日本に連絡事務所を開設が北大西洋の平穏の鍵になるかです。
大きく三つの問題があります。
先ず北朝鮮は大陸間弾道ミサイルを有するレベルまでリスクが有るのかです。
つまり、そのミサイルによる攻撃がアメリカをターゲットにするのならそれは対象なのではありませんか?
次にロシアの勢力が西側で侵略でウクライナと交戦状況に有り東側で対象となると日本なのですけどこれを放置すれば自由主義圏が揺らぐ事になりませんか?
最後に厄介な中国の問題です。
これこそ覇権主義に対抗しないとヨーロッパは中国の思うが儘になってしまいます。
軍事的に覇権が及ばなくても経済的、外交的にプレッシャーを加えてその影響力が及ぶなら満足なのでしょう。
そう言う一帯一路の概念を打ち砕く為にも台湾有事への対応は世界的な問題なのですが、世界史的な概念がないヨーロッパでは自分達から遠いところの話なんでしょう。
フランスにしてもその影響した地域、フランス語を第二言語とするような地域での統率が上手くいかなかったように支配が優先して地域の発展へと繋がらないような考えしかないのかと思われます。
開設するかしないかは勝手ですが、その影響を気にする中国にとって開設しなければヨーロッパは無関心と思われてしまいます。
それは単に東アジアで済む話ではなく、ヨーロッパでの投資でも舐められる恐れがあります。
中国の危険なのは軍事的な側面だけでなく、経済的にもプレッシャーを加えて相手を手中に収めるのですから。