ロシアW杯アジア最終予選、今夜アウェーのタイ戦が行なわれます。
第1戦UAE戦、日本の決定力不足、守備でのミス、そしてレフェリーの問題など、いろいろあったわけでしたが、私がもっとも衝撃を受けたのは、UAEがこの日のために2ケ月間の合宿を張っていたという話でした。
ハリルホジッチ監督も、前日「UAEは2カ月もの準備期間があったのに対し、われわれはわずか数日しかなかった。」と嘆いていたようです。そのあとすぐ「しかし、だからといって気合いが入っていないわけではない」と話したそうですが、今となっては強がりだったことになります。
日本代表の合宿は8月28日からの4日間、昨年のアジアカップ準々決勝で日本を破ったUAEが2ケ月間の合宿を張ったのに、負けた日本がたった4日間、日本の関係者はそれでも「大丈夫、日本代表ならやってくれる」と考えたのでしょうか?
この情報を知って私は、もし日本が出場権を逃してもそれは必然だと感じました。サッカーを応援してから日の浅いサポーターだって「初戦がもっとも大事」「初戦はただの10分の1の試合とは違う」ということをたびたびメディアから刷り込まれて知っています。
そのことを、最も真剣に考えて対策を講ずるべきなのが日本サッカー協会をはじめとした関係者です。にもかかわらずUAE2ケ月合宿、日本4日間合宿という準備のまま初戦を迎えてしまいました。
最終予選の、このあとの展開にかかわらず、関係者はこの第1戦を迎えるに至った経緯について情報開示すべきだと思います。
UAE2ケ月合宿について関係者がどの程度知っていたのか、いつ頃把握して、どの関係者のどのレベルまで情報共有がなされていたのか、
対する日本代表の準備について、どういう対策が講じられたのか、海外組の招集やケガ人の問題など、いろいろ支障がある中で、とれる方法についてどれだけ検討されたのか。要するに「なぜこんな準備にしかならなかったのか」その経緯について説明すべきだと思います。
メディアでは「タイ戦も落とせばハリルホジッチ監督解任論も」という論調が出始めましたが、これは監督の問題ではないと思います。
タイ戦をものにすれば、サポーターもメディアも関係者も、とりあえずホッとしてUAE2ケ月合宿、日本4日間合宿の問題は放置されることでしょう。
しかし最終予選はあと1年間続きます。欧州サッカーはこれからシーズンに入り日本代表の多くの選手がその戦いに参戦していきます。
その中で最終予選をどう乗り切っていくのか、日本サッカー協会をはじめ関係者の真剣な対応がなされなければ後悔するに違いありません。
もし、この5年間ぐらいの間にアジアサッカー界が急速に変化していることを、ナメてかかっていれば、対応はおざなりになるでしょう。
中東各国はオイルマネーを駆使して自国のサッカーレベル向上に拍車をかけているのが、この5年間ぐらいですし、タイなど南アジアでもプロリーグ創設などで力をつけてきています。
日本は過去5大会連続でW杯出場を続けており、サポーターの中には「出て当然」の雰囲気が蔓延していると思います。しかし「やべっちFC」の中で中山雅史コメンテーターが「アジアを勝ち抜くのは簡単ではありません」と絶叫しているように、何があってもおかしくない状況です。
タイ戦に勝ったとしても、UAE2ケ月合宿、日本4日間合宿という準備に、なぜなってしまったのか、つまびらかにしていきたいものです。
もう一つ、審判団の構成についても日本サッカー協会は、何らかの説明をすべきだと思います。UAE戦での浅野琢磨選手の幻のゴールもさることながら、なぜ中東のUAEの試合で、中東・カタール人が笛を吹くのか、今後もこういうことがありうるのか、についてです。
ただでさえ「中東の笛」と言われている中、タイ戦も過去に因縁のあるレフェリーが笛を吹くそうです。いいかげん、仕方がないでは済まされない状況になっています。
まぁ、いつも書くことですが、私たちはタイ戦勝利を祈って応援しましょう。
第1戦UAE戦、日本の決定力不足、守備でのミス、そしてレフェリーの問題など、いろいろあったわけでしたが、私がもっとも衝撃を受けたのは、UAEがこの日のために2ケ月間の合宿を張っていたという話でした。
ハリルホジッチ監督も、前日「UAEは2カ月もの準備期間があったのに対し、われわれはわずか数日しかなかった。」と嘆いていたようです。そのあとすぐ「しかし、だからといって気合いが入っていないわけではない」と話したそうですが、今となっては強がりだったことになります。
日本代表の合宿は8月28日からの4日間、昨年のアジアカップ準々決勝で日本を破ったUAEが2ケ月間の合宿を張ったのに、負けた日本がたった4日間、日本の関係者はそれでも「大丈夫、日本代表ならやってくれる」と考えたのでしょうか?
