単に気に掛けているだけですが、あまり拡大するようなら、また要請や自粛になるのかと心配しております。
国債の日銀購入は前代未聞であり、モラル的にも宜しくない話なのにそのまま進んでいます。
表向きは景気刺激策としての金融緩和、マイナス金利までもの低金利と言うように始まりました。
しかしながら、マイナス金利と言う事による銀行の問題が生じて、その経営が厳しくなりました。
海外でマイナス金利が終了する中で日本だけが低金利に拘る流れでした。
そこには予算の大半を国債に頼り、かつその金利返済に追われる予算編成の問題があるのを指摘されています。
我々の常識に対して自民党の非常識な政権運営で国民が置き去りの国債買い入れが続いています。
これまでは国民に直接的な被害はなかったから良かったのでしょう。
けれども日米金利差で円安になり、原油高とロシアのウクライナ侵攻で小麦も高騰する中では物価高で国民に嫌われます。
それと始まった時から、いつ終了するのかと出口戦略が見えてきませんでした。
国債を日銀が過半数購入する異常事態に至ってもなお総裁の交代すらないのが
間違ったと認められない事態なのでしょうね。
とりあえず、参議院選挙後に変わるのかです。
特に国債市場での金利高に連動して上がっていくのならまだしも逆らうとなれば更なる通貨安とその経済的な影響が大きくなります。
それに実際の円安の歯止めとなる値が市場や世間の興味なのかと思われます。
何しろ、物価上昇で2%目標にコアで0.8%まで行き、少なくとも生鮮食品を除く消費者物価指数は2.1%と超えてきています。
それで動く気配がなく、会議では金利緩和の継続なのが、世間との違和感です。
あと2週間程度で答えが見えてきます。
勿論、金融政策よりはモラルで自民党が苦戦するのはあるのかと思ってもそれですら与党勝利の噂を耳にします。
それだと変わらないで堅実な路線を行く事になりそうです。