
致知出版社の藤尾秀明社長からお礼状が届きました。
「伊與田覺先生の百歳を迎えられ、この稀なる慶事を皆様と
ともにお祝いさせていただいたことは、主催者としても大変
うれしく思っています。・・・
わが国には「論語」に精進した偉人がたくさんおられますが、
百歳で三時間五回にに及んで連続講義をされたのは先生が初
めてのことです。まことに歴史的な講座を開催させていただ
いたわけですが、それはその意義の深さに呼応してくださっ
た受講生の皆さまがあればこそ感謝申し上になり、息をひき
る時にもっともすぐれた品格を備える。そういう人生でありた
い、とおっしゃっています。伊與田先生に学んだ者として、
自らもかくありたしと、存じます。」
伊輿田先生の塾の皆様
このお手紙を読みながら百歳を全うする方は、人智を超え
たものが関わっているのではと、思ってしまいます。
”息を引き取るときにもっとすぐれた品格を備える”ここの
のところは、人間の尊厳として、機械にはできないことで
す。
パリの多発テロで大勢の人たちが一瞬の内に亡くなってし
まい、やるせない気持ちになりました。文明が進み過ぎ、
人類のこころの形はどうなっていくのか、現実から目を
そ向けたくなる事件がこの先も起きてくる、こんな時代を生
きる若者達を思うと辛いものがあります。
お亡くなりになりました方のご冥福をお祈り申し上げます。
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