スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

闘病記15/24回(竜宮城への旅が終わって)

2012-12-22 17:29:12 | エッセー「竜宮城への旅が終わって」

 

神奈川県民センタの月例会「片マヒ自立研究会」には10名位参加すると聞いていた。
森山氏の本を読んでいたにも拘らず、色んな障害の方が後ろ向きの会話ばかりしているのだろうと勝手に考えているのが参加する前の思いだった。

私はこれから奇異な集団の方と付き合うことになるのかと考えることで心を一層落ち込ませてしまった。

ところが参加してそのイメージとは真逆ということにすぐ気付いた。真っ先に驚いたことは暗い顔をしているのは私だけで、森山氏始め会員全ての方が前向きな体験を発表されていることであった。森山氏から「中途障害になったことで人生を2回送るのですよ!!」という言葉は目から鱗が落ちることであった。

森山氏は発症後でも歴史研究、カメラ、書道及びハーモニカと続けその道を究められ、講演会で積極的に発信されていたが、残念ながら本年3月に82歳で永眠された。もっと教えてもらうことがあったが「新しいステージに上ってきなさい!!と言われた言葉を忘れることが出来ない。
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