JUNSKY blog 2015

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民主党 前党首と 前幹事長が お詫び&居直り行脚

2010-07-02 12:25:43 | 選挙
2010年7月2日(金)

Webニュースで面白いタイトルを見つけたので、リンクを御紹介。

「生き恥をさらしていますが…」鳩山前首相、おわび行脚(朝日新聞)
      2010年7月1日(木)20:36

「楽隠居、改革のレール敷いてから」―民主・小沢一郎氏(朝日新聞)
      2010年7月1日(木)22:58

分権推進で財源捻出を=消費増税言及の首相けん制―民主・小沢氏(時事通信)
      2010年7月1日(木)20:03

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ところで、菅民主党は早くも鳩山内閣末期の症状
【ブレまくり症候群】 に陥ったようだ。
(口蹄疫問題が収束していないので「感染した」という表現は敢えて避ける)

前党首と前幹事長が、現党首の意向を否定したり批判する言動を平気でしている。

鳩山由紀夫氏と同じように、
党内で論議して正式な党の政策となる前に 『思い付き』で発言 している。
おとといの 200万円から400万円まで開きのある『消費税還付』の話
などは最悪である。

仙石由人官房長官も『火を消す』のに大わらわ。
   消費税還付巡る首相発言「ひとつの例」 仙谷長官火消し(朝日新聞)

枝野幹事長はと言えば、民主党の過半数割れを見越して、
「みんなの党」に連立含みで秋波を送ってはみたものの
ケンモホロロに拒否されるや今度は「みんなの党」の批判を始め、
   枝野幹事長、みんなの党批判 徳島での演説で(共同通信)   
返す刀で前幹事長の小沢氏を「大衆迎合」と決めつけて批判したり・・・
   枝野幹事長「大衆迎合だ」と反論 小沢氏の批判に(共同通信)

既に政権末期の有り様である。


 党内でも党外でも民主党の最高幹部が脚の引っ張り合いを行っているのは、如何にも見苦しいし、みっともない。

 そういう中で、共産党も含む野党4党から申し入れられたテレビ討論について、最初は『逃げる菅』を決め込んでいた菅代表も、
   野党4党「逃げるな菅」 テレビ討論を要求(産経新聞)
さすがに敵にお尻を向けて逃げては有権者の受けが悪い、と判断したのか、昨日7月1日は党首討論に出席すると返答したようだが、
   菅首相、テレビ討論番組で各党党首と論戦へ(読売新聞)
今日になって「8対1では吊るし挙げられる」とのたまって、再び『逃げる菅』を決め込むつもりらしい。
   菅首相「1対8はつるし上げ」 9党首でテレビ討論拒否(産経新聞)

 『吊るし挙げられる』ような政策を掲げているからそういう強迫観念に陥るのである。
 自民党との1対1なら、受けて立つと言うが、それでは共産党等他の党の発言の場を奪う結果となる。

 この件、まだ一波乱ありそうである。

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テレビ討論「1対8はつるし上げ」=「逃げ菅」批判に反論―菅首相(時事通信) - goo ニュース
      2010年7月2日(金)14:03

菅首相、テレビ討論番組で各党党首と論戦へ(読売新聞) - goo ニュース
      2010年7月1日(木)21:19

野党4党「逃げるな菅」 テレビ討論を要求(産経新聞) - goo ニュース
      2010年7月1日(木)08:00

「首相は語る資格ない」=消費増税、還付言及を批判―与野党幹部(時事通信) - goo ニュース
      2010年7月1日(木)18:03

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党首がゆく・志位和夫委員長
 ―消費増税に怒り 原点回帰
 

      朝日新聞 2010年7月2日(金)17:10

 クラシック音楽を語るとき志位和夫さんの顔は少年のように明るくなる。幼い時からピアノとバイオリンを習い、ピアノでプロのチェリストの伴奏をしたこともある。初の訪米を控え、「ミュージカル、バレエ、歌劇、ニューヨークフィル。どれも行きたくてしょうがない」。しかし、鑑賞できたのはミュージカル「マンマ・ミーア」のみ。

 派遣切りが横行したとき、財界や自動車会社幹部に直談判した。そして今回の訪米。どこへでも乗り込んでいく姿勢は続いている。「バレエ? 次に行ったときの楽しみだよ」。少年のような目の輝きは増している。(堀江政生)

     
      遊説先で握手攻めにあう
     =大阪市北区、葛谷晋吾撮影 

 ■共産・志位和夫委員長 目標:比例5議席、東京+α

 他の党首たちを圧倒する10年の在任期間。志位和夫はいま、初心に帰ったかのように燃えている。菅直人が「消費増税」を持ち出し、敵の姿が再びはっきりしたからだ。

 思えばこの1年あまり、志位にしてみれば世界は変わり、その変化に我が身を寄り添わせてきた。

 まずは米国。帝国主義の総本山で、アフリカ系の若き大統領が核廃絶を訴える。その演説に感動した志位が書簡を送り、返書が届く。

 日本では、自公政権の幕がようやく下りた。華々しく登場した鳩山民主党。普天間飛行場の移設に代表される新たな政策に期待を持たせた。

 志位が掲げた「建設的野党」には、そんな政策を後押ししたいとの思いがあった。共産党自身の変化である。

 それが端的に表れたのが、1月の党大会だった。壇上からは財界人が「ゆきすぎた大企業・米国依存の底には反共があったが、その壁は崩れた」と激励し、農業団体は「共産党とは日本の農業を守る方向では全く同じ」とのメッセージを寄せた。会場は沸き、志位は「歴史的前進」と声を震わせた。

 クライマックスは5月の初めての訪米だ。従属ではなく対等な関係に道を開きたいという委員長就任以来の念願だった。「ニューヨークのバレエは世界最高峰なんだよ」と、出発前に瞳を輝かせたこともあった。

 国務省に乗り込んで普天間の無条件撤去を訴えた。議論がかみ合うはずもない。だが、応対した日本部長は「意見交換が民主主義の基本。これからも続けましょう」と志位の手を握った。

 風向きが変わったのは、歴史的訪米を終えてからだ。

 普天間で鳩山は県内移設の日米合意を結び退陣。代わった菅はいきなり「消費税10%」だ。志位は声を荒らげる。「アメリカと財界のいいなり。これでは自公政治となんら変わらない」

 「建設的野党」路線は自公政権を倒す上では意味があった。が、共産党の立ち位置を不明確にしたのも事実。もはや捨てるしかない。志位はいま「自力で風を起こす」。

 世界の変化と政権交代は、かつて接点のなかった相手との垣根を低くした。この経験が生きるかどうか。=敬称略(堀江政生)