やはり 「仮想通貨」 は 『仮の姿』 だったのか?!
しかし、ビットコインを円やドルやユーロなどの実際の通貨を支払って
購入した人々も居るようなので、それらの実際の通貨=現金は、
何処に行ってしまったのだろうか?
TVニュースで見る限り、ハッキングに会って 『ネット通貨』 が
盗み撮られたことと、取引停止の信用破綻で、レートが急落したようだが、
人々が預けた現金は、ネットでハッキングされるはずが無いので、何処かに
隠し持っている可能性があるように思うが・・・
ビット通過の仕組みが良く解らないので、一般常識で判断しても空回り
かも知れないが、とにかく多額の『現金』が無くなったことは確かだ!
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マウントゴックスが経営破綻 = 仮想通貨の私設取引所
― 顧客のビットコイン「全て消失」
(時事通信)- 2014年2月28日(金)23:30
インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」を扱う世界有数の私設取引所で、東京に拠点を置く「Mt.Gox(マウントゴックス)」は28日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、経営破綻した。負債総額は65億111万円。顧客と同社が保有していた計約85万ビットコインのほぼ全てを消失したという。85万ビットコインは、同社のサイト停止直前のレートで約114億円、28日夜の他取引所のレートで約470億円に相当する。同社は、大規模なサイバー攻撃を受けた可能性が高いと説明し、刑事告訴を検討していると発表した。
世界に十数カ所あるビットコインの取引所の破綻は初めてとみられる。ネット取引の利便性の高さなどから急速に普及してきた仮想通貨の信頼性は大きく傷つきそうだ。
カルプレス最高経営責任者(CEO)は東京都内で記者会見し、「システム的に弱いところがあり、ビットコインがなくなった。本当に申し訳なかった」と陳謝。内外の当局による調査・捜査に全面的に協力する意向を示した。代理人弁護士は、カルプレスCEOが「しかるべき時期に退任する」と述べた。
マウントゴックスと代理人の説明によると、2月上旬にシステムの不具合を悪用した不正アクセスがあり、ビットコインが引き出された恐れが判明し、24日までに顧客保有の約75万ビットコインと、同社保有の約10万ビットコインのほぼ全てがなくなった。顧客から預かった日本円など現実の通貨も所在不明で、その額は最大28億円に上るという。
同社の財務状況に関しては、約65億円の流動負債に対し、資産総額は38億4186万円にとどまり、債務超過の状況にあると説明している。
マウントゴックスは「全ての取引を一時的に中断することを決めた」との声明を出し、25日に業務を全面的に停止。約110万あるとされる口座からの引き出しが一切できない状態に陥っていた。
破綻前のマウントゴックスは、ネット上でビットコインを円やドルなど16種類以上の通貨と交換するサービスを外国人を中心に提供していた。代理人弁護士によれば、債権者数は約12万7000人で、うち日本人は0.8%という。同社は専門家に原因究明の調査を依頼している。
問い合わせはコールセンター03(4588)3921で、月~金曜日の午前10時~午後5時に受け付ける。
ビットコイン:114億円消失 マウント・ゴックス破綻
(毎日新聞)- 2014年2月28日(金)21:23
インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の取引所を運営する「マウント・ゴックス」(東京都渋谷区)は28日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、事実上、経営破綻した。
資産総額38億円に対し、流動負債総額が65億円に上り、債務超過で事業運営が困難と判断した。ビットコインの主要取引所の経営破綻は世界で初めてとみられる。同社は「不正アクセスで大量のビットコインが失われた」と説明。取引そのものの継続が難しくなっていたという。世界最大手とされた取引所の破綻で、米国などで急速に普及したビットコインの利用者に動揺が広がりそうだ。
◇不正アクセス原因
