JUNSKY blog 2015

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GM、破産法適用の申請も検討

2008-11-23 11:54:37 | 経済
 アメリカの「BGI3」(3大自動車メーカー)の一角であるGM(ジェネラルモーターズ)が、日本で言えば「民事再生法」に相当する「破産法」の申請を検討し始めているというニュースが、共同通信から配信されている。

 先日、アメリカ議会の公聴会で“証言”した「BIG3」経営者の態度と甘い考え方が大方の議員の反発を買ったことが一因であるらしい。
 とりわけ、彼らが専用ヘリコプターで議会に駆け付けたことが、その精神構造を疑わせるに余りあるものであったとのニュースが出ていた。

 「BIG3」の一角が崩壊すればライバル会社は楽になる?という訳には行かない。
アメリカ国民の気分が落胆に陥り、他社にも連鎖的に悪影響が広がることは間違いない。

 そして、その経済上の破綻は、当然に日本の自動車メーカーや部品メーカー、さらには全世界のメーカーに拡大してゆくであろう。
 そういう思惑もあって、「つぶせはしないだろう」と甘く考えた経営者の資質が当に議会での総スカンを食った訳であり、言わば足元をすくわれたのである。

      
          米ミシガン州デトロイトの
          GM 本社ビル(共同)

GM、破産法適用の申請も検討
   政府救済の行き詰まりで

【ロサンゼルス21日共同】経営危機に陥っている米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)の複数の取締役が、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用申請を含めたすべての選択肢を検討する意向を示していると、21日の米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)が報じた。
 GMが期待する米政府資金による支援の実現が行き詰まっている事情が背景にあるとみられる。
 GMのワゴナー会長は米議会の公聴会で破産法の適用申請が「現実的な選択肢ではない」と証言。これまでも申請は検討しない姿勢を示してきたが、ワゴナー氏を支持した取締役会も一枚岩でないとみられ、今後の経営判断に影響を与える可能性がありそうだ。
 同紙によると、政府支援の実現を最優先に目指す方向では一致しているが、一部の社外取締役らは破産法適用の申請も除外していない。GM側は取締役会が申請について議論したことは認めているという。
 GMは経営破たんにより米経済に深刻な影響が及ぶと強調。政府支援をめぐる議会の検討は12月に先送りとなった。

       河北新報 2008年11月22日

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海自のイージス艦ミサイル迎撃試射 失敗!

2008-11-23 11:37:28 | 戦争と平和
“成功した”場合はテレビニュースでも大々的に宣伝(報道という名目で)するが、失敗したときは地方版の新聞に掲載されるだけなのだろうか?

 こういうアメリカの軍需産業をボロ儲けさせるためだけの『装備』に税金を大量に注ぎ込むことは絶対に反対である。

 国民の安全を真剣に考えるのなら、このような絵空事に金を使うのではなく、今目の前で困難に陥っている医療・福祉・社会保障・雇用安定政策にこそ使って欲しい。

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東北で発行されている、河北新報によれば、
【海自のミサイル迎撃試射失敗
   イージス艦、米ハワイ沖で】
 2008年11月20日
ということらしい。

  防衛省は20日、日本を狙う弾道ミサイルに対処するミサイル防衛(MD)計画で、海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」が搭載した海上配備型迎撃ミサイル(SM3)の発射試験を米ハワイ・カウアイ島沖で実施し、標的の迎撃に失敗したと発表した。
 防衛省によると、SM3はイージス艦から正常に発射されたが、迎撃数秒前に標的を見失ったという。
 SM3の発射試験は昨年12月にイージス艦「こんごう」で成功。ほかに2隻でMD対応の改修を進める方針だが、今回の失敗で計画に影響が出る可能性も出てきた。
 実験は現地時間19日午後4時21分ごろ(日本時間20日午前11時21分ごろ)、ハワイの米軍施設で行われた。今回の訓練は前回と違い、標的の発射時間を事前にイージス艦に知らせず、実戦に近い形で実施したが、模擬のターゲットに当たらなかったとみられる。
 日本のMDは海上に展開するイージス艦のSM3が大気圏外で敵の弾道ミサイルを迎撃し、撃ち漏らすと航空自衛隊の地上配備型の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が着弾直前に撃墜する2段構え。防衛省は今年9月、PAC3の発射試験に成功している。 



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