そこに緊急地震警報が音と文字でオン・エアされたのですが、当に「狼だ!狼だ!」の狼少年みたいなもので、「また、NHKが緊急地震警報のCMを流しているよ」という感じでした。
何故なら、これまで何回と無く「緊急地震警報が発令されました」と言うので、慌ててテレビを見たら、緊急地震警報の効能を示す、また緊急地震警報について周知徹底する「宣伝スポット」だったからです。
しかし、そのうち深夜のバラエティ番組が中断して地震のニュースが始まり、さっきの「緊急地震警報」は、本物だったことが判明した訳です。
ただ、それほど緊急を要する割には、バラエティ番組からの切換えは遅かったと思います。
以下、日記的記録として、今朝未明に発生した【岩手県沿岸北部】の地震について、Webニュース記事を引用しておきます。
(この地図は河北新報Web版より拝借)
(左のアイコンをクリックしてもらえたら嬉しいです)
重傷26人含むけが人106人、内陸地震とは直接的関係なし(読売新聞) - goo ニュース
重傷26人含むけが人106人
内陸地震とは直接的関係なし
読売新聞 2008年7月24日(木)13:58
岩手県沿岸北部を震源に最大震度6強を観測した24日未明の地震で、負傷者は、同日午後1時までの読売新聞社のまとめで、7道県で計106人にのぼった。
このうち26人が重傷となっているほか、岩手など3県で39棟が一部損壊した。
震源地近くの岩手や青森では、午前11時28分ごろ、震度3の余震が発生。気象庁は「今後、震度4程度の余震が起きる可能性がある」としている。被災地の一部では未明からまとまった雨が降っており、土砂災害などに注意を呼びかけた。
同庁は同日午前2時50分、120キロとしていた震源の深さを108キロに修正したが、その深さの違いなどから、「岩手・宮城内陸地震とは直接関係はない」 との見方を示した。
震度5強を観測した岩手県一関市では、自宅で寝ていた男性(83)が、地震の揺れでベッドから転落し、 頸椎 ( けいつい ) を損傷した。青森県おいらせ町でも、自宅で寝ていた女性(85)がベッドから落ちて鎖骨を骨折。岩手県北上市では、自宅で就寝中、棚から落ちたポットの熱湯を背中に浴びた男児がやけどを負った。41歳の女性も地震に慌てて自宅の階段を下りた際、左足小指を骨折した。
一方、宮城県気仙沼市では、民家の裏山の一部が崩れたほか、岩手県田野畑村内と同県岩泉町、野田村の間で発生した土砂崩れの影響で、県道2路線3区間が全面通行止めになった。
青森県十和田市の観光名所として知られる 奥入瀬 ( おいらせ ) 渓流沿いの国道102号で道路脇の斜面の岩盤が崩れるなど、同県などで土砂崩れや落石が計10か所で発生したが、午前10時半までに5か所で復旧した。
岩手、宮城で300戸以上が一時断水、青森、岩手、宮城、福島県では8611戸が停電したが、早朝までに復旧した。
東北新幹線と秋田新幹線は安全点検のため、仙台以北の区間で24日始発から上下線で運行を見合わせ、安全を確認し次第、運行を再開する。
経済産業省原子力安全・保安院によると、地震のために緊急停止するなどの影響が出た原発はなかった。
政府は午前0時34分、首相官邸に対策室を設置。宮城、福島、秋田、山形の4県警の広域緊急援助隊は同日朝までに、岩手、青森両県の被災地に到着した。
震度5弱以上を記録した主な地域は次の通り。
▽震度6強 岩手県洋野町
▽震度6弱 岩手県野田村、青森県八戸市、五戸町、階上町
▽震度5強 岩手県釜石市、二戸市、北上市、一関市、奥州市、宮城県大崎市
▽震度5弱 岩手県陸前高田市、盛岡市、八幡平市、花巻市、青森県十和田市、三沢市、宮城県登米市、岩沼市、石巻市