前にも書いたが、最新鋭のレーダーシステムは「張子の虎」だったのか?
(画像は朝日新聞Web版より:以下の画像も)
今日また新しい事実が発覚し、海上自衛隊が訂正報告をした。
これまで、青色灯しか見えなかったかのように報告していたものを、12分前には赤色灯を視認していたと訂正した。
イージス艦衝突事故 12分前に「赤」灯目視 海自に回避義務断定(産経新聞) - goo ニュース
当直連携に問題か=視認5分後が交代時間-灯火は「赤」「白」・イージス艦事故(時事通信) - goo ニュース
毎日、海上自衛隊の報告は訂正される。
1.一日目には、2分前に青色灯を発見し、後退しようとしたが間に合わなかった。
2.二日目には、最初に青色灯を発見したのは、実は12分前であることが解ったと訂正した。
3.三日目には、最初に見た灯火は赤色灯だったと訂正報告した。
そして、ようやく、三日目の今日になって石破防衛大臣が漁協と行方不明になっている吉清さんの家族を訪問し御詫びした。 あまりにも遅すぎる対応だと言わなければならない。
この三日間の防衛省の動きを見ていると、情報操作や改竄と隠蔽体質が極めて明確になったと言えよう。
以下のニュースを見ると、イージス艦は殆ど回避動作をせず、衝突直前1・2分前まで、人のコントロールが効かない『自動操舵』モードになっていたと言う。
衝突1分前まで、自動操舵=漁船視認後も方向変えられず-海自イージス艦(時事通信) - goo ニュース
今日の朝日新聞に、事故を起したイージス艦「あたご」の船首部分を正面斜め上から写した写真が掲載されていたが、まさに鋼鉄の刃物で、こんなものが重量千分の一の漁船に当たれば、まさにスッパリと切れてしまうのも無理からぬことと思われた。
台船に上げられた「清徳丸」の無残な姿が、その『切れ味の鋭さ』を悲しく示していた。
操舵室は父子と伴に行方不明のままだという。
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イージス艦、漁船団を避けず直進 僚船GPSで裏付け
イージス艦、漁船団を避けず直進 僚船GPSで裏付け
(朝日新聞) - goo ニュース 2008年02月21日11時51分
マグロはえ縄漁船清徳丸と衝突した海上自衛隊のイージス護衛艦「あたご」が、清徳丸とともに漁場に向かっていた漁船団に回避措置を取ることなく、接近していたことが、複数の漁船の乗組員らの証言で明らかになった。
それぞれの漁船の全地球測位システム(GPS)装置に残された、あわてて衝突を回避しようとした漁船の航跡画像と合わせ、自動操舵(そうだ)中のあたごが回避せず直進を続けた様子が裏付けられた。
海上保安庁は漁船側からもこうした記録を入手、あたごの見張りや回避対応に過失があったかどうか、乗組員の事情聴取を進めている。
衝突した清徳丸と同じ船団だった幸運丸の堀川宣明さん(51)によると、南西方向に航行中、レーダーにあたごの船影が初めて映ったのは、衝突約30分前にあたる19日午前3時半ごろ。あたごは、左前方11キロの地点を船団に向かうような形で航行していた。
当時、幸運丸は約15ノット(時速約27キロ)で航行中で、堀川さんはあたごを目視でも確認した。約5キロの地点に近づくと、右舷を示す緑色の灯火も見えた。同じ船団の金平丸の市原仁副船長も、前方左側にあたごの緑色の灯火を確認したという。
5隻前後の船団の前方を航行していた幸運丸は左後方3~4キロ以内の範囲に、一緒に漁場に向かっていた3、4隻の漁船がついてきているのを、レーダーで確認した。清徳丸や金平丸などの僚船とみられるという。
午前4時ごろ、あたごは幸運丸の前方2.7キロにまで近づいてきた。堀川さんは船の灯火の位置が高いことから、あたごの船体が大きいと判断。かじを切ったり、減速したりする様子がうかがえず、危険を感じた幸運丸は右にかじをきり、あたごの前を横切るようにして衝突を回避したという。
あたごはその後も直進を続けていた。金平丸も約3キロ以内にまで近づいたあたごに危険を感じて右にかじを切った。対向時に衝突を回避する方法として定められている右へかじを切る行動をあたごが取る様子がないとして、金平丸は今度は左に大きくかじを切った。市原副船長は、あたごが減速している様子は感じなかったという。
あたごが灯火を5回余り点滅させて、周囲の船に警告信号を送ったのは、幸運丸があたごを回避してから約5分後だった。その直後に艦全体に明かりがつき、停止したという。
防衛省の説明では、あたごは、清徳丸と衝突する1分前まで自動操舵を続けていた。衝突2分前に清徳丸とは別の漁船が、右前方からあたごの前方を横切ったことも明らかにしている。
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イージス艦衝突事故 12分前に「赤」灯目視 海自に回避義務断定(産経新聞) - goo ニュース
当直連携に問題か=視認5分後が交代時間-灯火は「赤」「白」・イージス艦事故(時事通信) - goo ニュース
衝突1分前まで、自動操舵=漁船視認後も方向変えられず-海自イージス艦(時事通信) - goo ニュース
イージス艦事故 直前 空白の1分間 緑の灯火確認後、どう判断(産経新聞) - goo ニュース
「赤の灯火見えたはず」=監視不十分と批判-衝突船の僚船船長ら・千葉(時事通信) - goo ニュース
イージス艦衝突 見張り員報告せず? 灯火発見から沈黙の10分間(産経新聞) - goo ニュース
