8月27日 続き
8時20分 日記中断の後、日本ケットとバスタオルをあかえて寝場所を決めることにした。蚊帳をたくしあげ、マットレスを折りたたんで横になる。セルフタイマーで写真を撮る。床のデコボコに体をうまくフィットさせて横たわると床が冷たくて、とても気持ち良い。どこかで犬が吠えている。ジャングルのしじまの彼方で吠えている。野生動物を連想、特に何もしてないのに、眠気が襲って来る。一度このまま寝てしまおうと思う。
20時44分 車の音が少しやかましい。だからというわけではないが、床に引力で張り付いているのに、眠ってはいなかった。妻から電話、どこで何してるの?というので現状を説明した。本当は携帯も切っておく位の方が良いと思うが、仕方ないか。
両足をふくろはぎの内側の筋肉が暖まって来ている気がする。床と接触をしている肉体の部位はマッサージを受けているみたい。適当に寝相を変えれば、多分からだはスッキリするだろう。
洞窟暮らしなので、何も食べず、何も飲まず、(歯だけブラシングして顔を水洗いした)篭もっている。時折こうして日記を埋めている。再び消灯。
ゆっくりとした時間を過ごしました。畑に行くと、赤いダリアの花が8分咲きで私を迎えてくれました。草取りをした時、抜こうかなと思ったけど止めたのは、まだつぼみがあったからです。ほとんどの夏野菜や花達も咲きそろい、楽しませてもらったので、秋野菜を植えるのに邪魔だと考えたけど、何故か抜くのをやめました。今日は畑に誰も居ません、静かな畑で思いました。このダリアは誰かを反映しているのでは、盛りを過ぎて次世代に移ろうとしている頃、つなぎの隙間をぬって咲き零れる、人それぞれグットタイミングがあり、生かすも殺すもその人次第。俄然還暦過ぎて出て来た才能は、遅すぎるかもと思っていたけど、こうやって遅咲きのダリアを見ていると、最後の最後に花咲かせる妙技は、経験者だからこそ出来る、先に咲き誇った花達はもう見る影もなく、雑草 と共に袋の中に、時期離れのダリアは、回りは茶色の畑でひとつだけ、可憐に咲いて、一層美しく見え、ほめて上げたくなりました。
得丸さん
8月27日
夕方7時少しに202号に到着。誰もいなかったら電灯を点けるのを止めてみようかと思いながら来たのだが、幸いにも大崎さんがいてくれて10分程で引継ぎ。
7時15分 大崎さんがいなくなって一人になる。三脚にカメラを装着していろいろなアングルでストロボ露光と三脚にカメラを装着して長時間露光で家の中を撮影。照明を邪序 に感じたので順番に消して行く。丸いストゥディオを最後に消して全て消灯。ぐるぐる部屋の中を回って写真をとりながら部屋の中を歩く。
7時50分
まだ40分ちょつとなのだけど結構疲れた気分。一休みして日記を書くことにする。シャワーと行きたいところだけど、旧石器時代の洞窟シャワーはないのだから、少しがまんしてみる。
8時 再び消灯する。さてこれから どうしょう。
続く
得丸さんはご自分のブログで反転住宅滞在記を書いていられますので興味ある方はどうぞ。
http://www.milestone-art.com/htm/sp/tokumaru-in.html
留守中に反転住宅を開放、大崎君と得丸さんに27日間の使用権を渡して渡欧しました。反転住宅202号の掟の使用日記を書いて頂く事、礼節を持って御使用下さい。ゴミ出し日は厳重にお守り下さいとお願いしました。
反転住宅体験日記は私の帰国を待っていてくれ、読まれるのを喜んでいるようでした。お二人の体験からまた改たな反転住宅使用法を教えられたり、お二人の訪問を反転住宅は喜んでいるようでした。面白く読ませて頂きました。ブログに書いても良いと許可を頂きましたので、部分的にシリーズで紹介いたします。
8月26日
部屋に入って20分くらい独り言が止まない。球体の部屋に入るとすぐにでも生命位相学者にでもなれる。特に右耳と左耳での声の分節化、声が外からやって来るように感じられるのを確認できた。球体の部屋の外に声を出しながら出ると差が良く分かる。部屋全体が家族の様に結ばれ、どこに居ても全体の部屋と共にある気がする。だが平面の部屋だけは別で、この部屋に入ると他の部屋との断絶感がしないでもない。孤独になる為の部屋なのか?
