各メディアの報道によると、6月20日前後に行われた世論調査(多くが標本数1000程度で回収率6割ほど)で、消費税増税に対する国民の意識を発表した。
すこしづつ数値に差はあるが、ざっと言うと【増税に賛成が4割代】、【反対が4割代】でほぼ拮抗しているようだ。
あるコメンテイターは、
「過去の調査に比べれば消費税増税への理解が広がっている」
とのコメントをしていた。
如何にもヤラセ的発言である。
私の感触では、これだけ殆どのメディアが「消費税の増税は必要である」とのキャンペーンを経団連のお先棒を担いで張っている中で、また自民党ばかりか民主党やあれこれの新党も「消費税増税」を主張している中で、
4割以上の人々が、「消費税増税に反対」の意思表示をしたことは、重要であると思う。
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ここで、NHKの昨夜(6/21)のニュースから引用しよう。
以上、NHK記事引用終わりNHK世調 内閣支持率49%
6月21日 19時46分
NHKが行った世論調査によりますと、
菅内閣を「支持する」と答えた人は、
先週の調査より 12ポイント下がって 49% だったのに対し、
「支持しない」と答えた人は 6ポイント上がって 29% でした。
NHKは、今月18日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDDという方法で世論調査を行いました。
調査の対象となったのは2366人で、このうちの65%に当たる 1541人から回答 を得ました。
それによりますと、菅内閣を▽「支持する」と答えた人は、先週の調査より12ポイント下がって49%だったのに対し、▽「支持しない」と答えた人は6ポイント上がって29%でした。
また▽「わからない・無回答」は6ポイント上がって22%でした。
そして、来月11日に投票が行われる参議院選挙について、どの程度関心があるか聞いたところ、
▽「非常に関心がある」が36%、
▽「ある程度関心がある」が46%、
▽「あまり関心がない」が12%、
▽「まったく関心がない」が2%でした。
また、参議院選挙の投票に行くかどうか尋ねたところ、
▽「必ず行く」が67%、
▽「行くつもりでいる」が22%、
▽「行くかどうかわからない」が7%、
▽「行かない」が3%でした。
投票にあたって、最も重視することを質問したところ、
▽「年金や医療などの社会保障政策」が28%、
▽「景気・雇用対策」が21%、
▽「消費税率の引き上げ含む財政再建」が20%
などとなりました。
参議院選挙の投票にあたって、消費税率を引き上げる問題を考慮するか聞いたところ、
▽「大いに考慮する」が18%、
▽「ある程度考慮する」が48%、
▽「あまり考慮しない」が18%、
▽「まったく考慮しない」が8%でした。
また、投票にあたって、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題を考慮するか尋ねたところ、
▽「大いに考慮する」が17%、
▽「ある程度考慮する」が40%、
▽「あまり考慮しない」が23%、
▽「まったく考慮しない」が9%でした。
さらに、投票にあたって、政治とカネの問題を考慮するか質問したところ、
▽「大いに考慮する」が38%、
▽「ある程度考慮する」が27%、
▽「あまり考慮しない」が17%、
▽「まったく考慮しない」が10%でした。
参議院選挙の結果、議席が増えてほしい政党はどこか聞いたところ、
▽民主党が30%、
▽自民党が22%、
▽公明党が3%、
▽共産党が3%、
▽社民党が2%、
▽みんなの党が5%、
▽「特にない」が18%でした。
また、参議院選挙の結果、民主党が参議院で単独過半数を占めることは望ましいと思うか尋ねたところ、
▽「望ましい」が22%、
▽「どちらかといえば望ましい」が25%、
▽「どちらかといえば望ましくない」が19%、
▽「望ましくない」が23%でした。
支持率低下…消費税上げに賛否半ば? 官房長官「もっと議論を」(産経新聞) - goo ニュース