6月5日(土)に見て、私のもう一つのブログにも書いた
映画 【告白】 が、
大ヒット中だとか。
衝撃的な作品であったことは事実。
「スマステ」では、稲垣吾朗もダントツのTOPに挙げていた。
原作も衝撃的らしいが(私は読んでいない)、この映画は原作の展開を裏切らないテンポ感があったらしい。
私はと言うと、今の中学生が置かれている将来への希望の無さと、過度な一面的な競争環境の中で、自らを発現する場が奪われているという『事実』が驚きだった。
イジメがついには抵抗力の無い幼児の殺害。それも担任教師の子どもを殺害するという行動に出る処が恐ろしかった。
その担任教師が『実行』する「HIVウイルス」を凶器とした復讐(脅し文句として言ったのか?実際にHIVウイルスに感染した教師の夫の血液を犯行に使ったのか?には疑問があるが)の凄まじさも又恐ろしいものを感じた。
そういう問題作が、観客動員を下げることなく維持しているということも、この作品があながち空想の世界の作品ではないことを示唆していて又恐ろしい。
松たか子演じる教師のの“クール”なそして冷静かつ冷酷な行動も見所であり、良く演じている。
このところ、歌舞伎役者になりたくて(女性ゆえ)なれなかった梨園出身の女性(松たか子、寺島しのぶ)の活躍が目立っている。
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「告白」興収22億目前 松たか子が子役3人を称賛
2010年6月28日(月) 12:55 eiga.com
(中学生役3人、「中島監督は怖かった」と口をそろえた)
中島哲也監督の最新作「告白」の大ヒット舞台挨拶が6月27日、東京・シネクイント渋谷で行われ、主演の松たか子、子役の西井幸人、藤原薫、橋本愛、中島監督が出席した。
6月5日に全国266スクリーンで封切られてから3週連続で首位を堅守し、27日までに観客動員165万9055人、興行収入21億6472万円を記録した。26、27日の2日間で動員21万888人、興収2億8938万円を稼ぎ、公開から3週目に入っても前週比100.3%と、R15指定の作品としては異例の興行展開だ。
公開からベールに包まれてきた、物語のカギを握る少年A、B、少女Aの3人が初めて顔をそろえたこともあり、場内は熱気ムンムン。
中島監督は、「この3人に人気があることを初めて目の当たりにして、撮影現場ではただのヘタクソでしたけど、(映画のヒットの要因に)この3人の力も多少なりともあったのかなと実感しています」と笑わせた。
一方の松は、「この3人を含む37人の生徒たちは、想像もできないオーディションと厳しいリハーサルを乗り越えたつわものども。頼もしいし、私が彼らに刺激をもらって負けないように思わせてくれて原動力になった」と称賛。
これには橋本は、「すごく優しいし、あこがれの女優さんです」とはにかんだ。
そんな橋本を、中島監督は「現場ではクールだったが、岡田(将生)くんが来たときだけニコニコしていた」と暴露。「そんなことないです! もう、言わないでくださいよ」と反論したが、「ものすごく好きだったんだと思う。僕はあんな優しい笑顔、見たことない」と一蹴してみせた。
松も「私も見たことないです」と便乗し、場内を爆笑に包んでいた。