東日本大震災から13年…通常営業だった番組は猛省を!サンドの好感度が高い納得の理由(桧山珠美)
前提にしている下記がおかしいのでしょう。
世の中にはニュースやドキュメンタリーを見ない人も多い。だからバラエティーで扱うことで問題意識も高まると考える局は少ないらしい。
普通にテレビを見る人の多くは常識的なニュースをバラエティー番組から知ると言うのには無理があります。
また、今年の3月11日は月曜日でしたから、ちょっとブログを確認してみました。
すみませんが、テレビを見る習慣が違う意味合いな為か普通のテレビ評論家さんのような見方はしていずに地震の解析についての話をしていました。
そこで書いている点で大卒4割、ほぼ高卒レベルの状況だとすればニュースを知る事や東日本大震災の件は常識の範疇です。
現状の詳細を訴えて風化を防ぐ効果を狙うのは局の都合でしょう。
昔だと凄い大きな危機に対して全体が一丸となって取り組む社会でした。
昭和が総中流意識でしたから例外は認められない社会でした。
ところが、社会問題が発生する中で一部の例外を認めないと社会的に不幸になる為に例外的に一部の人にハンデを与えるような考えに至りました。
登校して嫌になって自死するよりは不登校でも生きていて欲しいとの考えなどです。
ましてクールになった平成の考えだと3月11日は震災の事を考えると言う慣習そのものが古いのかと思います。
13歳未満は実体験もなく、親や先生からの伝承です。
または教科書から教わるような知識です。
だから、日本だとその日をかなり長い間追悼に当てますがそれでも80年近くになる戦争体験やらその行事も残念ながら消えていかざるを得ません。
しかしながら、そう言う習慣以上に避難訓練や日頃からの防災意識等が問題なのです。
それと必要なのは実際の耐震化です。
そう言う意味で言うと学校は耐震化されてきました。
全国の公立小中学校の耐震化率は99.8%です。必要な対策は取られて、教育現場までは改善されています。
問題は例えば
病院の耐震化率は79.5%でした。
と言うような話です。
また、水道管の耐震化率は
厚生労働省によると、2021年度末時点の水道施設の耐震化率は、基幹的な水道管が41.2%、浄水施設が39.2%、配水池が62.3%です。
と言う点が能登半島地震でクローズアップされました。
だから、テレビ局の都合で東日本大震災関連の番組に差し替えるのは自由です。
また、バラエティー番組の中で東日本大震災関連の取材やレポートをするのも同じです。
ただ、基本的には地震・津波以外の災害にも備えるのが一つの流れです。
例えば帰宅困難者対策とかですよね。
災害も度々見舞われると上書きされてしまいます。
昭和の頃なら首都圏直下型地震が関東大震災の怖さから恐れられていました。
最近でもそれは変わらないのですが、代表的な震災は東日本の方に上書きと言うかリアルタイムで体験している方になります。
中国や非常に儒教の考えが強い韓国だとそれこそ地震の時の指示命令系統は厳しいのでしょう。
欧米でもある程度はその地域によって保護の都合から指示に従うのかと思います。
貧しい地域だと国連からの援助でそれに代わる指示や対策が取られているかと思います。
日本くらい国民レベルで自発的に避難の意識を確保させるような制度なのは珍しいでしょう。
理由は災害も多いし、対象人数が多いと避難先すら確保出来ずに『命を守る行動を!』となります。
普通なら、常識の範囲で情報を得て行動するのでしょう。
ただ、例外的なのは高齢者できちんと説明しておかないと怒り出します。
聞いていないよ!ってなりますから、バラエティー番組で情報を流すかは別にしてもある程度頻繁にしかも色んなルートや掲示等でやらないとなりません。
こんなのは言うまでもない話ですが、例えばYouTubeの配信者でさえ生で配信していれば地震の情報や行動への反応をします。
そこが世の中が変わっても優先順位は変わらないのです。
懐古的な情感としての伝承よりも実際の避難訓練や対策が必要なのです。
それ故、強制的な避難訓練を9月1日頃に行うとしても意識は持っていないといけません。
特に旅先での避難路くらいは確認しておくのが当然のルールです。
となっています。