韓国哨戒艦沈没に関して、アメリカ国務省も微妙な表現を始めたようだ。
まずは、この事件が北朝鮮による「国際テロ」という位置づけを行わないことを表明した、とのニュースが本日(2010-6-29)付けの【韓国・聯合ニュース】 や 【ロイター】電として流されている。
そのタイトルも、韓国哨戒艦 “沈没” であって、「撃沈」とは言わず、事故の可能性も排除しない表現となっているようだ。

写真は5月、韓国側が北朝鮮の魚雷の一部とするプロペラの残がい
を視察する国連関係者ら(2010年 ロイター)
米韓合同軍事演習中に米国軍艦(おそらく潜水艦)の魚雷によって誤って撃沈されたらしいという説が、沈没当初浮かび上がっていたが、
最近は誤って座礁して傷を負い、そこから二つに折れたという韓国側の識者の指摘もでているようだ。 その分析によると北朝鮮の魚雷の直撃や衝撃波による損傷の形跡は皆無だともいう。
【朝鮮戦争60年とG8と天安沈没】
いずれにせよ、『北朝鮮による挑発説』は、限りなく『冤罪』らしき状況に展開してきた。
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もらえたら嬉しいです)
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韓国哨戒艦沈没、国際テロ行為ではない=米国務省(トムソンロイター) - goo ニュース
2010年6月29日(火)13:43
哨戒艦事件での北テロ支援再指定見送り、米国務省
韓国・聯合ニュース 2010年6月29日(火)09:30
【ワシントン28日聯合ニュース】
米国務省のクローリー次官補(広報担当)は28日の定例会見で、北朝鮮による韓国哨戒艦「天安」撃沈は相手国の軍隊への攻撃であり、国際的テロとは規定できないだけに、沈没事件そのもので北朝鮮をテロ支援国家に再指定することはできないと明らかにした。
沈没事件を受け北朝鮮のテロ支援国家再指定問題が浮上したが、同省はこれまで「検討している」と即断を避けてきた。沈没事件による再指定を見送る姿勢を明示したのは今回が初めて。
クローリー次官補はまた、沈没事件は明らかな朝鮮戦争休戦協定違反であり、この問題を議論するため北朝鮮との協議を模索しているが、北朝鮮側が応じずにいると明かした。非武装地帯で休戦協定違反事案を協議することは、協定に規定された手続きだと説明している。
続けて、兵器や危険な技術などを輸出する北朝鮮の行動を懸念しており、その動きを今後も注視していくとし、「北朝鮮がテロ支援行為を繰り返したという情報が入れば、テロ支援国家再指定をちゅうちょしない」と述べた。北朝鮮の挑発行為に対処するため、韓国との防衛協力の強化に努める方針を示した。
韓国艦攻撃 北朝鮮をテロ支援国には米再指定せず(朝日新聞) - goo ニュース
2010年6月29日(火)14:46
李大統領「哨戒艦沈没議論、中ロの公正な立場期待」(聯合ニュース) - goo ニュース
2010年6月29日(火)10:30
韓日当局がテロ対策協議、30日ソウルで(聯合ニュース) - goo ニュース
2010年6月29日(火)14:30
魏聖洛氏28日訪米、哨戒艦沈没事件対応策を協議(聯合ニュース) - goo ニュース
2010年6月25日(金)16:40