2011年6月10日(金)
今日の読売新聞の記事から。
「それほど速いとは感じないかもしれないが、水の重さで巨大な力となる。」
東北大学・越村俊一准教授(津波工学)の話である。
時速23km程度と言えば、速めに走る自転車程度の足でであるが、
まさに、ビル並みの高さの水の塊(かたまり)の全体がこの速度で迫ってくる
のである。人間の脚では到底逃げ切れない。
それどころか、木造住宅は言うに及ばず、鉄骨の工場や倉庫なども次々と
流されてしまった。
今回の調査結果は、避難建築物の強度設計に重要な情報を提供する
ものとなるようだ。
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時速23キロの津波で鉄骨建物次々流失…女川町
(読売新聞) - 2011年6月10日(金)20:20
3・11数日前、宮城県沖の海底が沈下していた
(読売新聞) - 2011年6月8日(水)20:08
被曝上限越え、3人目か 50代東電社員 福島第一
(朝日新聞) - 2011年6月10日(金)21:20
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今日の読売新聞の記事から。
「それほど速いとは感じないかもしれないが、水の重さで巨大な力となる。」
東北大学・越村俊一准教授(津波工学)の話である。
時速23km程度と言えば、速めに走る自転車程度の足でであるが、
まさに、ビル並みの高さの水の塊(かたまり)の全体がこの速度で迫ってくる
のである。人間の脚では到底逃げ切れない。
それどころか、木造住宅は言うに及ばず、鉄骨の工場や倉庫なども次々と
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今回の調査結果は、避難建築物の強度設計に重要な情報を提供する
ものとなるようだ。
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時速23キロの津波で鉄骨建物次々流失…女川町
(読売新聞) - 2011年6月10日(金)20:20
東日本大震災で宮城県女川町を襲った津波は、時速23キロに達して鉄骨の建物を次々と押し流し始めていたことが、東北大の調査でわかった。
10日に仙台市で開いた報告会で発表した。
越村俊一准教授(津波工学)がビデオ映像の分析や現地調査を行い、建物の高さや漂流物の様子を基に波の速さを計算した。第1波は到達後、徐々に水位を上げ、約5分後には高さ6メートル、時速23キロとなった。
14分後、水位が15メートルとなると引き波に変わり、水位は徐々に下がり始めた。高さ6メートルとなった時点で時速は27キロ。引き波の方が押し波より速いことも確認された。
越村准教授は「それほど速いとは感じないかもしれないが、水の重さで巨大な力となる。津波に耐えられる避難ビルの設計に役立つのではないか」と話した。
3・11数日前、宮城県沖の海底が沈下していた
(読売新聞) - 2011年6月8日(水)20:08
被曝上限越え、3人目か 50代東電社員 福島第一
(朝日新聞) - 2011年6月10日(金)21:20
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