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日本、WBCに出場へ!スポンサー権に替わる財源を確保
(夕刊フジ) - 2012年9月4日(火)17:06
来年3月に開催される第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に不参加を表明していた日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)が参加容認に転じる可能性が高くなった。4日に再協議を行い、最終的な結論を詰める。日本代表「侍ジャパン」の事業部局が日本野球機構(NPB)内に設置されることになり、要求してきたスポンサー権に替わる財源が確保できる見込みとなったことから、歩み寄ることになった。
選手会は、大リーグ側とのWBC収益金の分配比率が不公平であるとして、今年7月の臨時大会で不参加を正式に決議。昨年12月にWBC参加を表明したNPB側と折衝を続けてきた。
選手会の不参加表明を受けてNPB側は日本代表を常設することで利益確保を図ることを決め、今年8月にWBC運営会社(WBCI)と協議。日本代表スポンサーが大会名称や大会ロゴを使わないことを条件に独自の活動ができることなどを、WBCIに確認した。
これにより、NPBの内部に日本代表「侍ジャパン」に特化したビジネスを展開する事業部局を設置することが可能となった。グッズ販売、年間2度の国際試合、テレビ放映権などで4年40億円を超える収益が見込めるため、選手会が要求するスポンサー権に替わる財源確保の条件が整うかたちになった。
選手会は一定の譲歩が得られたと判断し態度を軟化。再協議を行った上で新井会長が、WBCへの参加を決断するものとみられる。
日本、WBC参加=選手会が方針転換
(時事通信) - 2012年9月4日(火)18:41
日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)は4日、来春の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加する方針を決め、発表した。選手会は同日、大阪市内で会合を開いてWBC参加問題を再協議。7月の臨時大会で、日本からのスポンサー料やグッズ販売権を全てWBC主催者が握るなど収益構造が不公平として決議した不参加を撤回した。
この問題で日本野球機構(NPB)は、8月中旬にWBC主催者側と再交渉。日本代表のスポンサー料やグッズ販売権が限定的ながら日本側にあることを確認した。こうした経緯を背景に、選手会側が方針を転換した。
甲子園球場内で記者会見した新井会長は「主張していたことがおおむね実現した。日本でのライセンスを(主催者の)米大リーグ側が認めてくれたこと、それをNPBが構築すると約束してくれたことの二つが、決断の理由」と語った。
今後は、プロ野球の加藤良三コミッショナーに一任されている日本代表チーム「侍ジャパン」の監督が選考され、第1回からの3連覇が懸かるチームが編成される。
プロ野球選手会、WBC参加へ…不参加決議撤回
(読売新聞) - 2012年9月4日(火)18:48
来年3月に開催予定の野球の国際大会「第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」について、労組・日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神タイガース)は4日、7月の臨時大会での不参加決議を撤回し、WBCに参加する方針を決定した。
プロ野球12球団は、昨年12月のオーナー会議で参加を表明しており、プロ野球日本代表「侍ジャパン」が3連覇をかけてWBCに出場することが決まった。
選手会は、WBC参加チームにスポンサー権や関連グッズの販売権などが認められないのは不公平だとして不参加を決議していたが、8月にニューヨークで行われた日本野球機構(NPB)と大会主催者との再交渉で大会ロゴを使用しなければWBC期間中でも日本代表のスポンサー権が認められたことや、NPBがその権利を活用するために事業担当の専門部局設置を決めたことなどを評価した。
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