジューリングが出来なかった。しかし、今日は夜が空いてる。これこそ行くチャンス。ということで、「行くぞ!」という強い意思を持って「リベラ」へ。

JR目黒駅から西口を出てすぐに東急バスの「大岡山小学校行き」のバスに乗り約10分。「目黒消防署前」で降りる。歩いてでは目黒からも中目黒からも遠い。やっとの思いで「リベラ」に着く。

早速、1ポンドステーキと赤ワインを頼む。ライス付き。目の前に覆面をした店員がいたが微妙に突っ込みにくいな……って思ってると早くもステーキが来た! かなりの早さだが、よく考えると「テキサス」がこのぐらいの早さで出てきたことを記憶している。

写真のステーキをザクザク切る。堅さはそれなりにある。タレは別にあるが、リブロースということもあって霜降りは少なく、淡白ではあるが肉そのものをダイナミックに楽しめる味わい。ステーキソースは醤油・ガーリックを混ぜたヤツで、ステーキを食べる補助になる。

この肉の淡白さと脂身がしっかり別れてるのは……店員に訊いた。「オーストラリア産です」やはりそうか。けど、こう1ポンドぐらいがっつり食べると、200gよりもほんの少し旨味を感じる。つまり、薄いロースだと肉の堅さしか感じず、1ポンド以上あって肉の弾力とうっすらと旨味も出る。店が野郎に1ポンド以上のステーキをすすめるのには納得である。1ポンド以上で美味しさを感じる。これがオージービーフなんだな。

次回は曙ステーキ(650g)にトライしたい。

★★★★

【閉店】「ステーキの帝王」(平井)

2014-10-22 12:25:05 | 江戸川区

ボクのレポートって、出だしが「本当は○○に行く予定だったが、偶然見つけた○○に入った」というケースが多いが、今回もそのケース。本当なら、東あづまに本店がある「M」のオーナーM氏が修行をした平井の「SS」に行く予定だった。が、開店前に来て時間があったので周辺を散策していたら、偶然にも「ステーキの帝王」というデカい看板が目に飛び込んできた。

もう少し近付いて看板をよく見てみると「King of Steak」と書いてある。“帝王”は“Emperor”じゃないのか?という素朴な突っ込みはあったが、「ステーキの帝王」という店名に圧倒、てか、とにかく凄い自信は感じた。これまでの経験から挑発的な店は美味い、という俺分析のデータがある。もう、この時点で「SS」ではなくココにした。

さらに、メニューを見てびっくり! USハイグレード牛の1ポンドステーキが1810円!!!!!!!!「ミスター・デンジャー」や「いきなり!ステーキ」を超える価格破壊!!!!!! しかも、これにミニコーンサラダとミニコンソメスープ、さらにはライスがおかわり自由、ときた! 決して広くはない店内は今年の8月からオープンしたばかりだから綺麗であるとは言え、プレハブ小屋を改装しただけで、シンプル過ぎる造りは野郎以外は厳しい。ステーキ屋にしては珍しい食券制という辺りからも雰囲気的には牛丼屋のような感じだ。

もちろん、1ポンドステーキと赤ワインを頼む。ちょっと話すと分かるが男性店員、中国だかベトナム辺りのアジア系。しばらくして、1ポンドステーキが来る。8つに切り分けられたステーキは切り分けられても迫力がある。早速、タレなしで一口。切りやすく、食べやすく、その上旨味まである。タレがいらないんじゃないか?と思うぐらいUS牛なのに旨味がある。後で店員に訊いたらアンガス牛でないことは確か。「ミスター・デンジャー」の肉に近い。ひょっとしたら、ステーキ職人の同じ修行先が同じ店かも。たれもまた醤油・ニンニクを混ぜたオリジナルでこれはこれで楽しめる。ライスのおかわりも出来たが、肉のみを味わいたいのでライスおかわりはなし。ふと、ちょっと離れた位置で食べているリーマンも思わず「ウフッ!」という声を漏らしている。とにかく美味すぎる。

US牛で質・量を楽しむなら間違いなく「ステーキの帝王」! 本当にそろそろ「リベラ」と比べなければならないが、平井・錦糸町・亀戸界隈では最強だろう。

★★★★★☆☆☆


「トット・デル・マンマ」(越谷レイクタウン)

2014-10-21 18:05:13 | 越谷市
今日のステーキは越谷レイクタウン駅近くのイオンレイクタウン3階にある「トット・デル・マンマ」レイクタウン店。

なんでそこにしたかというと、ちょっとわけがある。「越谷レイクタウン ステーキ」で検索すると2番目か3番目に「T」というステーキ専門の店が出てきて、そこに行こうかと思った。が、ネットに載ってるこの店のステーキを見ると、どうも都内にある「I」や「P」のステーキにそっくり。どちらかというと「P」にそっくり。実際に大元の「SK」もレイクタウンの3階にある。ということで、気をつけて他のレイクタウン内の店を探すと3階に「トット・デル・マンマ」という店があるのに気がついた。ステーキとハンバーグの店。よし、とりあえず入る。

ステーキメニューはいくつかあり、とりあえずピンのメニューである「特選熟成ロースステーキ」を頼む。あと仕事前なのでソフトドリンクのドリンクバーもつける。

それで来たのが写真のステーキ。ナイフで切ると柔らかく、ほんの少し切り難いだけ。ここまではいい。が、見ての通りタレの小皿がない。というか、はじめからタレがべったりついている。これはいただけない。確かに肉が淡白な味でタレが必要である。しかし、だからといってはじめからタレまみれのステーキはいただけない。肉そのものは脂身の部分以外は旨味はほとんどないのはタレの下からでも分かる。これはUS牛というならアンガスでもない。それでも肉本来の味は確かめたかった。

店員に訊いてみた。どこの牛を使っているか。オーストラリア産だそうだ。そうそう。脂身以外の部分のこの淡白さはオージービーフだ。言われてみると納得。けど、メニュー表への産地隠しと言い、タレの使い方といい、いろいろと不満が残った。

ま、サラダバー目当てなら下の評価に★を一つプラスして楽しめるかな。

★★