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PC遠隔操作:被告側、無実を強調 「徹頭徹尾、事実無根です」 … 東京地裁初公判

2014-02-13 12:56:35 | 政治
2014年2月13日(木)

 この事件では、4人もの冤罪逮捕と云う醜態を見せ付けた警察組織。

 その『汚名を挽回』すべく、『慎重な捜査』で1年前に逮捕された被告の
初公判が、昨日開かれたとのこと。

 被告・弁護側は、 「徹頭徹尾、事実無根です」 と無実を強調。

遠隔操作で片山被告「徹頭徹尾、事実無根です」
 (読売新聞) - 2014年2月12日(水)13:46


PC遠隔操作:片山被告側、無実を強調…東京地裁初公判
 (毎日新聞)- 2014年 02月13日 08時54分
 

 【江の島の猫にウイルス入りの記憶媒体を取り付けた】

 と云うのが決定的な証拠とされていますが、初公判で流された映像には
「約25分間の映像はカラーで音は無く、被告が猫に触れたり、写真を
 撮ったりしているような様子が写っていたが、首輪を付ける場面はなかった。」
  (時事通信Web記事 2014年2月12日(水)18:01)とのこと。

「真犯人の身代わり」=片山被告が冒頭陳述―PC遠隔操作の初公判・東京地裁
 (時事通信) - 2014年2月12日(水)18:01


 報道とWeb情報しか判断材料が無い私には冤罪だと断定はできません。しかし
 逮捕当時の状況や弁護士の説明を聞いていると、改めて『冤罪』 の可能性が
少なくないことを感じてしまいます。

 初公判までの1年間、収監されていたのかと思うと、良く持ち堪えたものです。

声詰まらせ「もう限界」=警察・検察への批判も―片山被告
 (時事通信) - 2014年2月12日(水)18:20



  こちらは、被告が逮捕された直後の当ブログ記事
PC遠隔操作で4名が冤罪逮捕された事件 『真犯人』が逮捕された?が・・・
2013年2月12日(火) おととい、『真犯人』として氏名まで公開して逮捕された事件。最初の誤認逮捕が4名にも及んだだけに、「今回もまた」の懸念は当然ある。 しかし今回...
 
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PC遠隔操作:片山被告側、無実を強調…東京地裁初公判
 (毎日新聞)- 2014年 02月13日 08時54分
 

 パソコン(PC)の遠隔操作事件で威力業務妨害罪などに問われた元IT関連会社社員、片山祐輔被告(31)の初公判は12日午後も東京地裁(大野勝則裁判長)で続き、被告・弁護側が冒頭陳述で改めて全面無罪を主張した。捜査の過程で無関係の男性4人が逮捕されたことを引き合いに、弁護人は「5人目の誤認逮捕事件だ。完全に無実」と強調。被告も遠隔操作の被害者だったと位置づけ、検察側との対決姿勢を鮮明にした。

 ◇検察と全面対決

 この日の法廷では、被告本人による異例の冒頭陳述も行われた。プログラマーである片山被告は、遠隔操作ウイルス作成のために使われるプログラム言語に関して「ちんぷんかんぷんではないが、ウイルスのような高度なものを私が作ることは不可能」と説明。自身のPCから作成の痕跡があったと検察側に指摘された点には「痕跡を仕込むのも消すのも自在だった真犯人にPCを遠隔操作され、私が犯人に仕立て上げられた」と反論した。

 用意した書面の読み上げは約1時間にわたり、最後に「よく分からない根拠で拘束され続けている。人生の浪費が耐えられない。どうか保釈申請を認めてください。もう疲れが限界です」と訴えた。

 主任弁護人の佐藤博史弁護士も、約640点の間接証拠を基にした検察側の立証を「決定的な証拠は一つもない。壮大なゼロだ」と批判。片山被告がウイルスの情報が入った記憶媒体を首輪に貼り付け、神奈川・江の島で猫に装着したとする検察側の主張に対して「貼り付けに使われたテープから、別人のDNA型が検出された」と指摘した。

 法廷では、この防犯カメラの映像も再生された。片山被告が辺りを見渡しながら猫に接触し、写真を撮るような姿がモニターに映し出された。これに対し弁護側は「首輪を付ける場面が映っていない」などと主張した。

