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おバカ政治家の坂本龍馬 “カブレ” に朝日新聞が冷や水

2010-04-07 19:06:17 | 選挙
2010年4月7日(水)

 似ても似つかぬ三流政治家が自称「坂本龍馬をやります」と、今年のNHK大河ドラマの主役で、国民の人気も最高水準の “坂本龍馬にあやかりたい” と 『坂本龍馬気取り』 を公言することに私も怒り心頭に達していたのだが、今日の朝日新聞(Web版)では、これら顰蹙を買う政治家どもに冷や水を掛けたようで、「よくやった!」というところである。

 そんな中、今日始まった新番組?【ifの歴史書】では、
「もしも龍馬が70歳まで天寿を全うして長生きしたら?」 
 という仮想物語をやっていた。
 歴史的資料を駆使して予想したというもので、学者や龍馬オタクが論議して予測したと言うが、所詮バラエティである。
 中々面白かったが、予測した結果はあまりにもありきたりであった。
 要するに【商才を発揮して坂本商会を発足させ、アメリカに亘って情報を仕入れ、三菱のような世界的大企業に育て上げ「経営の神様」と言われている】という話。
 坂本龍馬をちょっとでも勉強した人なら簡単に思いつくと思う。
 別の一人は自由民権運動を推進したと言っていたが、その方が気持ちが良い。
 番組では、鈴木一真が龍馬を演じていた。
 

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  朝日新聞の合成による『英雄かぶれ』政治屋への揶揄?
 (記事「あっちこっちに自称「竜馬」 混迷政界に英雄かぶれ」より)

あっちこっちに自称「竜馬」
 混迷政界に英雄かぶれ
 

      朝日新聞 2010年4月6日(火)23:50

 今年のNHK大河ドラマになり、脚光を浴びる幕末の志士、坂本竜馬。土佐を脱藩し、薩長同盟と倒幕を実現させた英雄に自らを重ね合わせる政治家が、最近目立つ。

 新党を立ち上げた人、自民党を離れた人、立て直しを図る人。夏の参院選を前に混迷する政治情勢を打破する意気込みだが、「竜馬かぶれ」が過ぎないか。

 「2人を、鳩山邦夫という坂本竜馬が結びつけることができれば最高だ」。鳩山邦夫元総務相(61)は与謝野馨元財務相(71)と舛添要一前厚生労働相(61)の名を挙げて言った。自民党に離党届を出した3月15日。実力者2人と新党を組みたい自分を、薩長同盟を実現させた竜馬になぞらえた。「竜馬と親戚(しんせき)だということが最近分かった」とも述べた。

 しかし「同盟」は実現せず、前原誠司国土交通相(47)には「私、坂本竜馬大好きなんで、極めて不快。自民党の古い方々を薩長同盟になぞらえられても」と批判された。与謝野氏は結局、平沼赳夫元経済産業相(70)との新党へ動いた。

 一足先に昨年8月、「みんなの党」を結成した渡辺喜美氏(58)も、鳩山氏と同様に「同盟」を訴える。国会本会議で2月、「みんなで坂本竜馬をやっている。薩長連合、政界再編で維新開国を目指す」と胸を張り、同盟のみならず「倒幕」もうたった。

 「麻生おろし」を昨年断念した自民党の中川秀直元幹事長(66)は今、「みんなで竜馬をやろうじゃないか」というキャッチフレーズを掲げる。中川氏は「現代は1人では変えられない。竜馬のように危機感を持つ同志のネットワークを拡大し、危機を乗り越えたい」と説明する。

 小沢一郎民主党幹事長(67)も竜馬に言及していた。少々意外とも思える発言は、新進党の党首だった1996年、かつて幹事長として取り仕切った自民党に挑む総選挙を前にして飛び出した。

  「竜馬は5年に2万キロも歩いて維新のレールを敷いた。僕も脱藩して3年、竜馬を見習いたい」

 「みんなにご自分の竜馬があって、それになりたいと言う」。高知県立坂本龍馬記念館(高知市)の森健志郎館長(68)は話す。「先見の明があるとか、柔軟性とか、友達が多いとか。竜馬の優れたところは色々言われるが、原点は私心がないこと。竜馬を名乗られる方は、そこを間違わないようにしてほしい」

  朝日新聞(大谷聡) 引用終わり