倉富和子の女のひもとき in USA

生活に緊張感を与える為に、ブログを書く事にしました!心導・縄文ストレッチ・DNAメソッドを広めるため、世界中を巡ります。

縄文シリーズ5.人間に似ていて人間を超える。The Jomon series 5. human being, man is exceeded.

2014-03-27 09:50:41 |  縄文心導ヒーリング

ーところで、縄文土器、土偶は主にどの地域から出土しているのですか。

宗左近「日本列島の全域、とくに「日本書紀」の武内宿禰に(撃ちて取りつべし)と言われている場所から北、つま

り蝦夷地方です。

縄文人は医療を知らないから、大量死が起きる。

幼児も入れると、平均寿命は、推定25歳という若さです。

すると死者の魂は生者の中で生きるしかない。

そのためには何が必要だったか。

人間に似ていて人間を超えたもの、祖先神はをかたどったものを作って祈る。

それが土偶です。

よくいう、単なるお守りの工芸品ではないんです。

ーではどういう役割を

宗左近「教科書では"煮炊きする生活の実用品"ということに主眼が置かれますが、これも同様にそんな単純なもの

ではないと思う。

祭器なんです。

だからあんなに過剰な装飾を施してある。

たとえば縄文中期の火炎土器、あれは神である火山を表しているんです。

一目見て、非日常 の装飾である事が分かる。

その大きさ、形状からしても、どんな土器にも祭器性があったとしか考えられない」

ー縄文はどの程度の規模だったのですか。

宗左近「移住地域は沖縄から北海道中部まで日本列島ほぼ全域。

ただし、大阪から東日本を1000キロとすると、西は1という割合です。

竪穴式住居に一戸あたり6人住んでいた。

この住居が7~8戸、円形、楕円形の土地の外間に建てられいて、中央は広場になっています。

ここに死者の骨を土器に入れて埋める。

これが最小単位のムラです。

このムラが、数百mから1kmの距離を置いて住んでいました。
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