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jucon Solo Exhibitions
 メカ・ワンダーランド
(あなたの知らない海の世界)

う~ん、やっぱり気になる・・・

2019-08-25 22:09:13 | 展示会
個展の作品の梱包の件で、いろいろ不安があったのですが、お客さんにお渡しする時の梱包はノーションさんにお任せしていいということになったので、すごく気分が楽になりました(^^)
梱包の準備に3日間くらい使おうかなと思っていたのですが、その分余裕が出来たので、ちょっと気になっていたことをやっちゃうことにしました。
 
 
このセミクジラの飛行船と廃墟街(豆バージョン)は、これで完成だったのですが、一ヵ所だけ、このままでいいのかな~
って悩んでいたところがあるんですね。
 
それは、もしかしたら一般の方にはそれほど気にならないところかもしれないのですが、木工家として(元・木工家か?)、できれば修正したいって思っていたんですよ。
それが、ここ~
 
 
このボックスの角っちょ。
この板と板のくっつけ方は、かなり簡単な接合方法なんですね。手抜きではないけど、美しくもない。
まあ、一番見てもらいたいのは中のオブジェなので、ここは簡単でいいかな~って思っていたんですが、やっぱりどうしても気になる。
 
というわけで、ここの処理をこんな風に変えてみました。
 
 
薄いフレームを貼り付けました。
接合部分が45度になっているのがミソで、これを木工用語で留加工(とめかこう)と言います。
これを4隅きっちり合わせるのは、けっこう大変だし、接着にも時間がかかります。
まあ、木工家なら出来て当たり前なんですけどね。
 
 
どうでしょう?
一番上の写真と比べると、けっこう高級感が出た感じしません?
一応、材料には神代ケヤキという、これまた高級かつ貴重な材料を使ってます。
木工の知識がある方なら、かなりグレードアップしたと感じてもらえると思うんですけど~
そう思うのは、留加工が素晴らしいっていう価値観を刷り込まれているからかな?
まあ、高級感うんぬんはどうでもいいですけど、濃いめの材料で周りを囲ったことで、しまりも出て美しくなったと思います(^^)
 
で、これに手を加えたならば、こっちもやらないと~
 
 
クジラの帆船(BOX付き)にも薄いフレームを付けてみました。
 
 
こちらはさらに台座もプラスしています。
こちらのフレームはブビンガを使用、台座ははっきりわからないのですが、おそらくチークかな?
だいぶ、印象が違ってみませんか?
 
もちろん、必ずしも留加工がベストってわけではなく、中身の作品によっては、簡単な接続方法の方がジャンク感が増していいってモノもあるんですが、こちらのふたつの作品は、このフレームを付けて正解だと思います(^^)
 
これで梱包の件も解決したし、気になっていたフレームも修正できたし、なんかスッキリした~!
いよいよ個展まで、あと10日ですが、まだまだ新作、増やしていきたいと思ってます(^^)
 
 
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