世界半周のワークの旅からサンフランシスコへ帰って、届いていた月刊「致知」8月号三浦雄一郎&大竹美喜対談「果てなき限界への挑戦」に感動しました。
私がしていることなどに比べると、天と地の差があり、小学生レベルで、まだまだ修行が足りないこと思いながら、奮起させられました。
感動の言葉の一部を書かせて頂きました。
史上最高齢となる八十にして、三度目目の盗聴を果たした三浦雄一郎氏。
無理をしないと、当然頂上には登れないし、死ぬほど頑張らないと生きて帰れない。
苦しみながら、楽しみながら、命がけで夢を実現化して来た。
一回目は、本当に運良く登れた。
二回目は、その経験が生きた。
三回目は、それらの経験をさらに生かした。
「年寄り半日仕事」年を取れば無理をしないことが、長寿を保つ秘訣。
夢頂上に至るには、いろいろな方法があるし、僕自身にも過去いろいろな失敗があった。それらの経験を生かしながら、自分の想像力を計画の中に盛り込み、成功の方程式をつくって来た。
出発前に二回の心臓手術、大腿骨骨折。
エベレスト山頂では、二十歳の登山家が、九十歳の肉体年齢になる。
僕の年齢に七十歳加齢すると、百五十歳、ということは、人間はひょつとしたら、百五十歳まで生きれるんじゃないかと。
八千五百メートルの頂上直下で、お茶会をやった。
作法も何も知らないくお立ててにお茶を点てていただくと、不思議に心が落ち着く。
頂上に早く立ちたいとエキサイトしていた皆の心が落ち着く。命懸けで臨もうとする出陣前の儀式のようなものですね。
その結果四人の心が一つになって行く。
戦国武将も戦場でお茶を点てたといいます。
特に山頂へ行くまでは雪が多かった。八千メートルを過ぎて頂上まで二日かかるが蟻地獄みたいな場所が何カ所もあり、五十センチ登ればズズッと、三十センチ下がるという。
まさに生と死の境目、デスゾーンであの世に半分足を踏み入れているわけですが、三途の川を向こうへ渡りかけたながらも、魂の奥底から深い感動が込み上げて来ました。
「夢は実現しなければ夢ではない」
人間には、誰しも向き不向きがあって、これなら命がけでやれるもの。
ある様々な分野を見渡すと、まだ誰もやっていない分野がありる。そこへ僕はスキーの分野で入って行った。人間の年齢の限界に挑戦しようと。
明日に続く。