もっと長い期間での推移を見て見ました。
これで見る限り、以前の失業率よりは改善されているように見えます。
厚労省の資料によると直近のピークはリーマンショックやその後の東日本大震災などと重なるようです。
その前のピークはアジア通貨危機1997年を取り上げています。
その頃アメリカではITバブルが崩壊しています。
これまでも書いているように国際的な経済環境の影響を受け易いのが日本の特徴です。
新型コロナウイルスによる問題とその対策での飲食店への営業規制とその補償で経済はそれに反応してしまいました。
また、世界的な賃上げでインフレにもなりかつ原油高、戦争による食糧需給逼迫など日本には不利な影響もあり、円安で更に日米金利差による加速でした。
日本国内はインフレになるのとまた賃上げで人手不足になり、通販の影響か運送業で顕著です。
相変わらずマッチングの問題は有るのでしょうけど、それでも数字は下がっています。
基本的な課題は国際的な経済環境に影響されないような仕組みに出来ないかと思います。
輸出に頼らないで済む経済、市場にする事も有るのでしょう。
更には個人消費によりGDPを増加させて国内経済によって成長するような動きならないかと考察します。
その前提にある輸出に頼らない為にもエネルギーの再エネ化など検討しなければならないとも考えます。
一朝一夕には解決しないテーマなのですが、将来の日本を考える時に必要不可欠な補強です。