「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

ビデオテープ録画情報のデジタル変換、2002年末まで完了です。

2022年09月12日 18時39分51秒 | サッカー文化
このブログを開設したのが2012年3月、そしてテレビから録画収録してきたビデオテープのデジタル変換作業を始めたのが、その年の6月。

以来、ちょうど10年かかって2002年の年末までのビデオテープの録画情報の変換を試合ビデオ、番組ビデオを含めてすべて完了しました。

この作業、途中確か2年ぐらい中断した時期がありましたが、コロナ禍に入ってからは外出の機会が激減したこともあり変換作業に拍車がかかりました。

一方で1998年頃からはビデオテープの量が激増した時期ですし、2000年に入ってからは、さらに一段、量が増した感じで、変換すれどもすれども終わらない感じでしたが、いつか終わりは来るもので、遂にその日を迎えました。

かといって、収録したビデオテープがすべて完了したかといえば、まだまだ残っています。
しかし変換作業は、一旦区切りにしたいと思います。

思い描いている「サッカー文化フォーラム」夢追い人の完成形までは、いろいろな作業を終わらせなければなりません。

皆さんにも共有していただきたく、その作業を書きだしてみます。
・「サッカー文化フォーラム」夢追い人が進めているプロジェクトの完成形は、1993年のJリーグスタートを契機に日本に芽生えたサッカー文化、その成長と進化の姿を、さまざまなメディアで伝えられた記録を網羅して、しかも10年、20年と積み重なった記録を継続的に網羅して、あたかも万国博覧会のパビリオンのような形で、リアルな世界でも展示により、ネット空間でも既に開設している「サッカーの世界にようこそ」サイトのようなバーチャルパビリオンの形で具体化することです。

しかも、それは期間限定型ではなく、30年後、50年後も積み上げられて継承され、100年後まで引き継がれる形にすることが最終形です。

・そのパビリオンは次の4つから構成されます。
①映像データ、雑誌・新聞データを網羅的に整理した「データパビリオン」。一口にデータパビリオンと片付けてしまいますが、そのデータ量の膨大さに圧倒されてしまうでしょう。冒頭に申し上げた映像のデジタル化、2002年までの分だけでもサイトにアップし終わるのが、いつになるか見当もつきません。映像だけではなく、雑誌・新聞のデータがそのあと待っています。

映像データは、多少なりとも内容を感じていただきたいと思い、YouTubeを通じて15分以内に編集したものを公開し、それと「データパビリオン」の各データ表の該当項目をリンクさせて、これまで約130本の動画を公開したところで、ある著作権者から削除要請があり、YouTubeのアカウント停止処分というペナルティを受けたため、その部分のみならず130本すべてご覧いただくことができなくなりました。前々回の書き込みをお読みいただいた方は覚えていらっしゃることと思います。

当方では、著作権侵害をしてまで公開しようという考えはありませんので、著作権の許諾手続きをとりたいのですが、いまのところ、どこにどうすれば可能になるのかわからない状況です。
このあと、この問題にも力を入れなければなりません。データ表だけあっても、どういう中身の動画なのかわかってこそ、はじめて展示パビリオンだと思いますので。

②1993年以前から萌芽し始めた日本サッカーの流れを、世界とのかかわりを含めて、年ごとに、あるいは、チームごと、試合ごと、人物ごとの切り口で紹介していく「ヒストリーパビリオン」。

③サッカーの世界を彩るフォトグラフ、サウンド、アートそしてサッカーライターといった書き手、さらにはメディアを舞台にサッカー文化を発信し続けるタレントなどの生き生きとした姿を紹介する「アートギャラリー」。

④そして最後は「サッカーを愛するが故に、その時その時に感じた驚き、憤り、理不尽さといったことを網羅して、将来にわたる検証の材料としていただくための「サッカー文化フォーラムセミナールーム」。

このプロジェクトはサイト上のバーチャルなものだけでなく、リアルな展示館としても完成させたいと思っています。
しかし、現実には、2つの難題が当方の前に立ちはだかっています。
一つは、寿命という名の時間的なリミットです。このプログで、時々、現役最年長のジャーナリストとしてFIFAからも顕彰された神戸在住の賀川浩さんのことを取り上げます。

当方の作業を進める上での良きお手本、目標が賀川さんだからです。賀川さんがご健在でご活躍されていればいるほど頑張れます。あと20年近くは頑張りたいということになります。

もう一つの難題は、資金的な制約です。ネット上のパビリオンは何とか構築できるかも知れませんが、リアルなパビリオンは、果たして作れるのかどうか、作ってもその維持・継続はどうするのか、何もイメージが持てません。

当方の一番の弱点は、誰も仲間の方ができないまま作業していることです。志を引き継いで、ご自分の人生を、このプロジェクトに賭けてくださる仲間の方がいないまま現在に至っています。

仲間づくりの方法もわからず、どうしていいかわからず、ただ、このブログで声を出してるだけという状態です。
いつかは、どなたかが名乗り出てくださるに違いないという願望だけは捨てないでおります。
何か、参考になる情報、参考になるアドバイス、参考になる何かを、いただければと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
コメント
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