この情報を知って私は、もし日本が出場権を逃してもそれは必然だと感じました。サッカーを応援してから日の浅いサポーターだって「初戦がもっとも大事」「初戦はただの10分の1の試合とは違う」ということをたびたびメディアから刷り込まれて知っています。
そのことを、最も真剣に考えて対策を講ずるべきなのが日本サッカー協会をはじめとした関係者です。にもかかわらずUAE2ケ月合宿、日本4日間合宿という準備のまま初戦を迎えてしまいました。
最終予選の、このあとの展開にかかわらず、関係者はこの第1戦を迎えるに至った経緯について情報開示すべきだと思います。
UAE2ケ月合宿について関係者がどの程度知っていたのか、いつ頃把握して、どの関係者のどのレベルまで情報共有がなされていたのか、
対する日本代表の準備について、どういう対策が講じられたのか、海外組の招集やケガ人の問題など、いろいろ支障がある中で、とれる方法についてどれだけ検討されたのか。要するに「なぜこんな準備にしかならなかったのか」その経緯について説明すべきだと思います。
メディアでは「タイ戦も落とせばハリルホジッチ監督解任論も」という論調が出始めましたが、これは監督の問題ではないと思います。
タイ戦をものにすれば、サポーターもメディアも関係者も、とりあえずホッとしてUAE2ケ月合宿、日本4日間合宿の問題は放置されることでしょう。
しかし最終予選はあと1年間続きます。欧州サッカーはこれからシーズンに入り日本代表の多くの選手がその戦いに参戦していきます。
その中で最終予選をどう乗り切っていくのか、日本サッカー協会をはじめ関係者の真剣な対応がなされなければ後悔するに違いありません。
もし、この5年間ぐらいの間にアジアサッカー界が急速に変化していることを、ナメてかかっていれば、対応はおざなりになるでしょう。
中東各国はオイルマネーを駆使して自国のサッカーレベル向上に拍車をかけているのが、この5年間ぐらいですし、タイなど南アジアでもプロリーグ創設などで力をつけてきています。
日本は過去5大会連続でW杯出場を続けており、サポーターの中には「出て当然」の雰囲気が蔓延していると思います。しかし「やべっちFC」の中で中山雅史コメンテーターが「アジアを勝ち抜くのは簡単ではありません」と絶叫しているように、何があってもおかしくない状況です。
タイ戦に勝ったとしても、UAE2ケ月合宿、日本4日間合宿という準備に、なぜなってしまったのか、つまびらかにしていきたいものです。
もう一つ、審判団の構成についても日本サッカー協会は、何らかの説明をすべきだと思います。UAE戦での浅野琢磨選手の幻のゴールもさることながら、なぜ中東のUAEの試合で、中東・カタール人が笛を吹くのか、今後もこういうことがありうるのか、についてです。
ただでさえ「中東の笛」と言われている中、タイ戦も過去に因縁のあるレフェリーが笛を吹くそうです。いいかげん、仕方がないでは済まされない状況になっています。
まぁ、いつも書くことですが、私たちはタイ戦勝利を祈って応援しましょう。