基本、相手のリングで試合してもいい事は有りませんよね。
世界的なシェアやそれに満足させるような高度の技術を日本が有していた
バブルと言われる時代でもその前の教育を良く言う人なんていませんよ。
むしろ、何を心配したのか共通一次でしたから。
その所為とは言いませんが、創造的な国立大学出身者とか稀かなと思います。
広く浅くなのでポイントを絞って深く更には今ない物を想像するなんて私学の連中の方が多いのかと思います。
それとお役所の前例主義と民間の自由闊達な発想とでは相容れないのかもしれません。
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会話の慣れですよね。
問題解決能力も理論も頭の中や本・ネットにはあるものの創造的な解決は場数ですしそのような教育は欧米や中国でもやっていないのです。
たいてい社会に出てから躓くのがこの教育と実社会の段差でしょ。
大学時代から英文の雑誌等を読んで思考回路もなんかそれなりの欧米や中国の事を知った思考回路でないとくたびれます。
教科書だけでなく、教材で今の社会や技術などをフォローして行かないと
学校で教わた事は古くなったり、違うのが主流になったりしますから。
ICT教育なんて失敗すればIT土方と呼ばれるだけです。
夏野 剛さんのような人材が欲しいのかと思うんですよ。
使われるのではなく、使う立場の人間を増やして海外に発注すればいいのです。
ただし、ここからが難しいのですが出来ないような仕様を言っても無理ですし
大枠何が出来て何が出来ないとか知っていることが先ず大事です。
それとそのICTを使ったシステムなりの市場でのフォローが出来る体制が必要なんです。
メンテとかサービスとかです。
その点で日本のシステムは悪くはないんですけどね。
今回の感染症でもそうなのですが、台湾や韓国はITを思い切り使用しています。
感染者の捕捉やその情報、また遠隔授業等は進んでいるらしいです。
それに比較すると弱いし、その日本版すら作ろうとしていないようにしか見えないのが将来どころか今の問題なんですけど。
遅い乍らも追いつけるのを期待しています。
良く考えてみたら学習塾は既に講師の授業を回線で配って画面から受講しているんですよね。
日本の公立の学校がどうなんでしょうか?バラツキがあったり、これからなのかと思っています。
ただ根本的な問題は最近囁かれているように日本の大臣が専門家でないと言う
ような話かと思い当たるのですが。
北村地方創生相問題とでも言うべき事態の解決が先なのかと思うんです。
政治家の基礎的な知識の再学習とその試験をしないと公文書管理などの基本もおろそかにされ兼ねません。
子供達にはまだ時間も有るし、将来その時に学習しても追いつける奴は追い付けます。
相手の土俵で戦おうとせずにこの国で必要な人材育成を提唱したほうがいいでしょう。
それの前に政治家と官僚の差を埋めていかないと管理する側が管理される側より物も知らないし経験もないとかでどう足掻いても計画のレビューや進捗管理、
それに緊急時の対応とか能力を問われる時代です。
しかし、選挙制度は昔の儘で、下手すれば人気投票ですから。
それで子供の教育環境を改善させたくても海外の真似とか国民の要望でしかなく
この国に必要な地方での基幹産業の構築など難しい課題は未達になります。
せめてもは国民の要望でもっとしっかりとした行政へと舵を切りたいのですが
それをマスコミが間違った方向へと政権批判してしまうのです。
マスコミもせめては過去の情報提供と現状の回顧をすればまだ違ってくるのですが一向にそのスタンスを変更して行きません。
今回の長い休校についても実際にどうしているのか調べてみた方がいいのです。
そう言う意味では目の付け所が違うような気がしてなりません。
言うならエリート教育はそれだけに絞っても必要人数を育てるべきですが、
全般的にそれをやっても他の小さな国とは違うので難しいです。
測れる能力だけでは息詰まるので想像力や応用力を磨かないと社会全体のバランスは取れません。
転職等でそのバランスをとっているのかとも考えます。
なので偏差値主義のような教育は疾うの昔に限界で適応性を高めるのとか
その訓練が必要な時代なのかとも熟慮する次第です。