2010年3月29日(月)
私は、この間ずっと浅田真央さんや安藤美姫さんと共に、金妍児;キム・ヨナさんも応援してきたし、オリンピックでの完璧な演技は高く評価してきました。
しかし、昨日の<フィギュアスケート:世界選手権>のTV中継を見ていると、採点に疑問を抱かざるを得ません。
昨日の「フリー演技」で、キム・ヨナさんは、序盤はミスなく演技していましたが、オリンピックの艶やかさと比べて随分精彩を欠いていました。
その上、終盤での連続ミス(転倒と回転できず)です。
これに比べて、浅田真央さんの「ノー・ミス」の完璧な演技や、安藤美姫さんの何か吹っ切れたような迷いの無い華やかな演技は「凄か!」と声に出すところでした。
それなのに、採点ではキム・ヨナさんがフリーでは1位となったとのこと。
【五輪女王の金妍児(19=韓国)は、SP7位からフリー1位と巻き返したが、浅田真央(19=中京大)を抜くことができなかった。】
浅田真央:合計197・58点、フリー129・50点、SP68・08点
金 妍児:合計190・79点、フリー130・49点、SP60・30点
安藤美姫:合計177.82点、フリー122・04点、SP55・78点
そんなことは無いんじゃないか?
何故あのキム・ヨナさんの演技が、浅田真央さんや安藤美姫さんの上を行くのか?
審査員が、『キム・ヨナ神話』みたいな魔法に掛かってしまっているのではないだろうか?
心理学でも、特筆した一つの成果に引きずられて常にその人を高く評価する傾向が現れることが知られている。
私は、キム・ヨナさんを高く評価していますが、体調により演技は完璧だったりミスが出たりするのは機械では無いのだから当然のことで、そこは冷静に審判するのが本人のためになると思うのです。
今回の採点には疑義があります。これはキム・ヨナさんの責任ではありません。
キム・ヨナさんは、金メダルを取ったことで頂上まで達成感を抱いてしまっただろうし、その上韓国に帰ればメディア攻勢にさらされたり、CM出演が重なったりして気が休まることが無かっただろうし、練習する時間も充分に取れなかったでしょうから、不調であっても致し方ないのです。(1週間しか練習できなかったという話です。)
不調でミスがあっても1位にしてしまうのはどうかと思います。
記者の英語でのインタビューに英語で応えていましたが、発音も良く流暢で“合格点”でした。日本の選手もこの程度の英語力を身に付けて欲しいと思いました。
それはそうと、上にも書きましたが、安藤美姫さんが本当に伸び伸びとスッキリした笑顔で演技ができていたのが印象的でした。
次のオリンピックを目指すかどうかは別にして、今回の成果は安藤美姫さんにとっては得難いものだったのではないかと思います。
美姫、モロゾフ・コーチと師弟関係続行(サンケイスポーツ) - goo ニュース
ヨナは真央と直接対決最後?/フィギュア(日刊スポーツ) - goo ニュース
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私は、この間ずっと浅田真央さんや安藤美姫さんと共に、金妍児;キム・ヨナさんも応援してきたし、オリンピックでの完璧な演技は高く評価してきました。
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その上、終盤での連続ミス(転倒と回転できず)です。
これに比べて、浅田真央さんの「ノー・ミス」の完璧な演技や、安藤美姫さんの何か吹っ切れたような迷いの無い華やかな演技は「凄か!」と声に出すところでした。
それなのに、採点ではキム・ヨナさんがフリーでは1位となったとのこと。
【五輪女王の金妍児(19=韓国)は、SP7位からフリー1位と巻き返したが、浅田真央(19=中京大)を抜くことができなかった。】
浅田真央:合計197・58点、フリー129・50点、SP68・08点
金 妍児:合計190・79点、フリー130・49点、SP60・30点
安藤美姫:合計177.82点、フリー122・04点、SP55・78点
そんなことは無いんじゃないか?
何故あのキム・ヨナさんの演技が、浅田真央さんや安藤美姫さんの上を行くのか?
審査員が、『キム・ヨナ神話』みたいな魔法に掛かってしまっているのではないだろうか?
心理学でも、特筆した一つの成果に引きずられて常にその人を高く評価する傾向が現れることが知られている。
私は、キム・ヨナさんを高く評価していますが、体調により演技は完璧だったりミスが出たりするのは機械では無いのだから当然のことで、そこは冷静に審判するのが本人のためになると思うのです。
今回の採点には疑義があります。これはキム・ヨナさんの責任ではありません。
キム・ヨナさんは、金メダルを取ったことで頂上まで達成感を抱いてしまっただろうし、その上韓国に帰ればメディア攻勢にさらされたり、CM出演が重なったりして気が休まることが無かっただろうし、練習する時間も充分に取れなかったでしょうから、不調であっても致し方ないのです。(1週間しか練習できなかったという話です。)
不調でミスがあっても1位にしてしまうのはどうかと思います。
記者の英語でのインタビューに英語で応えていましたが、発音も良く流暢で“合格点”でした。日本の選手もこの程度の英語力を身に付けて欲しいと思いました。
それはそうと、上にも書きましたが、安藤美姫さんが本当に伸び伸びとスッキリした笑顔で演技ができていたのが印象的でした。
次のオリンピックを目指すかどうかは別にして、今回の成果は安藤美姫さんにとっては得難いものだったのではないかと思います。
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