これに対して
勿論、神奈川新聞の記者が現地に赴いて取材された事には敬意を表するものに変わりないのです。
ただ、国としては法を乗り越えてでも特別な措置として解体出来るようにしております。
そして、問題は優先順位なのかとも考えます。
残念ながら優先順位の高いのはおそらくその土地の再利用が決まっているようなつまり持ち主と使用者が同じでしかもそこにまた家ないしは店を建てて生活や仕事をする予定なのでは?
国への解体申請1万5600件に約350件の解体完了と神奈川新聞の21面に出ています。
捗っていない事実は認めますが、捗らない事の理由は他の仕事に多くの建設関係者が行ってしまうような状況です。
その一つが万博会場だし、だからぼやくのだけでは捗りません。
他でも取り上げられています。
ただ、当然ですが
各自治体や解体の委託業者などによりますと所有者や関係機関との調整の遅れや、解体業者の不足、災害廃棄物の置き場の不足などが課題となっているということです。
と言うような話も載せています。
情緒的な記事で買ってくれるのなら、楽ですが今の神奈川県の状況はそうも言ってられません。
むしろ、横浜市教育委員会の件のようにマナー違反を取り上げてでも読者を増やさないと地方新聞としてのもう一つの使命、高校野球などスポーツ振興や地域での問題解消が出来なくなってしまいます。
古い記事ですが、聞こえは良いけどこんなの逆効果です。
そう言うのを指摘しないと分からない政治家さんが増えています。
必要のない老人までが街中を彷徨(うろつ)くので問題は増えます。
勿論、シルバーシートなんて年寄りでも座れないし、なんなら妊婦さん優先です。
今でさえ安いのに無料化して彷徨かれたら、何かあれば救急で電車も止まるのでは?
だから、言うのではないのですが、若者が読むような新聞にならないと神奈川県って地元に残る人より移動してしまう人が多いのです。
就職や結婚を機に移住するとか、仕事の異動とか多く引っ越しもその時期に集中します。
なかなか定期購読者の確保が難しいのかとも思っています。
能登半島の事はある程度にして神奈川県の本質的な赤字問題とか有識者と打ち合わせしてでも貴重な意見を集めないと環境関係の三重税が話題にされています。
国、県、横浜市が森林税を別の名称で取っているのにそんなのが地元では話題にも上がらないのです。
頑張って取材されるのは歓迎します。
ただ、足元の問題も光を当てて欲しいかなと願っています。