28日夜、東京都内で記者会見したマウント・ゴックスのマルク・カルプレス社長は「システムに弱いところがあり、ビットコインがなくなった。ご迷惑を掛け、申し訳ありません」と謝罪。内外の当局による調査に協力する考えを示した。同席した代理人弁護士は「社長が代表者にとどまって信頼を回復することはできない。しかるべき時期に退任し、新たなスポンサーに委ねたい」と説明した。
マウント・ゴックスによると、2月初めに取引所のシステムに不正アクセスがあり、ビットコインが引き出された可能性があることが判明。24日ごろまでの調査によると、利用者が保有する約75万ビットコイン(BTC)と、同社保有の約10万BTCの、ほぼ全てが失われていたという。計85万BTCは同取引所の25日時点の交換レートで円に換算すると114億円。しかし、海外の主要取引所では数倍高く取引されており、海外での時価なら500億円弱に膨らむ計算になる。
さらにビットコインとは別に利用者からの預かり金が最大28億円失われていたことも判明。債務超過に陥った理由について「ビットコインと預かり金の消失で負債が増大した」と説明している。利用者など債権者数は12万7000人で、このうち日本人は0.8%程度という。
代理人が設けたコールセンター(03・4588・3921、月~金曜の午前10時~午後5時)で相談などを受け付ける。
ビットコインは米国などで普及する仮想通貨で全世界で1200万BTC(6000億~7000億円程度)流通。株や為替のように毎日取引される。マウント・ゴックスは一時、「全世界の取引シェアの7、8割を占める」とされたが、2月26日に全取引の停止を発表していた。【谷川貴史、山口知】
◇カルプレス社長「全てのトラブル経験」
東京商工リサーチによると、マウント・ゴックスは2011年8月に設立。同社の取引サイトに口座を開設した利用者がドルや円と、ビットコインを売買する際に手数料を徴収し、13年3月期は手数料収入を中心に1億3500万円の売上高を計上していたという。
ソーシャルメディアのプロフィル情報などによると、カルプレス社長はフランス生まれで、現在は28歳。アニメ好きで、高校卒業後、海外のIT関連企業でソフトウエア開発などを手がけ、09年に来日し、マウント・ゴックスの親会社を同年10月に設立した。自らを「技術オタク」と紹介する一方で、「会社設立に長い経験があり、想像できるほぼ全てのトラブルを経験した」としている。
マウントゴックス破綻 ビットコイン114億円消失
(日本経済新聞)- 2014/2/28 21:17 (2014/2/28 22:16更新)
インターネット上の仮想通貨ビットコインの取引所「マウントゴックス」を運営するMTGOX(東京・渋谷)が28日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同日受理されたと発表した。債務が資産を上回る債務超過に陥っていた。顧客が保有する75万ビットコインのほか、購入用の預かり金も最大28億円程度消失していたことが判明した。
MTGOXのマルク・カルプレス社長は28日夕の記者会見で「ビットコインがなくなってしまい、本当に申し訳ない」と謝罪した。流動負債の総額は65億円で「債務超過の状態にあると判断した」という。同社は25日昼ごろからサービスを停止していた。顧客12万7000人の大半は外国人で、日本人は0.8%、約1000人という。
民事再生法の申請に至った理由は、「ビットコイン」と「預かり金」の消失で負債が急増したため。2月初旬、システムの不具合(バグ)を悪用した不正アクセスが発生し、売買が完了しない取引が急増。「バグの悪用により(ビットコインが)盗まれた可能性が高い」と判断した。
消失したのは顧客分75万ビットコインと自社保有分10万ビットコイン。金額にして「114億円程度」としているが、他の取引所の直近の取引価格(1ビットコイン=570ドル前後)で計算すると、430億円前後になる。
一方、2月24日、利用者からの預かり金を保管する預金口座の残高が最大で28億円程度不足していることが分かった。「今後膨大な取引を調査する必要がある」。原因はおろか確かな金額も確定できていないという。会社の経費などに使われた可能性もありそうだ。
同社は「被害届の提出と刑事告発を検討している」と説明した。
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