日銀は、異次元金融緩和から、金融引き締めに転じる政策転換による株価の暴落を恐れていよう。なぜなら、日銀は時価にもよるが推定60兆円と大量の株式ETFを保有し、日本最大の株式保有家であり、株価暴落となればバランスシートが悪化し、「通貨の番人」たる日銀の信用力も低下。そしてそれは「円」に対する信用の毀損となり、さらなる円安に落ち込むからだ。
おそらく、このアベノミクスに反対していた人は知るかと怒るか、やはりこうなるよねとはなから分かっていたような口ぶりだろう。
そのくらい、この金融緩和の出口戦略は見え難い話で、皆んなが問いたかった点です。
それを議論に応じずに、まして原油高、ロシアのウクライナ侵攻と条件が最悪な中でまた身勝手な利率を下げる抵抗ですよね。
結果として逃げれないでそのETFで株安か買い手がいても海外と言う話になるのかと心配になります。
結局、こんな事になるのを想定していた人が多いのにあれだけ頭の良い人達が怖くて口出し出来なかっただけでプーチン大統領の独壇場と変わらないのでは?
普段は日刊ゲンダイだと否定に走る傾向でしたが、この不手際な最期にまともな冷静さは持ち合わせません。
この際、下手したら日銀のリストラと財務省のリストラを同時進行で進めて、更に政界からも安倍麻生両氏を屑扱いにしないと将来もこのような遣り方が通った後に悲惨な最期を迎えてしまいます。
簡単なのは早期に日銀総裁の候補を立ててどうするのかを構想しないと1年後にはあまりの円安で通貨危機に近い現象だとなっちもさっちも行かなくなります。
なんか、さっき書いていた消費税廃止論みたいに非日常な事柄は要注意ですね。
円安があと1年続いてどうなるのか、先ずはそこから警戒域なのか検討しないと難しいのでは?
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