(この「産経新聞」記事は結構詳しい検証が行われています。)
(画像は朝日新聞Web版より:以下の画像も)
今日また新しい事実が発覚し、海上自衛隊が訂正報告をした。
これまで、青色灯しか見えなかったかのように報告していたものを、12分前には赤色灯を視認していたと訂正した。
イージス艦衝突事故 12分前に「赤」灯目視 海自に回避義務断定(産経新聞) - goo ニュース
当直連携に問題か=視認5分後が交代時間-灯火は「赤」「白」・イージス艦事故(時事通信) - goo ニュース
毎日、海上自衛隊の報告は訂正される。
1.一日目には、2分前に青色灯を発見し、後退しようとしたが間に合わなかった。
2.二日目には、最初に青色灯を発見したのは、実は12分前であることが解ったと訂正した。
3.三日目には、最初に見た灯火は赤色灯だったと訂正報告した。
そして、ようやく、三日目の今日になって石破防衛大臣が漁協と行方不明になっている吉清さんの家族を訪問し御詫びした。 あまりにも遅すぎる対応だと言わなければならない。
この三日間の防衛省の動きを見ていると、情報操作や改竄と隠蔽体質が極めて明確になったと言えよう。
以下のニュースを見ると、イージス艦は殆ど回避動作をせず、衝突直前1・2分前まで、人のコントロールが効かない『自動操舵』モードになっていたと言う。
衝突1分前まで、自動操舵=漁船視認後も方向変えられず-海自イージス艦(時事通信) - goo ニュース
今日の朝日新聞に、事故を起したイージス艦「あたご」の船首部分を正面斜め上から写した写真が掲載されていたが、まさに鋼鉄の刃物で、こんなものが重量千分の一の漁船に当たれば、まさにスッパリと切れてしまうのも無理からぬことと思われた。
台船に上げられた「清徳丸」の無残な姿が、その『切れ味の鋭さ』を悲しく示していた。
操舵室は父子と伴に行方不明のままだという。
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イージス艦、漁船団を避けず直進 僚船GPSで裏付け
イージス艦、漁船団を避けず直進 僚船GPSで裏付け
(朝日新聞) - goo ニュース 2008年02月21日11時51分
マグロはえ縄漁船清徳丸と衝突した海上自衛隊のイージス護衛艦「あたご」が、清徳丸とともに漁場に向かっていた漁船団に回避措置を取ることなく、接近していたことが、複数の漁船の乗組員らの証言で明らかになった。
それぞれの漁船の全地球測位システム(GPS)装置に残された、あわてて衝突を回避しようとした漁船の航跡画像と合わせ、自動操舵(そうだ)中のあたごが回避せず直進を続けた様子が裏付けられた。
海上保安庁は漁船側からもこうした記録を入手、あたごの見張りや回避対応に過失があったかどうか、乗組員の事情聴取を進めている。
衝突した清徳丸と同じ船団だった幸運丸の堀川宣明さん(51)によると、南西方向に航行中、レーダーにあたごの船影が初めて映ったのは、衝突約30分前にあたる19日午前3時半ごろ。あたごは、左前方11キロの地点を船団に向かうような形で航行していた。
当時、幸運丸は約15ノット(時速約27キロ)で航行中で、堀川さんはあたごを目視でも確認した。約5キロの地点に近づくと、右舷を示す緑色の灯火も見えた。同じ船団の金平丸の市原仁副船長も、前方左側にあたごの緑色の灯火を確認したという。
5隻前後の船団の前方を航行していた幸運丸は左後方3~4キロ以内の範囲に、一緒に漁場に向かっていた3、4隻の漁船がついてきているのを、レーダーで確認した。清徳丸や金平丸などの僚船とみられるという。
午前4時ごろ、あたごは幸運丸の前方2.7キロにまで近づいてきた。堀川さんは船の灯火の位置が高いことから、あたごの船体が大きいと判断。かじを切ったり、減速したりする様子がうかがえず、危険を感じた幸運丸は右にかじをきり、あたごの前を横切るようにして衝突を回避したという。
あたごはその後も直進を続けていた。金平丸も約3キロ以内にまで近づいたあたごに危険を感じて右にかじを切った。対向時に衝突を回避する方法として定められている右へかじを切る行動をあたごが取る様子がないとして、金平丸は今度は左に大きくかじを切った。市原副船長は、あたごが減速している様子は感じなかったという。
あたごが灯火を5回余り点滅させて、周囲の船に警告信号を送ったのは、幸運丸があたごを回避してから約5分後だった。その直後に艦全体に明かりがつき、停止したという。
防衛省の説明では、あたごは、清徳丸と衝突する1分前まで自動操舵を続けていた。衝突2分前に清徳丸とは別の漁船が、右前方からあたごの前方を横切ったことも明らかにしている。
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イージス艦衝突事故 12分前に「赤」灯目視 海自に回避義務断定(産経新聞) - goo ニュース
当直連携に問題か=視認5分後が交代時間-灯火は「赤」「白」・イージス艦事故(時事通信) - goo ニュース
衝突1分前まで、自動操舵=漁船視認後も方向変えられず-海自イージス艦(時事通信) - goo ニュース
イージス艦事故 直前 空白の1分間 緑の灯火確認後、どう判断(産経新聞) - goo ニュース
「赤の灯火見えたはず」=監視不十分と批判-衝突船の僚船船長ら・千葉(時事通信) - goo ニュース
イージス艦衝突 見張り員報告せず? 灯火発見から沈黙の10分間(産経新聞) - goo ニュース
(この「産経新聞」記事は結構詳しい検証が行われています。)