 起訴状によると、片山被告は2012年6〜9月、殺人や襲撃など9件の犯行予告をしたとされ、ウイルス供用罪でも起訴されている。【山本将克】



遠隔操作で片山被告「徹頭徹尾、事実無根です」
 (読売新聞) - 2014年2月12日(水)13:46
 

 パソコン遠隔操作事件で、威力業務妨害罪などに問われた元IT関連会社社員・片山祐輔被告(31)の初公判が12日午前、東京地裁(大野勝則裁判長)で始まった。

 片山被告は起訴された10事件全てで「徹頭徹尾、事実無根です」と無罪を主張した。

 片山被告は2012年6~9月、「iesys(アイシス).exe」と呼ばれる遠隔操作型ウイルスを使って他人のパソコンから日本航空に航空機の爆破予告メールを送信し、同社の業務を妨害したなどとして、五つの罪で起訴された。

 検察側は冒頭陳述で、片山被告が12年6月下旬までにウイルスの開発を始めたと主張。勤務先のパソコンにウイルス開発の痕跡が多数あり、ウイルスの試作品もあったと指摘した。また、被告の旅行中は犯行予告がないなど、被告と犯人の行動は一致すると主張した。

 これに対し、午後の公判では、弁護側が冒頭陳述で「被告は犯人ではない。捜査は暴走した」と述べた。



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 5人目の誤認逮捕だ…遠隔操作事件で弁護側主張

 「すべて事実無根です」

 無罪を訴えた片山祐輔被告(31)側に対し、検察側は「被告が犯人だ」と主張した。12日に東京地裁で開かれたパソコン遠隔操作事件の初公判。4人の誤認逮捕を生み、捜査機関に課題を突きつけたサイバー犯罪の公判で、検察側と弁護側は真っ向から対立した。

 午前10時、スーツ姿の片山被告が裁判官の前に立った。検察側が起訴状を朗読する間、しきりにまばたきして落ちつかない様子だったが、裁判長から認否を問われると、「徹頭徹尾、事実無根です」とはっきりと答えた。

 検察側は冒頭陳述で、不正操作されたパソコンから殺人予告などがメール送信された各事件は、「同一犯によるもの」と主張。犯行予告で対応に追われた企業などに計約1600万円の損害が生じたと指摘した。これに対し、弁護側は午後の法廷で「片山さんは絶対に犯人ではない。5人目の誤認逮捕だ」と主張した。



「真犯人の身代わり」=片山被告が冒頭陳述―PC遠隔操作の初公判・東京地裁
 (時事通信) - 2014年2月12日(水)18:01

声詰まらせ「もう限界」=警察・検察への批判も―片山被告
 (時事通信) - 2014年2月12日(水)18:20
 

  パソコン(PC)の遠隔操作ウイルス事件で、威力業務妨害などの罪に問われた元IT関連会社社員片山祐輔被告(31)の初公判は、12日午後も東京地裁(大野勝則裁判長)で続いた。片山被告は自ら冒頭陳述を行い、「PCやスマートフォンを遠隔操作され、真犯人の身代わりにされた」と訴えた。

 被告本人が冒頭陳述を行うのは異例。職場のPCでウイルスを開発したとする検察側主張に対しては、「私のPCの画面は隣の席の人からよく見えた。(不審な行動をすれば)絶対に誰かに見とがめられた」と反論した。

 神奈川県藤沢市の江の島の猫にウイルス入りの記憶媒体を取り付けたとの指摘には、「5~6匹の猫の写真を撮ったが、(記憶媒体が貼り付けられた)首輪を付けた事実はない」と述べた。

 弁護人も冒頭陳述を行い、「検察側の証拠は極めて脆弱(ぜいじゃく)だ」と指摘した。

 証拠調べでは、江の島の防犯ビデオ映像が法廷で再生された。約25分間の映像はカラーで音は無く、片山被告が猫に触れたり、写真を撮ったりしているような様子が写っていたが、首輪を付ける場面はなかった。 

  12日午後も続いたパソコン(PC)遠隔操作ウイルス事件の初公判で、被告本人による異例の冒頭陳述を行った片山祐輔被告(31)。「どうか保釈を認めてください。私はもう疲れが限界です」と、声を詰まらせながら訴えた。

 片山被告は「毎朝、目が覚めるたびになぜここにいるんだろうという違和感に襲われる。拘束された生活に慣れることはない」と説明した。拘置所の医療面のケアが不十分などと訴え、「人生の浪費が耐えられない」と心境を明かした。

 裁判官に保釈を求め、「認めていただけると信じています。(逮捕から)1年という節目にお願いします」と話した。

 一方で、手ぶりを交えて検察側主張に詳細に反論。「丁寧に調べてもらえば、DNAの不一致やアリバイなどが確認され、逮捕されなかった」と主張した。

 「見切り発車の逮捕」「うそだらけの大本営発表」などと非難し、「4人も誤認逮捕しておいて、警察や検察は何も反省していない」と捜査批判を展開した。 

 
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