福島第一原発が今も大量の放射性物質を吐き出している中で、除染工事は
『賽の河原の石積み』のごとく、その労力の投入に値する成果を全くあげられていない。
NHKの番組では、数万シーベルト(ミリもマイクロも付いていない超強度汚染)
にもなると云う放射能が4号機の使用済み燃料から発生していると云うし、
その使用済み燃料プールは、あの水素爆発以来「青天井」で環境中にオープン
となっているのだ!
そんな地域に人間はおろか、全ての生物が正常に生存できるはずがなかった!
しかし、ここに来て「帰れない」汚染地域が出てくることを政権幹部が
認めたとのこと。
もっと早く政治が責任を果たすべきだったのに、2年以上も遅れてようやく
自民党の石破茂幹事長が、
東京電力福島第一原発事故で避難した被災者の帰還について
「『この地域は住めません、その代わりに手当てをします』と
いつか誰かが言わなきゃいけない時期は必ず来る」
と、発言したと云う。
「この地域住めないと言う時期来る」 原発避難で石破氏
(朝日新聞) - 2013年11月2日(土)23:46
また、茂木経産相は
「(避難した被災者の)全員が帰還できるわけではない」と言及したとのこと。
政権幹部が揃って発言したことで、やっと「帰れない」ことを前提とした
政策を打ってゆく可能性ができた訳だが、どこまで実行できるかが問題。
福島被災者:全員帰還断念を明言 経産相、原則転換を追認
毎日新聞 - 2013年11月1日(金)23:32
一方で、小泉元総理は、安倍内閣に対して「原発ゼロへの政治的決断」を
促したと云う。 まぁ、こちらもどこまで本気で迫れるか今後も注目!
小泉元首相 政権は原発ゼロ方針を
NHKニュース&スポーツ - 2013年11月3日(日)19:56
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「この地域住めないと言う時期来る」 原発避難で石破氏
(朝日新聞) - 2013年11月2日(土)23:46
小泉元首相 政権は原発ゼロ方針を
NHKニュース&スポーツ - 2013年11月3日(日)19:56
小泉元総理大臣は横浜市で講演し、今後のエネルギー政策について、安倍政権は原発ゼロの方針を打ち出して自然エネルギーに比重を移していくべきだという考えを改めて示しました。
この中で小泉元総理大臣は、「東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、原発は安全ではないし、コストはほかのエネルギーよりもっとかかることが分かった。そういう私の主張に対して無責任だという批判があるが、過ちて改むるに、はばかることなかれだ」と述べました。
そのうえで小泉氏は、今後のエネルギー政策について「原発政策の方針の大転換が必要だ。大方針は政治にしか決められず、何年かかってでも原発をゼロにすべきだ。日本の技術力は優れており、太陽光発電や風力発電、それに蓄電の技術も進んでいる」と述べ、安倍政権は原発ゼロの方針を打ち出して自然エネルギーに比重を移していくべきだという考えを改めて示しました。
福島被災者:全員帰還断念を明言 経産相、原則転換を追認
毎日新聞 - 2013年11月1日(金)23:32
茂木敏充経済産業相は1日の経済財政諮問会議(議長・安倍晋三首相)で、東日本大震災からの復興加速化について「これから住民の帰還を進めていくが、全員が帰還できるわけではない」と述べた。甘利明経済再生担当相が会議後の記者会見で明らかにした。避難した被災者の「全員帰還」を原則としていたが、閣僚がこれまでの対策の方向転換を明言した形だ。
この日の諮問会議で民間議員が「福島第1原発の除染の問題も含め、国も入った体制の構築が必要ではないか」と問い掛けた。
これを受け、茂木経産相は「(避難した被災者の)全員が帰還できるわけではない」と言及。また「除染問題などはすべて東電任せというわけにはいかない」とも述べたという。
自民党の東日本大震災復興加速化本部(本部長・大島理森前副総裁)が近く政府に提出する提言でも、「全員帰還」の原則を転換し移住の支援策を講じることなどを示す。【田口雅士】
田原総一朗 「直感の天才」小泉元首相が日本の原発政策を変える
(dot.) - 2013年11月1日(金)07:00
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