昼間の畑仕事で筋肉が興奮状態になり、気を静める為に観た坂本達さんのDVDは超感動ものでした。「夢を叶えるために、今あなたに出来ること、」始まりは映像ではなく字幕の語りでした。人の想像力に訴える字幕に感動し、終わりの坂本さんのスピーチ「自分にあるものを活かす」、に感動し、坂本さんの用意80パーセントの上に偶然は起こるという話も彼が体験を通して得た格言です。私は坂本達さんが自転車世界旅の途中のペルーで初めてお会いしました。足腰が痛くてペダルが漕げないという事で、同じ自転車仲間の秋田勝さんが一緒に連れて来て、私がリマのペンション山本でやった“心導ヒーリング”のワークショップに参加されたのです。今でも忘れられないのは彼の憂いのある顔でした。キリストが布教活動している時の姿を連想しました。4年駆け抜けた世界旅も残す所数ヵ月のところでした。ワークで人と触れ合いながら彼が「ありがとう、ありがとう」、何度も言って涙を流していたのが忘れられません。気高く純真無垢なその涙をDVDを観ながら思い出してしまいました。
ずぅっと一人旅で自分と対話する事を覚えた。時には木や鳥や動物、ハエとも話して勇気を貰ったとか。秋の夜長を坂本達さんの世界と過ごしてみませんか。素晴らしい感動を貰えて、ミラクル良いことに遭遇する事になるのでは。
DVDお問い合わせ先は
株式会社キヤリアコンサルティング
しがくセミナーDVD販売担当
TEL O3-3320-7419 FaX 03-3320-7814
DVD販売ページ
http://www.club-best.com/dvd/
4日ぶりに会った堀さんは東京の人に!黒のスーツに身を包んでいました。午後2時から室館勲社長の公演があると聞いたので行くことになりました。といいますのも堀さんがこの度の旅行の27日間一緒に行動して、みんなが彼女を鏡にして、自分を写して観させられ、教えられる事が大いにあったからです。私もその内の一人でした。キャリアコンサルティングをもう一度確認する為、会社のトップの室館社長の公演を聞いてみようと思ったからです。
会場には20代の若者が会場に400人位集まっていました。今年は去年より多く毎年増えていると、室館社長の公演の後、滝を浴びた後のようになり、旅の疲れが取れてしまいました。社長もプータンから帰国したばかりで、休む間もなくの事で本当にお疲れ様です。
教育の基本は、気付かせる事、学ぶ、能力、という話や、人間力を付ける。若い内にやる。堀さんはこのような素晴らしい環境に恵まれ、持って生まれた才能をスクスクと育てられているのが判りました。
矢野先生とお会いしました。キャリアコンサルタントの顧問をしていられますが、矢野先生のような先達が応援団に控えいられる事で社会的信用も得、学びも大きいと思います。矢野先生は肩の力が抜けていられて、若者に安心感を与えられる先生です。矢野先生のお兄様はフィンランドから勲章を貰われています。フィンランドのパルプを日本に輸入し貢献されたとか。縁を感じました。
キヤリアコンサルティングの会員さんが増えれば日本は良くなるではという気がして来ます。フィンランド人も堀さんのキャリアコンサルティグに興味を示しています。
世界に発信!しよう。
広島で縄文心導リーデングインストラクターの松本美也子さんがブログを立ち上げました。
見てください。
http//blogs.dion.ne.jp68shindo681